*choco×choco*

※スマートフォンからだと一部表示できない文字がある様なので、閲覧の際はご注意くださいませ…   チョコレート関係の写真整理用記録ブログですφ(ΦωΦ*)  始めたばかりなので色々と変わるかもしれませんが、まったり更新中♪  チョコレートはビター派(60~85%位)だけどコーヒーは甘くしないと飲めないので苦味に強いわけではなく、塩分は薄めが好みで酸味には強いのですが、唐辛子は大丈夫でも辛子・山葵などは食べれず、アルコールは梅酒を好む位でビール・ワイン・日本酒系は飲めないような嗜好なので、味覚の離れている方は参考にならなかったらすみません(;Φωl壁  また、味ものは桃や抹茶系を好む位なので、ホワイト・イチゴ等他のフレーバーのチョコは少なめだと思います(ΦωΦ;)  そして特に気になったものや、お土産物などのチョコ以外の物もあったり…(Φωl壁  携帯・スマホでの撮影のため特に昔の写真は画質が悪く参考にならないかもしれませんし、専門知識も無くだらだらと書いているので見難いものが多いかと思いますが、ごゆっくりどうぞ(*ΦωΦ)っ旦~   *2013.10.20*

タグ:スパイス

今年で20周年を迎え、“Patrimoine Universel 未来へのオマージュ”というテーマで開催されているサロン・デュ・ショコラ2015
福岡会場は先行が1/28で、1/29~2/14まで開催されており、一般初日は夕方になってもセレクションBOX全種余裕があったのですが、31日に行ってみると今年のテーマになっているショコラ・パトリモワンヌ ユニヴェルセルは完売していて、パトリモワンヌは18種と沢山のショコラティエの方々の多様なフレーバーが楽しめるので気になったものの、お値段も1箱9,990円とかなりのものなので、それならこちらのカカオにこだわったセレクションの方が好みに合いそうに思い、ワールド チョコレート マスターズと2種買って同じ位になるので 今年はメインテーマのBOXは止めようと思ったのですが、福岡会場はワールドチョコレートマスターズの取り扱いはなく、代わりにあった赤い箱のM.O.Fセレクションは一部昨年と同じショコラが入っていたり、個別に購入したブランドのアソートBOXと内容が被っているものもあるということだったので、結局こちらのみにしました
福岡会場はブランド数が少ないのに既に色々買い込んでしまい、賞味期限的に計画的に食べないと…という状況なのに今日もサロン・デュ・ショコラ3回目行く予定なのでまた買ってしまいそうですが(笑、やはり初めはセレクションボックスからいきたいと思います(*ΦωΦ)Ψ


image
Origine CACAO オリジン・カカオ
カカオがなくちゃはじまらない!
職人としてショコラの原点を見つめ直した、10人のショコラティエ。それぞれが思い思いにカカオ豆と向き合いながらクリエイトした渾身のひと粒を、ひと箱に詰め合せました。カカオの産地にこだわり、その産地ならではの豆の個性や魅力をさらに引き出す食材との組み合せ方など、ひとりひとりのショコラティエの個性も浮かび上がります。
A.パプアジ〈フランク・ケストナー〉
B.ブラジル〈ジャン=シャルル・ロシュー〉
C.ジャヴァ〈フレデリック・アヴェッカー〉
D.マダガスカル〈クリスチャン・カンプリニ〉
E.コロンビ〈フィリップ・ベル〉
F.デルガド〈アルノー・ラエール〉
G.マンジャリ〈クリスティーヌ・フェルベール〉
H.アクアカオ コロンビア〈ファブリス・ジロット〉
I.シエラネバダ〈パティシエ エス コヤマ〉
J.ガナッシュ ナチュール グリュエ〈パスカル・ル・ガック〉》

image
image
商品名:SELECTION BOX オリジン・カカオ
名称:チョコレート菓子
原材料名:カカオマス、砂糖、ココアバター、クリーム(乳製品)、バニラビーンズ、全粉乳、バター、カカオ豆、転化糖、ぶどう糖(小麦由来)、ブラウンシュガー、黒こしょう、牛乳、カカオニブ、カカオエキス、コーヒー、カルダモン、レモン果皮、洋酒、ソルビトール、乳化剤(大豆由来)、甘味料(イソマルト)、ゲル化剤(ペクチン:りんご由来)、酸味料、香料、安定剤(カラギーナン)、着色料(青2、二酸化チタン、黄4、赤102、赤40、黄5、青1、ウコン、コチニール、炭末)
内容量:10個 (10ブランドから各1個)
賞味期限:2015年2月14日 (1/31購入)
原産国名:フランス、日本
 ※セレクションボックスは海外より輸入したショコラ(一部を除く)を日本国内で詰合せております。
価格 ¥5,400(税込み):5,000+消費税400=5,400円 / 岩田屋 サロン・デュ・ショコラ催事場


公式ムック『ショコラティエ自らが、ショコラと産地を見つめ、ショコラティエとしての拘りを表現する「カカオの素材」をテーマにしたショコラをセレクト。
パッケージデザインはサロン・デュ・ショコラの主催者である、イベントインターナショナル社フランソワ・ジャンテ氏の手によるもの。』


image
仕掛けの細い切り込みが沢山あるため破れたりしないようになのか、箱を透明フィルムで包んであって丁寧で、箱はサイドから焦げ茶のゴムで留めてあります
image
image

こちらのセレクションボックスはツマミを引くと絵柄がカカオの産地→消費者への流れを表しているのか?、初めのイラストでは碇を降ろした船に沢山のカカオポットが積み込んであり、テーブルの上にもカカオポッドが山積みになっていて、ポッドを割ってカカオ豆が取り出され、オウムのカラフルな色合いも産地のイメージに馴染むんですが、現地ではオウムもカカオの実を食べていたりするのでしょうか?
image
 ↓
image
 ↓
image
ツマミを引くと「CHOCOLATERIE」という文字の通り 様々なチョコ菓子のイラストに変わり、紅茶を飲みながらショコラを食べている人達や外の通りを歩いているカップル等 お店や町の風景が描かれていて、ツマミ部分にも「2015」と現れます
筆記体が判別しにくいので違うかもしれませんが、オウムが居る絵柄の左上部分を翻訳サイトで意味の通るように読み取ってみると、「et pour toujours..... du bon chocolat S.Douce F.Jeantet」=「そして永遠に..... 良いチョコレート シルヴィー・ドゥース フランソワ・ジャンテ(主催者)」となるので、今年で20周年を迎えたサロン・デュ・ショコラへのメッセージが込められているようですね

image
蓋があまり開かないので写真が撮り難いのですが、ショコラの入ったトレーの上に透明フィルムが、その上に茶色の厚紙が乗っていて、焦げ茶色のパラフィン紙で包んで金の丸いシールで留めてあり、説明書きも入っています
image
image
image
image

image
蓋を開けただけだと甘味の方が強く香ったんですが、フィルムまで外すと香ばしいチョコの香りを感じられます
それでは、左上のAから順番に…
因みに 各ショコラティエのコメント・プロフィールは、サロン・デュ・ショコラ公式サイトにある今年のテーマ“未来へのオマージュ”に対するものです


A.パプアジフランク・ケストナー
Franck KESTENER フランス/ロレーヌ地方サレグミン
めぐって進化する未来ヴィジョン。
未来に伝えたいものは? 「僕のエスプリや考え方、創ったショコラ。それとショコラについての考察力かな。」あら、素敵なお答えね。「それは過去に存在したものかもしれませんね。それを僕が伝えようとしている。人に何かを伝えると、それは少しずつ進化して、また次の世代へ伝わっていくっていう。」うふ。すっかり酔わされてしまったわ、ワタシ。
サレグミン村出身。尊敬する父の下で修業を積むうちショコラの魅力に開眼。2010年にはパリにも出店。2014年にはドイツにも出店。》
image
『グレープフルーツ風味のペッパーを使用し、パプアニューギニア産のカカオの魅力を引き出したガナッシュ。今までのケストナーとは一味違う。』
image
他に比べて薄く大きめの正方形に盛り上がった円が2つデザインされ、本当にグレープフルーツのようなほんのり苦味あるすっきりした爽やかな香りに 少しスパイス感を感じられ、切るとジューシーな甘さも出てきて後からカカオの香りがしてきます
コーティングは薄く、66%だそうですが苦味もなく香ばしくて、ガナッシュは爽やかなフルーティーさがありながらペッパーも刺激と言う程強くなく 程良く効いていて、意外と甘味もあり、説明のイメージよりも食べやすくて美味しいです
公式ムックには「ノワールとレのガナッシュ、バニラカプチーノ」と説明があったのですが、別物でしょうか?(Φωl壁


B.ブラジルジャン=シャルル・ロシュー
JEAN-CHARLES ROCHOUX フランス/パリ
トラディショナルは永遠なり。
昨年11月に、ブランド10周年を迎えたロシュー氏。未来への展望は?「時代とか流行に合わせて新しいものも作っていますが、実はお客さまの9割ぐらいはクラシックなものをお求めになるんです。つまり、伝統的なショコラを。だからそういうものを未来に残していくのも大切な仕事だと思います。」味わいの歴史はこうして紡がれていくんですねー。
1973年リシュリー生まれ。「ミッシェル・ショーダン」などを経て2004年に独立。パリ・サンジェルマン地区にブティックをオープン。日本にもファンが多い。》
image
『ブラジルの希少なカカオを使ったピュアなガナッシュ。ブラジルのシンボル「蝶々」をプリント。』
image
ブラジル国旗模様の蝶がサイズ違いで3匹プリントされた長方形で、酸味と言う程はなさそうですが軽い爽やかな香りを追いかけてくるように熟したオレンジとかフルーティーな甘い香りも感じられ、切るとフルーツ系のお酢のような でも落ち着いた深みある香りとまろやかな香ばしさも感じられます
コーティングは72%だそうですが爽やかな香ばしさで食べやすく、ガナッシュはフルーティーな甘味からカフェオレのようなまろやかな香ばしさに変わっていき、まったりした香ばしさでココアのような感じもあります


C.ジャヴァフレデリック・アヴェッカー
Frédéric Hawecker フランス/シャトールナー
やっぱり愛です。愛がベストです。
「未来へ伝えたいこと・・。この仕事を愛して、最上のものを作ろうと努力すれば、ショコラやスイーツにその愛は感じられるということ。愛を込めてベストを尽くす。それが若い世代に伝えるべきことかな。」愛ひとすじにショコラを作れば、お客さまにもそれが伝わる。これはどの時代でも変わらないことだとアヴェッカー氏は、微笑むのでした。
1976年生まれ。2011年にM.O.F.を取得。確かな技術から製菓学校の講師を務めていたこともあり伝統的なショコラを若い世代へと引き継いでいくことにも大変熱心。》
image
『ジャヴァ島産のカカオを使用したガナッシュ。強めの燻製香とスパイシーな味わい。』
image
コーティングの表面に明るい茶色の粒々が見られ、トークショーで試食した時はスパイス系の香りはあるけどフルーティーでまろやかで美味しく感じていたのですが、このBOXでは少しの爽やかさとしっかりビター感も感じられる香ばしさに ほんのりスパイシーさを感じ、切るとスパイスと相まってビーフジャーキーなど旨みある香ばしい香りに感じられて面白いです
こちらのコーティングは70%だそうで スパイスというより燻製したような味わいで、ガナッシュは樹木のような爽やかな香ばしさがあり、特徴的ではありますが説明のような強さよりも自然な甘味を感じられます
トークショーでの試食は試食用のミニサイズなのかと思っていましたが、元から小ぶりだったんですね

 
D.マダガスカルクリスチャン・カンプリニ
Christian CAMPRINI フランス/ヴォール県オピオ
強く、自分らしさをショコラに注ぐ。
未来に残るショコラとは?の質問に「孫にまで伝えてくれるようなショコラってアイデンティティーが強く投影されているモノじゃないかな。自分自身とか地元とか。」では100年後のショコラは?「高級ショコラはとても貴重でものすごく希少なものになるでしょうね。でも世界中の人々がショコラを食べ続けていると思いますよ。」絶対そのはず!
3つ星店のシェフ・パティシエとして活躍後、2004年にM.O.F.を取得。一流ホテルなどへの卸を中心に、2012年には南仏のヴァカンス地、ヴォルヴォンヌにお店をオープン。》
image
『カンプリニ氏が大好きなマダガスカル産のカカオにマダガスカル産バニラ、胡椒をアクセントに加えたガナッシュ。』
image
公式ムックによるとオーガニックカカオを使用しているそうで、角に丸い突起物があり、バニラアイスにチョコをトッピングしたような甘い香りで 後からスパイシーな香りもしてきて、切るとまろやかな酸味を感じられます
突起の丸い部分はバニラのドライパウダーだそうで 食べるとバニラの良い香りが優しく続き、こちらはコーティング72%・ガナッシュ64%らしく、コーティングはバニラの香りが移りまろやかで香ばしくて、ガナッシュのバニラと胡椒は意外と合い 甘味がありながらもじんわりと底で胡椒がバニラを引き立て、香りより落ち着いた味わいでちょっと大人びたオシャレなビターチョコというイメージです


E.コロンビフィリップ・ベル
Philippe BEL フランス/リヨン地方モンブリゾン
男は黙って追求するのみ。
「まず、未来も僕は働いているだろうね。引退する気はまだないよ。量を増やすとか、お金を儲けるとかじゃなくて、仕事の質を追求したい。ショコラの未来?夢見るような高級車とその逆の車みたいに両極端のものが生まれているからね。僕らのような職人は憧れられるほうのショコラを作るために、さらにがんばるしかないね。」兄貴!ホレボレします〜。
2004年にM.O.F.を取得。大手メーカーでコンサルタントを長く務め、06年に独立。リヨンの郊外と市内に店舗。2013年にラボを新設。まじめで優しい人柄に惹かれるファンも多い。愛妻家。》
image
『スゴく濃いショコラに仕上げたいというカカオ感満載のボンボンは、コロンビア産のカカオを使用。』
image
表面にTのような碇のような凹凸があり、ビターチョコらしい香ばしい香りで甘さも感じられ、切ると万人から好まれそうな深みのある香ばしさと ほんのり酸味もあるけど苦くなさそうな食べやすそうな香りです
コーティングは少しシナモンの入ったビスケットのようなまろやかな香ばしさで、公式ムックによるとガナッシュは65%ということですが生クリームのまろやかな味わいと爽やかな洋酒が入ってそうな上品さがあって、香りよりもビター感は控え目でスペキュロスのような色んな味わいを感じられます

 
F.デルガドアルノー・ラエール
ARNAUD LARHER フランス/パリ
伸びてゆけ、カカオのクオリティ。
「10年、20年前と比べて、ものすごくカカオの質が向上しているんですよね。そのことで、未来のチョコレートは、さらに質の高いものができるはずです。」と目を輝かせるラエール氏。M.O.F.の審査員をつとめながら、自らのクリエイティビティも高めるべく美味を探求。たゆまぬ努力は当然のこと、カカオの未来が素晴らしきものであるよう願っている。
ピエール・エルメ氏に師事後、1997年に独立しパリに出店。2007年にM.O.F.取得。2013年にC.C.C.で5タブレット獲得。ルレ・デセール会員。現在サンジェルマン店を含む3店舗を運営。》
image
『ベネズエラではポピュラーな名前のデルガドさん。その名前を付けた、ベネズエラ産のカカオのピュアガナッシュ。』
image
Aパプワジと同じく薄く大きめで 表面が波打った上に2本線があり、こちらもビターチョコらしい香りですが爽やかさがあって、切ると爽やかさのある力強い香ばしさを感じられます
こちらはコーティングもガナッシュも70%だそうで、コーティングはしっかりビター感があり、ガナッシュは少し甘酸っぱいようなフルーティー感があって、コーティングとガナッシュが合わさるとバランスが良いので、これまでの中では一番誰でも食べやすくて美味しいと感じれるような ミルク派の方にも挑戦しやすいビターチョコだと思います

 
G.マンジャリクリスティーヌ・フェルベール
Christine FERBER フランス/アルザス地方ニーデルモルシュヴィル
宝物を次々に引き継いでいきましょう。
「パトリモワンヌとは引き継いでいくもの。例えば、ショコラ作りの先人たちが機械や道具を作る努力をしてくれたからこそ今がありますよね。私は過去のこういう『宝物』をとっても尊敬しているの。」とフェルベール女史。過去を知ることでショコラの歴史へ尊敬が生まれ、その気持ちこそがショコラの未来を作るってことですね〜。ステキです!
1960年アルザス生まれ。1980年に父の店「メゾン・フェルベール」のパティシエに。コンフィチュールの名手にしてショコラの名手でもある。》
image
『カルダモンとレモンの風味を持つマンジャリガナッシュ。フェルベール氏は、とにかくマンジャリが大好き!
※デザインが変更になっております。(味に変更はございません)』
image
同系色で薄らカカオポッドがプリントされ、レモンのような爽やかさと香ばしい甘味ある香りで、切ると爽やかさと香ばしさが相まって甘酸っぱいフルーティーなお酢のような香りにも感じられます
コーティングはビスケットのような香ばしさに ほんのり爽やかさがあり、ガナッシュはレモンが効いていて爽やかに甘いんですが 酸味はないので、フルーティーでこちらも誰にでも食べやすい味わいだと思います


H.アクアカオ コロンビアファブリス・ジロット
FABRICE GILLOTTE ファブリス・ジロット フランス/ディジョン
僕が未来で逢いたい人。
未来のショコラティエ像について伺うと「デザインだけにこだわったり、自分が前に前に出る人は淘汰されるよね。AからZまで基本がある人。己の哲学を持って、伝統とクオリティーと味を守り続ける人が当然のことながら生き残るでしょう。カカオからという流れも一方ではあるだろうけどね。」と語ってくれたジロット氏。そこのキミ! 肝に銘じなさい!
16才から修行を開始。26才でM.O.F.を取得。2008年以来、7年連続でC.C.C.が選ぶ最高のショコラティエの1人に選出。味だけでなくデザイン性にも評価が高い。》
image
『マヤの人々が水とココアで作ったというドリンクをイメージ。コロンビア産カカオを主役に、煎ったカカオ豆のジュレをサンドした濃厚なボンボンショコラ。』
アクアカオ
原点に戻る 水からすべてが誕生した 本物で完璧な作品 華やかでありながら軽やかで はっとするような濃厚な食感 煎じたカカオ豆のジュレ入りピュアカカオのガナッシュ》
コロンビア:コーヒーとミルクキャラメルのアロマ。わずかに収斂性のある味わいを特徴としています。
image
切れるより先に側面が割れてジュレが飛び出てきてしまいました…
マヤ人のドリンクをイメージということなのでその伝統模様なのでしょうか? カフェオレのような柔らかい茶色で模様がプリントされていて、苦味がありそうなしっかりビターな香ばしさで、切ると爽やかな甘さが香ります
コーティングはまったりした香ばしさに少し苦味もじわりと来る感じで、ガナッシュは爽やかさのあるエキゾチックなハーブのような少し薬っぽい雰囲気があり、ジュレというよりもとろりとしたテクスチャーでローストした香ばしさのあるハチミツみたいで、食感の面白さはあるんですが ハーブ系が苦手だと好みが分かれそうな気もします
公式ムックによると「甘さと軽い酸味が特徴のコロンビア産カカオ豆を使用。煎ったカカオ豆のジュレをガナッシュでサンド。」ということで、大昔はカカオは薬として色んな香辛料を混ぜて飲まれていたので、模様と共に想いを馳せながらアクアカオのシリーズを食べ比べるのも楽しそうですね

 
I.シエラネバダパティシエ エス コヤマ
Pâtissier es koyama 日本/兵庫
日本が誇るコヤマ・センス。
「今まで以上に自分らしく、表現の翼を広げていきたい」と言う小山氏。今シーズンのテーマは「SENSE」。50年の人生の中で出逢ったさまざまな刺激をショコラへと昇華させています。「ショコラティエ」としてだけでなく「カカオティエ」としてのスキルもさらに磨き上げていくそう。
2011年から4年連続パリのサロン・デュ・ショコラに出展。2011年、2012年、2014年に最も権威のある「外国人部門最優秀賞」を授賞。またC.C.C.の最高位を4年連続で獲得。》
image
『カカオハンター小方真弓氏がコロンビアから厳選した希少で魅惑的なカカオを使用。』
image
斜めに2本線が入った長方形で、爽やかで香ばしい深いビター香ですが 控え目な香り方で、切ると爽やかさとすごくクリーミーな香りがして驚きました
Colombia Cacao Origin No.3に同形のシエラネバダが入っているので同じものになるのでしょうか?(Φωl壁
《特徴:「カカオの果実のようなチョコレート」のイメージに忠実に作られた作品。5000m級の高山のすそ野に広がる森の中で育まれる、その澄んだ芳しい香りとふくよかな味わいには、"これがチョコレート?"という驚きが秘められています。
味覚イメージ:フェミニン&クール
赤ワイン(ボルドー)、レーズンに似た果実香、心地よい渋み》
ということで、確かにコーティングからワインやレーズンみたいな葡萄系の味わいがあり、ガナッシュはまろやかさもあるんですが香りのイメージよりスッキリと爽やかでコーティングより瑞々しいフルーツ感があって、特徴があるので好みの差も出てきそうですが 説明の様にワインやレーズンがお好きな方には好まれそうですね


J.ガナッシュ ナチュール グリュエパスカル・ル・ガック
Pascal Le Gac フランス/サン= ジェルマン= アン=レー
いつまでも自然体で、心をこめて。
「つねに自問自答しながら仕事をするんです。これで満足とか、必ずこれでうまくいくとか思わない。」明日は ? 1年後は ? と絶えず未来のことを考えているというル・ガック氏。「味覚も文化も全部違うお客さまをリスペクトして、質の良いものを、心を込めたものを作るように心がけています。」謙虚で、前向き、努力家。いつもながら頭が下がります。
2008年にパリ郊外にショップをオープン。2009年度から5年連続してC.C.C.の5タブレット、2014年度には金賞を受賞。大人気のショコラティエ。》
image
『マダガスカル産カカオの上品な香りに魅せられたのが、創作のきっかけ。カリカリとしたカカオ豆の粗挽きの食感も。』
image
点々とした突起が8個円状に並び、苦味ある力強いビターな香りもありながら 暫くするとまろやかな甘味ある香りもして、切ると酸味がありそうな香ばしいカカオニブがしっかり香ります
爽やかさのあるフルーティーなコーティングで後からビター感が広がり、ガナッシュの方が更にフルーティーで ニブは香りより強味がなく軽い香ばしさといった感じでガナッシュの水分でしっとりとなっていて、フルーティーな味わいが強いので香りやカカオニブ入りというイメージより食べやすく、ニブに慣れてない方でも美味しく食べれると思います


個人的にはF・G・J辺りが好みでしたが、日本向けだとミルクチョコ系の詰め合わせが増える中、Bean to Barにしても こういったビター系が増えてくれて今年は嬉しいです
セレクションボックスはお高いとはいえパトリモワンヌから売り切れ、他2種はまだ余裕があったので、こういった詰め合わせはまだ人気がないのかもしれませんが、来年もビター系のボックスがあることを願いたいです


続きを読む
    mixiチェック


  Merry Christma

ということで、昨日のクラリスに続いてDEBAILLEULのショコラを…
CÉLESTINE(セレスティーヌ)に入っている2014年冬季限定ショコラの単品は ひいらぎの葉デザインの”ノワゼットミルク”だけ売り切れていたのですが、形状が違うだけで定番のメイユールアムールと同じ物ということだったので、他のクリスマスショコラ2種と共に追加購入し、ピール系も1本から販売されていたので試しに3種買ってみました
馬柄のジンジャービターとソリ柄のスペキュロスビターのみクリスマス限定フレーバーだそうなので、この2種があって良かったです

image
こちらはアソートボックスではないので、容量に合わせたサイズの黒い箱に好きな物を詰めてくださいます
image
リボンもかけれるようですが、自宅用と断ったのでシンプルに…

image
リーフレットの方が箱より大きいので別付けになっていますが、クラリスと同じくボール紙が乗せてあり、中に取り扱いに関しての説明書きが入っているので、もしこれだけでプレゼントしてしまったとしても安心そうです
image

image
切り込みに差し込んでシールで留めるようになっていて、アソートBOXじゃなくても内側まで凝っていますね
image

image
パンプルムースは粉砂糖がまぶしてあるので、1本だけの購入でもわざわざ小袋に入れてくださいました
image

image


ということでクリスマスショコラから…
image


ジンジャービター (2014年冬季限定ショコラ)
《しょうがの刺激とカカオの香りが調和したビタープラリネ。
「雪の上を軽快に走る美しい馬」をイメージしたデザイン。》
image
香りを確かめていたら写真を撮ったと思い込んでカットしてしまい、写真が…
花のような良い香りで甘さも感じられ、切ると香りは落ち着き気味になりますがジンジャーっぽさを感じられるように…
image
ジンジャーが染みこんでいるのかコーティングは少しナッツのような感じもあるビターで、香りは弱かったのにプラリネはジンジャーそのもののようなしっかりした味わいで、コーティングと合わさると醤油のような風味も感じられます


MEILLEUR AMOUR (メイユール アムール)
《PRALINÉ/NOISETTES GRILLÉES CARAMELISÉES/CHOCOLAT AU LAIT
深煎りヘーゼルナッツのプラリネ入りミルクチョコレート》
image
ナッツとビスケットのような香ばしい香りで、切ると深みあるナッツの香りがいっぱいに広がります
image
コーティングのミルクチョコは上部だけ厚めだし形状も違うので素材は同じとしてもノワゼットミルクと少し感覚は変わりそうですが、プラリネというよりガナッシュの様にとろりとして濃縮したように濃く 甘味もありつつ味わい深くて、コク深いミルクチョコとマッチしてコーヒーと合わせたくなるような濃厚な味わいです


スペキュロスビター (2014年冬季限定ショコラ)
《ベルギーでは定番のスパイスの風味が香り高いビタープラリネ。
「プレゼントでいっぱいのそり」をイメージしたデザイン。》
image
ほんのりビター感があり こちらの方がジンジャーのような良い香りと 少し爽やかなフルーティーさも感じられ、切るとスペキュロスらしいスパイス感とジャンドゥーヤのような落ち着いた香りを感じられます
image
香ばしいビターコーティングで、香りよりスパイス感は控え目で ビスケットのような落ち着きもあるので食べやすく、口溶けは滑らかなのに噛むとシャリシャリと音がして面白いです
ソリをひいているイメージでこういった食感にしてあるのでしょうか…?



FRIANDISES(フリアンディス)…量りチョコレート
箱詰めされた状態でも販売されているのですが、ピール系やマンディアン、ロシェ等は1つから量り売りで購入できます
image
 左:オランジェット・中央:シトロネット・右:パンプルムース
image
ORANGETTE (オランジェット)
《ORANGES CONFITES/CHOCOLAT NOIR
オレンジピールをビターチョコレートでコーティング》
少しスモーキーなビターにほんのりオレンジの香りが感じられ、切るとオレンジが活き活きと広がります
コーティングはしっかりビター感がありますが、オレンジピールは中まで甘さが染みこんでフルーティーなので、落ち着いた味わいだけどしっかり甘味もあって子供から大人まで楽しめそうな美味しさです

CITRONNETTE (シトロネット)
《CITRON CONFIT/CHOCOLAT LAIT
レモンピールをミルクチョコレートでコーティング》
落ち着いたミルク感に少し爽やかさがあり、切った瞬間は少しレモンを感じたのですが切っても香りは弱いです
コーティングはボンボンショコラ同様落ち着いたミルクチョコで、レモンピールは周りがほんのり甘く爽やかで、切った感触ではしっかりしていたものの硬いほどでもなく、初めはミルクチョコの深みある味わいが強めですが、苦みはないのにピール独特のピリッとした感覚もあり後味が爽やかです

PAMPLEMOUSSE (パンプルムース)
《PAMPLEMOUSSE CONFIT/CHOCOLAT LAIT
グレープフルーツピールをミルクチョコレートでコーティング》
粉砂糖がまぶしてあるので金平糖とか甘い砂糖菓子のような香りで、切るとオランジェットやシトロネットより柔らかくグレープフルーツがフルーティーです
粉砂糖がまぶしてあるだけなのにコク深さはあるもののミルキー感がUPした感じで甘くなり、ピールと思えないくらいフルーティーなグレープフルーツ感があって、ホワイト~ミルク派や子供に好まれそうな味わいです


2015バレンタインコレクションに載っているオランジェットとシトロネットの箱売りを見ると、価格・g数は同じなのにシトロネットの方が倍入っているのでオランジェットは大振りなのかと思ったのですが、確かに太目でも倍もある感じはなく…?
オランジェットとシトロネットはまとめて量り売りだったので2本で259円、パンプルムースは粉砂糖がまぶしてあるから別なのかg当たりの単価が違うのか 値段を気にせず買ったので分からないのですが(苦笑、1本で量られ103円でした
オレンジはピールや輪切りにチョコがけされたもの等見かけることも多いですが、レモンピールは少ないですし、グレープフルーツピールまであるのは珍しく 幸福のチョコレート講座でフィリップパスクエ(スイス)のポンプルムスしか食べたことが無かったので、ピール系好きな方には種類が豊富な上に1本から好きな量で購入できるのは嬉しいですよね


原材料名:
<ジンジャービター> 不明
<メイユール アムール> 不明
<スペキュロスビター> 不明
<オランジェット>砂糖漬けオレンジ、カカオマス、砂糖、ココアバター、全粉乳、脱脂粉乳、乳化剤、香料、(原材料の一部に小麦、大豆を含む)
 アレルギー物質:小麦、乳、オレンジ、大豆 (オランジェット バロタンより)
<シトロネット>原材料:砂糖漬けレモン、砂糖、ココアバター、全粉乳、カカオマス、脱脂粉乳、乳化剤、香料、(原材料の一部に小麦、大豆を含む)
 アレルギー物質:小麦、乳、大豆 (シトロネット バロタンより)
<パンプルムース> 不明
内容:プラリネ×3粒、量り売りフリアンディス×3本
価格:1,334円(900+240+96+税) / 福岡三越 DEBAILLEUL



    mixiチェック

ショコライベントのお土産で頂いたハロウィン限定初登場GODIVAのマジックマカロンショコラ
10月初旬だとまだ日中30℃位まで上がるので保冷バッグと保冷剤を持って行っていたんですが、この日は台風で風雨や飛行機の遅延には悩まされたものの、気温がぐっと下がってくれたおかげで持ち帰りしやすい点は有り難く、空港での荷物検査もなるべく横にしないようお願いして連れて帰ってきました
こちらは1種のみ かつ既に販売されている物なので、GODIVAに分類してご紹介を…


市川歩美・平岩理緒 ショコライベント第7回 ~2014-2015 ショコラシーズンの始まり~ 午後回参加レポ 
 ①未発売の最新作ショコラ
 ②お洒落な ”プチギフト” ショコラ
 ③2014年秋のトレンド、洋酒×ショコラ 
 ④おやつにいただきたいショコラあれこれ
⑤お土産 (マジック マカロンショコラ)

『』=イベント説明書より
《》=公式サイト・リーフレットより
〈〉=ブログ・facebook・twitter等より



image
マジック マカロンショコラ Magique Macarons Chocolats
《愛らしいパンプキンマカロンとヘーゼルナッツプラリネが入ったジャンドゥーヤ、2種類のマカロンをハロウィン限定パッケージに詰め合わせました。》

image
名称:洋菓子
原材料名:〈パンプキン&ミルクチョコレート〉 チョコレート、粉糖、アーモンドパウダー、卵白、ホイップクリーム、砂糖、植物油脂、パンプキンペースト、油脂加工食品、洋酒(ウォッカ)、カラメルソース、砂糖結合水飴、乾燥卵白、パンプキンパウダー、ココアパウダー、ココアバター、香辛料、乳化剤、香料、着色料(黄5、カロテノイド、二酸化チタン、黄4、赤3、青1)、(原材料の一部に乳、大豆を含む)
 〈ジャンドゥーヤ〉 チョコレート、粉糖、アーモンドパウダー、卵白、ヘーゼルナッツペースト、ホイップクリーム、砂糖、植物油脂、洋酒(ウォッカ)、砂糖結合水飴、ココアパウダー、ココアバター、乾燥卵白、油脂加工食品、乳化剤、香料、着色料(黄4、二酸化チタン、赤102、青2、赤2、黄5)、(原材料の一部に乳、小麦、大豆を含む)
内容量:3個 (パンプキン&ミルクチョコレート×2、ジャンドゥーヤ×1)
発売日:2014年9月18日(木)~10月31日(金) ※オンラインショップでの取扱いはございません。
参考小売価格:1,512円(税込)


Halloween 2014 / ハロウィン限定「マジック コレクション」
ふわり。そろり。甘い夢をしかけに。
今年のゴディバのハロウィンは、空を飛ぶためのホウキや足先が尖ったブーツをまとった、ミステリアスな雰囲気を持つ魔女とかぼちゃ、そしてその魔女に仕える 黒猫のイラストが印象的なデザイン。
「マジック」(フランス語で“魔法”の意)の名の通り、まるで魔法をかけられたような不思議な雰囲気が漂うコレクションです。
ハロウィンが楽しくなるゴディバの『マジック コレクション』を、ホームパーティーやプチギフトなどに、ぜひお贈りください。》

《『マジック コレクション』には、ハロウィン限定カレ「カレ ミルククランチ」が登場。また、ラッピングチョコレートからは「トリュフ ミルク キャラメル アップル パイ」「キャラメル ミルク ソルテッドトフィー」「キャラメル ミルク」の3種の季節限定粒をご用意しました。
  「マジック マカロンショコラ」と「マジック パンプキンクッキー」もハロウィン限定で初登場。さらに、魔女に扮した可愛らしい「GODIVA HELLO KITTY」も登場し、多彩なラインナップでハロウィン気分を盛り上げます。
  ハロウィンを不思議に、そして楽しく彩るアイテムとして、大人から子どもまでワクワクさせるゴディバの『マジックコレクション』を、ぜひご活用下さい。》

ということで、現在2014年10月1日(水)~2015年1月6日(火)限定でマカロンショコラに「オレンジ&ダークチョコレート」「ロイヤルミルクティー&ホワイトチョコレート」「キャラメル&ミルクチョコレート」「バナナ&ダークチョコレート」の4つの新フレーバーが出て全9種になっているそうですが、このマジックマカロンショコラはまた別で、ハロウィンのみの限定品になるそうです
また、人気の「マロン&ミルクチョコレート」と「ロイヤルミルクティー&ホワイトチョコレート」「キャラメル&ミルクチョコレート」を詰め合わせた「マカロンショコラオータム」というセットもあり、リボンもダークレッドになっていてフレーバーも見た目も秋らしいですね


image
こちらのマジックマカロンショコラはリボンではなく オレンジのゴム紐を結んで留めてあり、フタは黒~紺~紫~赤と濃色のグラデーション地にゴールドでGODIVAロゴが型押しされ、オレンジ色の沢山のカボチャや魔女・箒がデザインされていて色味も映えるし、箱の側面も煌めく星々の間をコウモリが飛んでいたりとハロウィンらしさ満点で、魔女の服に水玉やストライプの継ぎ接ぎがあるのもオレンジばかりで単調にならずに可愛いですよね
image
image
どこかにラッピングチョコにデザインされている魔女帽を被った猫ちゃんもいないかな~?と思ったのですが、マカロンショコラには居ないようです…
あの猫のなんともいえない表情が「Trick or Treat ?」と言ってそうでマッチしてますよね

image
マカロンは仕切りのあるケースに入って筒状の透明カバーのフタ(?)もあり、更に袋に密封されていて厳重で、説明のカードも添えられています
image
image

image
image
image
ということで、袋を開けてケースをスライドさせ やっとお目見えです
image
これはどちらから開けても柄が正面に向くように片方は逆さまに入れてあるのでしょうか?(Φωl壁

image
パンプキン&ミルクチョコレート
『パンプキンのイラストが愛らしいハロウィン限定マカロン。』
「パンプキンキャラメルガナッシュをサンドしたマカロンをミルクチョコレートでコーティング。
ほんのりとしたスペキュロススパイスが深みのある味わい。」

ジャンドゥーヤ
「丁寧にキャラメリゼしたヘーゼルナッツプラリネとミルクチョコレートのガナッシュをチョコレートマカロンでサンドし、ダークチョコレートでコーティング。
上質な甘さとほろ苦さが絶妙なバランス。」

image
チョココーティングされたマカロンの上にパレットチョコが乗っているような見た目で、約直径5cm×高さ2.5cm位のサイズです
パンプキン&ミルクチョコレートは箱の蓋のカボチャに顔がついて ジャック・オー・ランタンになっていて可愛いですね
image
パンプキンの断面は新フレーバーのキャラメル&ミルクチョコレートに似ていますがこのコレクションのみの味のようで、キャラメル&ミルクチョコレートはキャラメルなのに中がオレンジ色なのも面白いです

ジャンドゥーヤは既存のマカロンと同じくGODIVAのロゴが上部にプリントされていて、外観は新フレーバーのバナナ&ダークチョコレートに・断面はダークチョコレートに似ていますが、こちらもこのセットのみの味のようです


image
image
ミルクチョコの甘味と少しパンプキンの香りがして、左側の逆さまの方がパンプキンの香りが強めだな~?と思ったら、コーティングのチョコに穴が空いていた所為で香っていたみたいで(笑、切るとスイートポテトのようなカボチャのやさしい甘い香りが強くなります
コーティングのミルクチョコはミルク感が強めで結構甘くて、マカロンはサクサクというイメージだったんですが、ケーキっぽいというか しっとりしているけれど軽く、初めは甘味が強めに感じられるものの、段々カボチャの味わいもきちんと感じられてきて、全体的には結構甘目だけど後になるほどスペキュロスを感じられるので意外と食べやすいし、洋酒は僅かでスパイス感も強くはないんですが ゆったり味わえてカボチャに深みが出る感じで程良くて、お酒やスパイスが苦手な方でも気にならないと思いますし、秋らしい味わいで季節を楽しめますね


image
image
ジャンドゥーヤは少しお酒っぽい香りで 切ってもそこまで変化はなく、切った衝撃でもう片方の上のチョコ部分が外れてしまったので マカロンと別々に食べてみると、上部のチョコは香ばしく少しスモーキーなビターチョコにジャンドゥーヤの味わいでビター感があるものの、マカロンは中のガナッシュのしっとりさが分かる位の軟硬さで 上部のチョコのイメージよりかなり甘くてビックリ
もう半分をちゃんと上部のチョコごと食べると 薄いながらもマカロン部分に負けずにジャンドゥーヤも感じられるし、甘さも程よくなって、後味にほんのり洋酒も感じられました

結構厚みはありますが軽くて食べやすいし、でも甘味があるので1つでも満足感があり、この組み合わせだとミルクチョコが多いので自分では購入しようと思わなかったでしょうから、こうやってお土産で頂けて楽しめて良かったです(*´∀`*)

マジックコレクションは種類が豊富なので好みに合わせて選べるし、ハロウィンも楽しくなりそうですねヾ(*ΦωΦ)ノ*★°˖Happy Halloween˖°*



    mixiチェック

10月5日にショコラコーディネーターの市川歩美さん&スイーツジャーナリストの平岩理緒さん主催のショコライベント第7回  ~2014-2015 ショコラシーズンの始まり~ の午後回に参加出来て、未発売のショコラ等も紹介があり試食させて頂けて…
「①未発売の最新作ショコラ ・ ②お洒落な ”プチギフト” ショコラ ・ ③2014年秋のトレンド、洋酒×ショコラ ・ ④おやつにいただきたいショコラあれこれ」の4区分に渡って13ブランドで計15種の紹介+⑤お土産 (マジック マカロンショコラ) まであって長くなるので、1つずつ区切ってレポを


そもそも昨年このイベントの事を知り、開催後に紹介のツイートがあったのでtwitterで話しかけたところ、何度もお返事くださって「ぜひ機会があればショコライベントにもお越し下さいね^^」と仰って頂き、遠方で参加は中々難しいので他県での開催や偶然のチャンスがないかと望んでいたのですが、今回 調度前日にフィギュアスケート観戦でさいたまスーパーアリーナに行く予定で、試合後のアイスショーまで見ると日帰りは無理だったので、宿泊して翌日写真展やチョコレートショップでも巡ろうかと考えていたら、このタイミングでショコライベント開催ということで、告知を見て嬉しくて
今回は8/22から予告されていたのですが、見逃していて再告知で気付き、募集は9月上旬予定ということで毎日チェックしていると、9/13深夜twitterで募集開始のお知らせ
翌朝気付いて申し込むとすぐに地図付きでお返事までくださって、修学旅行と祖母の付き添いでしか東京に行ったことのない私には地理も交通も分からないので有り難かったです

が、当日MAMANOさんですごチョコショットを頂いてから向かうと開始まで30分以上あり、その前に乗り過ごして東京駅で降りたついでにカカオサンパカに寄ろうとしたら方向が分からなくなっていたので、青山店なら会場から近いし寄ってから向かおうとそのまま乗り過ごして向かったら、前にいらっしゃったお客さんがすごく長くて…
購入すると時間がギリギリになりそうだったので、慌てて迷うといけないと思いタクシーで向かうと、運転手さんに地図も見せたので大丈夫と思い込んでいたら、今度はタクシーが会場を通り過ぎているという事態にΣ(ΦωΦ;)
場所確認の電話をすればよかったのですが、焦っているとそんなことも頭から抜け、雨の中自力で探して辿り着くと5~10分くらいは過ぎていたのでしょうか…すでに説明が始まっていて、後ろのテーブルに1つ空きがあったのでそちらにお邪魔させて頂きました
スタッフの方には準備の手間をかけてしまったり、参加している皆様にも話の途中でお邪魔してしまい申し訳なかったです((;Φωl壁

image
ということで、受付で名前を伝え着席すると、テーブルにリーフレットとお水やお皿、切り分ける用のナイフも準備されていて、頂いたリーフレット類だけでもこんなに沢山に
といっても既に始まっていたのでゆっくり目を通す暇もなく、もっと読みながら聞けていたら分かりやすく 記憶にも残っていたのかな~と後悔しましたが、後から詳細な情報を見返せるので、お忙しいなか説明書きまでまとめてくださって有り難いです

1テーブルに5~6人ずつで私の隣は男性だったのですが、男性は3~4人ほどいらっしゃったでしょうか…常連さんやグループで参加されている方など様々で、持ち帰り用の容器を持ってくるよう告知をされていたのですが、Myナイフや小分けの袋など色々と工夫して持ってきてらっしゃる方がいて、今後の参考にもなりました

席の関係で照明の位置的に写真が暗くなり見辛いのと、それぞれの箱は終了後に撮らせて頂いたので間違っていたらスミマセン(;Φωl壁


<概要>
市川歩美・平岩理緒 ショコライベント第7回
日時:2014年10月5日(日) 10時半-12時半 / 14時-16時  
場所:外苑前
参加費:6500円 
定員:各回28名×2回
 
内容:人気ショコラティエ&パティシエの今シーズン最新作  注目のチョコレート菓子 日本未発売の海外チョコレート各種 チョコレートのアイスクリーム  など 10数ブランド程度の厳選チョコレート&チョコレート菓子を召し上がっていただく予定です。 さらに素敵なお土産付!

<プロフィール> 
*平岩理緒さん*
スイーツ情報サイト「幸せのケーキ共和国」主宰。 スイーツジャーナリストとして全国銘菓に精通し、「All About」スイーツガイド、日経新聞電子版・3つ星スイーツ選定員、おとりよせネット達人も務める。 TVチャンピオン「デパ地下グルメ」優勝。著書に『3つ星スイーツ -プロが選ぶ究極の逸品130』『アフター6のスイーツマニア』 twitter 
 
*市川歩美さん*
ショコラコーディネーター。大学卒業後民間放送局に入社、ディレクターとして数多くの番組を企画・制作。現在はメディア向けのショコラ情報のコーディネーターとして活動。
チョコレートの商品企画、販売に関するコンサルティング、Correspondante du Club des Croqueurs de Chocolat(C.C.C公認)として日本の優れたショコラトリーを世界に紹介するお手伝いも行っています。
「All About」チョコレートガイドおとりよせネット達人Chocolat Lover's Net* -チョコレートのブログ-facebooktwitter 
(ショコライベント第7回参加募集のお知らせ、facebookより抜粋)


続きを読む
    mixiチェック

こちらも2/1に福岡のサロン・デュ・ショコラで購入したLE CHOCOLAT DE HのC.C.Cで5タブレットを獲得したC.C.C.ナノショコラ
辻口博啓氏は今回が初出店ながら、5タブレット+アワードを獲得したということで、昨年受賞時にニュースでも取り上げられていて、今年のバレンタインは福岡の三越に来店予定もあったのですが、FORTISSIMO Hのフォンダンショコラのカビ事件があり、その影響から中止になっていたりと色々大変そうでした
詳しくは後述するとして、サロン・デュ・ショコラのブースでは店員さんがそれぞれのBOXに何が入っているか違いも分かっておらず、尋ねても逆に疑問形で返ってくるような状態で、せっかく受賞作品もあるのに勿体なく感じました…(ΦωΦ;)

Nano Chocolat(ナノショコラ)=細胞で感じるショコラ
日本人ショコラティエとして、何を訴えるか?和素材を使用したショコラというだけでなく、全く新しいことを提案をしたいという強い気持ちがあり、そこでナノ化の技術に出会いました。それは10億分の1の世界です。世界の誰も考えつかなかったカカオニブ全体をナノ化して、全く新しいショコラの香り・余韻を出せる原料を開発しました。
これは歴史と共に発達してきたショコラの技術に新しい1ページを加えることになったと確信することになりました。
結果、C.C.C.より「彼のつくるショコラは極限まで洗練され、繊細で、革新的な技術がその味をより引き立てています」「彼はまさに錬金術師であり、繊細な味わいのすべてを表現する術を知っています」「彼は日本の至宝」とまで評価、紹介されました。』
というものなんですが、昨年受賞のニュースを見た時もナノ化した~という事しか分からず、チョコレートはカカオを粉砕して作られるので、詳しく知らない私からしたら、ただ細かくなっただけでそんなに凄いことなのか分からず、細かくなった分 表面積が増すから香りや味を感じやすくなるとかなのかな??という状態だったんですが、コンセプト(↓)を見て納得
細胞で感じるショコラへ
これは、クーベルチュールでもカカオパウダーでもありません。カカオニブを最先端技術でナノ化した、まったく新しいショコラ原料です。砂糖は入っていません。コンチングはしていません。しかし、そのまま食べても甘く、おいしく、何よりもカカオ豆の野生の香りが一面に広がります。カカオの粒子がナノレベルまで小さくなるから、表面積が広がって、人間の舌に旨みを強く感じるようになる。栄養素が体に吸収されやすく、まるで細胞の奥まで、カカオの風味が行き渡るようです。歴史とともに発達してきたショコラ技術に、ナノ化するショコラが新しい1ページを加えると確信します。』
原材料を見ると砂糖や乳化剤等も使われていますが、フレーバーものじゃなければ不要という事なのでしょうね
調味料とかにも使えそうだし、ここまでいくならナノ化カカオ単体で発売して欲しい位です


サロン・デュ・ショコラ2014公式サイトより…
LE CHOCOLAT DE H ル ショコラ ドゥ アッシュ 日本/東京
笑顔をひろげるC.C.C.5タブレットの栄誉。
いよいよ辻口ワールドが、世界の高みへ飛翔。初参加した2013年度のC.C.C.で5タブレットを獲得。しかも、その中で「最高賞」を受賞という快挙を達成。日本人ならではの素材に、独自のニュアンスや感性を生かし、オンリーワンの世界観を表現し続けている辻口氏。「スイーツで人々を笑顔に」の志はさらに多くの人々へ。
「クープ・デュ・モンド」をはじめ数々の世界的大会で優勝。満を持して2013年C.C.C.で5タブレットを獲得。発想、個性、ともに豊かなショコラティエ。』
image
焦げ茶色で光沢があり蛇革のような高級感のある箱に、銀色でブランド名が型押しされていて、左右を透明な楕円形のシールで留めてあります
image

image
蓋を開けると両面印刷で5ページずつのリーフレットと、その下に茶色の厚紙があります
image
リーフレットには各チョコレートの説明や受賞について、経歴、お店の場所等書かれていて、説明はリーフレットに沿って書いていますが、HPにも1粒ずつ図解付きで解説がありリーフレットより詳しいので、下記の品名にリンクさせています
image
『La Nanonisation du chocolat ナノ化するショコラ
 Voici un procédé tout nouveau: la nanonisation des fèves de cacao entières
 カカオニブをまるごとナノ化した まったく新しいショコラ原料』
ということで、サロン・デュ・ショコラのHPでは「〈細胞で感じるショコラ〉カカオの粒子を先端技術でナノレベルまで! C.C.C.5タブレット最高賞を獲得した作品を詰め合わせて。」と紹介されていました



No.1 nano noir ナノ ノワール
image
「ベネズエラ産のトリニタリオ種(カカオ75%)は、深く炒ったヘーゼルナッツやコーヒーのような、素晴らしく濃厚なアロマを持っています。ナノ化したショコラを5%加えるだけで、このショコラの野生の魅力が目覚め、さらに奥深い香りの表現が可能になります。香りの持続力も強まります。ナノ化したショコラはただ単に技術が新しいだけでなく、他のクーベルチュールショコラとブレンドすることにより、まるで料理の「だし」や「旨み」のような効果を発揮します。エンロービングショコラはショコラ ノワール。ガナッシュの存在感を最大限に発揮するように、ごくごく薄くかけます。」
image
HPだと文頭のカカオについてクリオロ系トリニタリオ種とあり、「ボンボンショコラナノ ノワールは、私のプロローグです。」という文で締められているのですが、見た目はシンプルな長方形で、コーティングが72%のショコラ ノワール、中のガナッシュがナノショコラ ノワールということで、香りはビターらしい香りですが思ったより強くなく、外はパリッとしていて、ナノ化というだけあって中は密なのにしっとりと柔らかくて滑らかで、香ばしいほろ苦さもあるのに砂糖を使ってなくても甘味も感じれるのがビックリです
コーティングも72%とビターなはずなのに甘く感じられ、高カカオにしては食べやすいし、ナノ化で栄養素も吸収されやすくなっているというのが良いですね



No.2 SANSHO 山椒
image
「日本で古来から親しまれている山椒の若葉は「木の芽」と呼ばれ、あらゆる植物に優先して、清冽な香りが尊ばれてきました。日本料理の主菜である椀では吸い口として用います。スパイシーで青草のような香りは甘味や乳脂肪との相性がよく、ショコラ オ レとの組み合わせが、素敵な味の調和を生み出します。ショコラ オ レ(カカオ41%)と実山椒の風味を抽出したガナッシュに、ナノ化したショコラを3%加えています。エンロービングショコラにはショコラ オ レ。日本のハーブの香りを感じてください。」
image
こちらもシンプルな長方形で、コーティングが50%のショコラ オ レ、中は山椒のガナッシュということでスパイシーなのかと思っていたら、ヨーグルトのような爽やかな甘みのある香りも感じられて、切っても山椒の香りが分からず、コーティングは少しプラリネのような香ばしい味も感じられるミルクチョコで、中のガナッシュも香りから感じた爽やかな甘味の後にほんのり山椒が来る位でミルク感も味わえて、スパイス系は好みが分かれそうなものが多いですがこれ位だと食べやすいです
HPでは説明の椀について(だし汁を張った料理)と説明書きまでされ、「実は煮て食べますし、粉末は甘辛い醤油味の料理に欠かせません。」と書かれていたり、ガナッシュに使用しているチョコレートについては「ヴァローナ社のGUANAJA LACTEE(カカオ41%)」とありました



No.3 RYOMA 龍馬
image
「プラリネ アマンド ノワゼットに柚子の皮がほんのりと香ります。柚子は今では世界中で知られている日本の柑橘ですが、ボンボンショコラに柚子を使う時に、日本の近代化が始まった幕末の時代を思い描きました。鎖国の世にありながら、西欧文化を積極的に採り入れた坂本龍馬は、今でも多くの日本人に尊敬される英雄であり、日本人で初めてフランス製の香水を愛用したとも言われるユニークな人物です。彼の故郷でもある土佐・高知は太平洋に面した柚子の名産地。プラリネというフランスの伝統的な技法に高知の柚子を組み合わせることで、仏日の親交を意味するように表現しました。エクアドル産カカオを使ったショコラ オ レとプラリネ アマンド ノワゼットに柚子の皮の香りをしのばせて。エンロービングショコラにはショコラノワール。」
image
こちらも形はシンプルながら少しいびつな長方形に金箔が乗っていて、コーティングは70%のショコラノワール、中は柚子のプラリネ アマンド ノワゼットということで、HPによるとアリバ・ナシオナル種のショコラ オ レ(カカオ50%)を使ってあるそうですが、切る前からアーモンドの香ばしさと柚子の爽やかな香りがして、ビターから段々プラリネに味わいが移ると、中は”しのばせる”程度ではなく柚子の存在感があります
噛むとプラリネらしいジャリジャリ感ではなくボリッとした歯応えがあり、ピールを噛むと苦味を感じる部分もあったり爽やかな柚子らしさを感じられたりと素材が味わえます



No.4 Citron et nano ananas シトロンとナノ アナナス
image
「ナノ化できるのはカカオニブだけではありません。たとえば果物や野菜、穀物もナノ化技術によって、100%のピュレにすることが可能です。日本の食の考え方の一つにある「一物全体」をナノ化技術で現代的に表現しました。ナノ化すれば、皮や茎に含まれるビタミンや食物繊維をまるごと食べることができます。ナノ化したパイナップルは葉や固い皮もすべて含んで液状化。このピュレは生クリームや牛乳を加えなくても、分離せずにショコラと乳化させることができ、果実の酸と香りをストレートに凝縮したガナッシュをつくることができます。ナノ化した100%パイナップルと、ショコラ オ レ(カカオ40%)を使ったガナッシュをショコラシトロンで挟み、ショコラ オ レでエンロービングしました。」
image
菱形で対角線にスッと盛り上がったラインがあり、コーティングは39%のショコラ オ レ、中はHPによるとベネズエラのマラカイボ地方産のクリオロ種カカオを使った40%のショコラ オ レを使っているそうで、アナナスのガナッシュをショコラシトロンでサンドしてあり、切る前から酸味のありそうな甘い香りがしていて、切った方がミルクチョコの香りを感じます
シトロンの層は薄いのにコーティングすらレモン風味になる位しっかり味があって、中はパイナップルとミルクチョコが意外に馴染んでいて、程良い酸味の爽やかさとフルーティーな甘味を味わった後はミルク感も感じれます



No.5 Hibiscus 'Roselle' ハイビスカス ローゼル
image
「美容に良いことで知られるハイビスカスの食用種ローゼルのパート ド フリュイとラズベリーを組み合わせた女性の美しさに捧げるボンボンショコラです。
今までに出会ったショコラの中でもっとも華やかな香りを感じるペルーのトリニタリオ種カカオに、ナノ化したショコラを5%加えて、ラズベリーの甘酸っぱいガナッシュに仕上げました。様々な記念日に私が女性に捧げる花束のように、花の香りに女性への思いが集約されています。ショコラ ノワールとハイビスカス ローゼルのフローラルな香りは、永遠の女性美を想わせます。エンロービングショコラにはショコラ ノワール。」
※ハイビスカスの繊維がまれに表面や側面に見られることがありますが製品上問題有りませんので、安心してお召し上がりください
image
こちらも菱形で角に赤い丸のアクセントがあり、コーティングは70%のショコラ ノワール、中はアプリマク産のトリニタリオ種カカオを使ったフランボワーズのガナッシュで、センターにハイビスカス ローゼルのパート ド フリュイということで赤紫のゼリーが入っていて、原材料にはラズベリー表記すら見当たらないのですが、ビターチョコの香りとラズベリーの香りが相まって深みのある大人の女性を思わせるような香りです
切るとフルーティーさが増し、パート・ド・フリュイだけ食べてもハイビスカスはほんのりと優しくて、ビター感はしっかりありますがフルーティーで美味しいです


今回はNo.5のHibiscus 'Roselle'とNo.1のnano noirが好みでしたが、個性はありつつも全体的に食べやすくて良かったです



image
商品名:C.C.C.ナノショコラ
名称:チョコレート菓子
原材料名:カカオマス、カカオバター、砂糖、生クリーム、アーモンド、ヘーゼルナッツ、パイン、ユズ、バター、転化糖、ブランデー、山椒、ハイビスカス、リキュール、着色料(金、赤102、二酸化チタン、黄4、黄5)、乳化剤(大豆由来)
内容量:5粒
1,800円/岩田屋 サロン・デュ・ショコラ催事場



image
ショップバッグも箱と同じく焦げ茶色ですがこちらは布のようなテクスチャーで、銀色でブランド名がプリントされてあり、紐は写真のように自立する時もあるくらいしっかりしていて、バランス的に紐が長めに感じるような小振りなサイズです
image
image





ということで先述したカビの件、健康被害は確認されていないそうですが、辻口博啓がオーナーシェフを務めているフォルテシモ アッシュの商品の一部にカビが発生していたということで2/4に販売を中止し、回収・返金という事態になっていました
辻口日記の2/6~7日の記事やFORTISSIMO Hからのお知らせ「フォルテシモ アッシュ」商品ご購入の皆様へ等に書かれてあるので、詳しく知りたい方はそちらへどうぞ

【対象】
販売期間:1月22日(水)~2月4日(火)
販売店:名古屋市千種区のフォルテシモ アッシュ
      ジェイアール名古屋タカシマヤ10階催会場「アムール・デュ・ショコラ」
商品:・フォンダン0(ゼロ)3個入 税込1,601円
    ・フォンダン0(ゼロ)1個入 税込 581円
    ・フォンダンショコラ    税込1,381円
数量:ジェイアール名古屋タカシマヤの「アムール・デュ・ショコラ」 フォンダン0の1個入りが2298個、3個入りが2198個、フォンダンショコラ3個入りが4440個の計8936個
    フォルテシモ アッシュ店内の販売 236個

【対応】レシートもしくは現物が確認できたお客様には全て返金。

【問い合わせ】
フォルテシモ アッシュ店舗で購入した場合:052-761-7200 午前11時~午後7時半
ジェイアール名古屋タカシマヤで購入した場合:フリーダイヤル0120-107-595 午前10時~午後6時

【経緯】催事向けに昨年10月中旬から順次製造され、1月22日の販売開始まで冷凍保存されていた。
1月28日に顧客から「緑色のカビが生えている」と連絡があり、袋詰めの不備を確認。同様の苦情がさらに4人から寄せられ、2月4日夕に販売を中止した。届け出を受けた千種保健所が5日、フォルテシモ アッシュを立ち入り調査し、袋詰め作業の改善を指示した。

【原因】高温で圧着する機械によって個別包装していた際に、シーリングのラミネートが不十分で隙間ができたため、カビを防ぐ目的で中に入れた脱酸素剤が充分に効かず、隙間から入ったカビの菌が増殖したとみられる。
密封が不十分だった原因は、機械の不具合か温度設定ミスの可能性があり、現在詳細を調査中。

【その他商品について】
ショコラ等その他の商品は包材が異なるため従来通り安心してお召し上がり頂けます。



    mixiチェック

こちらも2/1のサロン・デュ・ショコラで購入した、Pâtissier es koyamaのSUSUMU KOYAMA’S CHOCOLOGY 2013
昨年までの受賞作を食べたことがないので、2011~2013年のサロンデュショコラ・パリで発表した3つのコレクションを集めたTHE BESTにしようかと迷ったのですが、他にも色々試してみたかったので、今年のC.C.C.出品作で5タブレットを獲得した、「驚くべきアイデアとストーリーが詰まった珠玉の5粒」というこちらにしてみました


サロン・デュ・ショコラ2014公式サイトより…
Pâtissier es koyama パティシエ エス コヤマ 日本/兵庫
ヒストリーから生まれるチョコロジー。
日本人としてのアイデンティティーと、幼い頃の記憶の源泉からあふれるクリエイティビティー。そこから新しいカカオとの出逢いが引き起こした5つの化学変化を表現した「SUSUMU KOYAMA’S CHOCOLOGY 2013」。2013年度のC.C.C.にも出品され感動を呼んだこの作品は、またも多くの小山ファンを興奮させるはず。
2011年から3年連続でパリのサロン・デュ・ショコラに出展。3年連続でC.C.C.の5タブレットを獲得。最も権威のある「外国人部門最優秀賞」を2011、12年と単独受賞。』
詳しいプロフィールは長くなるので、公式サイトでどうぞ
image
SUSUMU KOYAMA’S CHOCOLOGY 2013 dégustation No.5
Chemical Reaction 化学変化
サロンデュショコラも3年目を迎えると、私自身の中でもチョコレート作りに対する考え方や取り組みに少しずつ"変化"が訪れていた。1年目、2年目は自分の作品がどう評価されるかが大きな関心事だったが、最近では1年に1度、こうしてチョコレートのコレクションを世界に向けて発表できることの喜びの方が大きくなっている。サロンデュショコラの会場に来ると、世界中のいろいろな生産者の方々が手塩にかけて作り上げた個性的なカカオに出会うことができる。その出会いの瞬間から、私はもう来年の作品のイメージをふくらませている。つまり、1年中チョコレートの事ばかり考えているわけだ。とはいえ、無理にアイデアを絞り出しているのではなく、自分の日常の経験からごく自然に発想しているだけだ。大切なのは、日々の膨大な仕事や情報の渦の中で、それらをしっかりとキャッチできる鋭いアンテナと感性を磨いておくことだと思う。そして、それらを素早く吸収して感じる"吸い取り紙"のような心を持っていなければならない。私自身の心がこうして動き続けていている限りは、これからも常に何かを提案していくだろう。
「未知のカカオ、あらゆる素材、人、場面、日々出会うすべてのインプットによって生まれる興奮と感動、自分の創造力との化学反応。新たな出会いによって呼び起こされる過去の記憶との接点が今とつながり、点が線になることでより深い化学変化を引き起こす……。私はそれが楽しみでならないのです」』
dégustation=tasting、samplingとなるようです
image
箱の上下は藍色で中間は紺色と落ち着いた色合いで、右上の茶色の部分は光沢加工されていますが、全体的にはマットな質感で布のようなテクスチャです
image
せっかくなのでショップの袋を背景にしてみたのですが、この蓋はピッタリすぎて中々開けれませんでした
image
開けると蓋の内側には「Nous vous conseillons de déguster ces chocolats par le No.1. 」と書かれていて、それぞれのチョコレートについて解説されたパンフレットが入っています
上記の商品名リンクのes koyamaのサイトやこちらの公式の商品説明文と同封のパンフレットでは、カタカナ表記→フランス語表記や表現の仕方などの違いがあり、産地での呼び名に合わせてあるのかトリニタリオ⇔トリタニオと書かれているところ等も違っていたりもしますが、基本は同封のパンフレットに合わせて書いていきます
image
パンフレットの下の茶色の厚紙で終わりかと思ったら、チョコレートの形に添った透明のケースで覆われていて厳重です
image
上手く撮れず写真では潰れてしまっているのですが、上部に左端から1 2 3 4 5とナンバリングされていて、小山氏曰く「1番から順に召し上がってください」ということです



No.1 ショコラノワール R.2013 Rencontre&Résolution
image
「ペルー(中央セルヴァ地域)産のトリニタリオ種とクリオロ種カカオを使った、カカオ分63%のショコラ・ノワールを使用しています。今回使用したクーベルチュールは、ドライプラムやプルーンのコンポートを思わせる味わいです。香りからも酸味が感じられ、少しキャラメルにも似た味わいと、後に引かない切れの良さが特徴です。名前は、「出会い」を表すフランス語「rencontre」と「決意」を表す「résolution」。この二つの単語の頭文字「R」をとり、2013年の「出会い」と「決意」という意味を込めて、「R.2013(エール ドゥーミルトレーズ)」という名前をつけました。コーティングに施された表面のS字ラインは、アマゾン川を表現しています。」
image
表面はアマゾン川を表した盛り上がったS字ラインがあり、コーティングはショコラノワール65%、中はペルー産トリタニオ種+クリオロ種ショコラノワール63%のガナッシュノワールということで、周りはビターだけど中のガナッシュはフルーツが入ってるかのようなフルーティーな味わいで、ビターながらも本当にプルーンみたいな濃いフルーツのような甘味を感じれて、ビターチョコに慣れてない方でも食べやすいと思います
これでもリピートしたい位ですが、フルーティーなのでもっとカカオ分が高くても食べやすそうです



No.2 ショコラ・オ・レ Yaki Mikan
image
「みかんの皮を焼くと、皮から「リモネン」という油成分が浮き出してきます。その物質が、真っ黒な表面からは想像できないくらいの芳ばしい香りと素晴らしい酸味を生みだします。焼くことで、香りとともに炭化が進みますが、不思議なことに、真っ黒になるまで焼かなければ特有の酸味と芳ばしさは生まれません。これは、皮にオイルを豊富に含んだみかんだからこそできる、「焼ききる」という調理法です。そこへ、カカオ分40%のショコラ・オレで、ミルキーな甘みを加えることによって、新たな「旨み」に出会えたのです。さらに、この特徴をより際立たせるために、ほんの少し、キームン茶葉のアールグレイをプラスしました。天然のベルガモットの香りが焼きミカンの独特の香りを引き立て、ショコラと焼きミカンをうまく融合させています。」
image
ミルクチョコの優しい色合いに落ち着いたオレンジ色が乗っていて、コーティングはショコラオレ37%、中はショコラ・オレ40%の焼きみかんのガナッシュということで、切る前は爽やかそうな香りだったのが、切ると甘味のあるみかんの香りが良いです
周りは優しいミルクチョコレートだけど、段々とみかんの味わいが混ざって来て、ガナッシュだけになるとみかんらしさが出るけど強すぎず、ほんのりアールグレイの香りがみかんを引き立てていて、酸味に鈍感な私の舌では酸味は感じませんでしたが、香り良くほっとするような味わいです(*´∀`*)=3
こちらは食後の余韻がパート・ド・フリュイ(フルーツのピューレなどを固めて、砂糖をまぶしたフランスの伝統的なコンフィズリー(砂糖菓子))のようだと、フランス人ショコラティエにも大好評だったそうです



No.3 プラリネ P.C.J ~Praliné comme Cuisine Japonaise~
image
「まるで日本料理を思わせるそのプラリネは、万願寺とうがらしのしょうゆ漬けのフリーズドライとアーモンドのプラリネのコンビネーションから生まれました。プラリネを作るときにはショコラ・オレを使用する事が多いのですが、今回は「万願寺とうがらし」の特徴を最大限に引き出すためには「シャープさ」を引き立てる必要があると考え、カカオ分55%のショコラ・ノワールを選びました。プラリネだからこそ表現できる「水分0%の世界」。その環境下だからこそ表現できた「ショコラ+ナッツ+第三の主原料」という組み合わせは、フリーズドライという製法を利用することで実現しました。フリーズドライは少しでも水分があれば、ドライ状態から元に戻ろうとします。それが水分のない世界と融合するとフリーズドライの状態でしか出せないシャリシャリの食感が生かされ、味もプラリネの中で混ざり合うことがありません。そして口の中の水分に触れると万願寺とうがらしのしょうゆ漬けが姿を現し、本来の味わいもお楽しみいただけます。」
image
盛り上がった縦のラインに万願寺とうがらしを思わせるくすんだグリーンの点がアクセントになっていて、コーティングはショコラノワール65%、中はショコラノワール55%の自家製プラリネアマンドに万願寺とうがらしの漬物のフリーズドライが散りばめられていて、切るとナッツの香ばしい良い香りがします
こちらの中は粗くザラザラした舌触りで、噛むとジャリジャリとしていて、薄味が好みなので唐辛子の辛味より醤油の塩っ気の方が感じますが、舐めて残った粒を噛んでみるとやはりピリッとした辛味があって、香りに比べて味はプラリネのナッツ感が抑えられているので大人な一粒です
万願寺とうがらしは京都発祥で、果肉は大きくて分厚く、柔らかく甘味があり、種が少なく食べやすいことが特徴で、その大きさから「とうがらしの王様」とも呼ばれているそうです



No.4 自由課題1 Miel à la truffe blanche
image
「2012年のイタリア研修旅行で出会った「トリュフはちみつ」が発想の源。「カカオとトリュフとはちみつの出会い」がテーマのショコラです。エクアドル産フォラステロ種クーベルチュール(カカオ分70%)は、草花や樹木、下草にも似た芳醇な香りを持ち、標高1,500mで育った花々から採取されたはちみつや、イタリアの白トリュフを漬け込んだ「トリュフはちみつ」とはすばらしく好相性。香水に例えると、トップノートではトリュフの芳香がいっぱいに広がり、それがスッと消えた後、ミドルノートには、はちみつの華やかな甘い香りが追いかけてきます。ラスト・ノートにもう一度、トリュフの香りがふわりと広がり、口の中に余韻を残します。3度にわたる風味の変化に衝撃を受ける組み合わせです。 」
image
表面が細かく波打っていて中央は白く境界がぼやけた感じで、コーティングはショコラノワール65%、中はエクアドル産フォラステロ種ショコラノワール70%のトリュフはちみつのガナッシュということなんですが、パッとしか読んでなかったのでトリュフをチョコレートのトリュフと思ってしまって、よくあるハチミツ入りトリュフと思い込んでいたので、はち・・みつ・・・??というような、薬草みたいな独特な香りに感じたんですが(笑、確かに説明通りにトリュフ→ハチミツ→トリュフと変化してちゃんと蜂蜜らしい甘味も感じれるし、草木や樹木のような~というのも分かる味わいで、でも普段トリュフを食べ慣れない私には驚きの組み合わせで、好みが分かれそうかな~?と思います
サロン・デュ・ショコラのセレクションBOX ラ・マジに入っていたクリスチャン・カンプリニのバナーヌにはセップ茸が使われていて、バナナに茸らしい旨味がプラスされていましたが、こちらは不思議な世界に浸れます



No.5 自由課題2 禅 ZEN ~Dernière influence~
image
「シェフ小山の行きつけの寿司屋で「料理のシメ」に提供される、山椒の効いた赤だしがヒントになって生まれた作品。"ぶどう山椒"特有のオリジナリティ溢れる「シトラス系の強い香り」を際立たせるために、山椒を粉にはせず、殻の状態のまま、生クリームにアンフュゼするという技法を取りました。ぶどう山椒のガナッシュには、パプアニューギニア産トリニタリオ種カカオ70%のショコラ・ノワールを使用。パプアニューギニアの火山灰土壌で育ったカカオは自然乾燥が難しく、乾燥の最終工程でガスや電気ではなく薪を燃やして乾燥させることも多く、香りに力強いコクがあり、刈りたての草や皮のような魅惑的な香りを持ちます。ぶどう山椒のさわやかなシトラス系の香りと、魅惑的な香りのカカオ豆のマリアージュは思いもよらない化学反応を起こしてくれました。赤味噌のガナッシュには大豆発酵食品と相性が良いコスタリカ産トリニタリオ種カカオ38%のショコラ・オレに、カカオ分55%のショコラ・ノワールを加えて味噌の風味が引き立つように調整しました。山椒特有のピリリとした辛さと赤味噌、そしてショコラの共演。まさにコレクションの「締め」にふさわしい一品が完成しました。」
image
表面の細かい粒々に赤くて細いラインがスッと入っていて、コーティングはショコラノワール65%、上層がショコラノワール55%とコスタリカ産トリタニオ種ショコラオレ38%の赤味噌のガナッシュ、下層がパプアニューギニア産トリニタリオ種ショコラノワール70%のぶどう山椒のガナッシュの2層になっています
刈りたての草や皮のような香りということで、先程のミエル・トリュフ・ブンランシュと似た香りがありますが、こちらの方がカカオらしい香りで、上層は味噌の濃さがありますが味噌の味だけじゃなくチョコが深みを出していて、上層の方がカカオ分は低いのに味噌の味わいで下層とカカオ分の差をあまり感じず、下層の山椒がピリリときて締まります
ぶどう山椒は和歌山県の特産品で、果実・果穂が大型で葡萄の房のような形でたくさん実るためこのように呼ばれているそうです


ということで以上の5粒だったのですが、個人的にはNo.1とNo.2が好みでした

C.C.C.以外にも、インターナショナル・チョコレート・アワーズ2013では日本人初・世界大会で1位の金賞を受賞し、3作品にしか与えられない最優秀賞のゴールド&クリスタル賞をエントリーした5作品のうち2作品で獲得したということで、
タブレット:万願寺唐辛子&アーモンドプラリネがロンドン世界大会1位(金賞・ゴールド&クリスタル受賞)・アメリカ大会金賞
タブレット:大徳寺納豆がロンドン世界大会1位(金賞・ゴールド&クリスタル受賞)・アメリカ大会銀賞
タブレット:ラズベリー&ライチがロンドン世界大会2位(銀賞)・アメリカ大会銀賞
ボンボンショコラ:南高梅&アーモンドのプラリネがロンドン世界大会1位(金賞受賞)・アメリカ大会金賞
ボンボンショコラ:ラフロイグ10年(ウィスキー)&ラズベリーがロンドン世界大会2位(銀賞受賞)・アメリカ大会金賞
と華々しいご活躍をされていて、今後はビーン・トゥ・バー(Bean to Bar:カカオ豆の焙煎・加工からチョコレートの製造・販売までをトータルで行うこと。)もされるということで、既に機械も決め、お客さんにも見える様にガラス張りの製品倉庫に置いて、香りもお店の方に出したいということなので、どんなものになるのかいつかお店見てみたいです


そして、パンフレットの最後には
《オーガニック&フェアトレードカカオをコーティングに使用する理由》
継続的な支援が 生産者と希少なカカオを守り ショコラ作りの原点を支える
エスコヤマでは、コーティング用のチョコレートの一部に、エクアドルを中心とした産地のオーガニック&フェアトレードカカオを使用しています。ボンボンショコラの主役であるガナッシュには、表現したい味の個性や素材どうしの相性によって、さまざまなクーベルチュールを組み合わせて使用する必要があります。そのため、一つの商品に使用できるショコラの種類は限定されてしまいます。それに対してコーティングはほぼすべてのボンボンショコラにほどこされるため、頻繁な使用が可能になります。頻繁に、そして大量に使用することによってこそ、我々は継続的にフェアトレードビジネスを応援できると考えたのです。
4年前から、私はオーガニック&フェアトレードカカオの栽培地・エクアドルの農園に幾度となく足を運んでいます。カカオの産地で私が得ることができた経験や知識、そしてインスピレーションはたとえようのないほど大きなもので、その感謝の気持ちを何かで表したいと思いました。そのために大切なのは、カカオを適切な価格で継続的に購入し、それを私たちが使い続けることです。彼らの生活が安定し、労働条件が改善されることは、より品質の高いカカオが生産されることにもつながります。生産者の方がこの貴重なオーガニック栽培のカカオを作らなくなれば、私たちも自分の求めるショコラを表現できない…そんな感謝と使命感を胸に、いつもショコラ作りに取り組んでいます。」 と書かれていて、ジーンと…
昨年もフェアトレードシリーズのダニエルズ カカオツリーや幸せのボタンが気になっていたので、今年はカカオツリーの方も購入してみたのですが、こういうのは本当に続いてこそだと思うので、こういう方が5タブレット獲得するとそこからも広まりそうだし、ずっと続いていってほしいですねぇ


image
商品名:SUSUMU KOYAMA’S CHOCOLOGY 2013
名称:チョコレート菓子
原材料名:砂糖、カカオマス、カカオバター、全粉乳、生クリーム、アーモンド、バター、トリュフはちみつ、万願寺唐辛子、醤油(原材料の一部に小麦を含む)、赤味噌、洋酒、みかん、ぶどう山椒、アールグレイ、麦芽エキス、転化糖、バニラ香料、乳化剤(大豆由来)、着色料(黄4、赤102、青2、二酸化チタン)
内容量:5個
1500円/岩田屋 サロン・デュ・ショコラ催事場



本当はこちらの黒い紙袋に入っていたのですが、黒い紙袋はサイドからじゃないとブランド名が分からず、他にも購入していた物がまとめて入れれるように更に大きな袋に入れて下さっていたので、そちらを背景に使ってみてました
image
「CE SONT LES CHOCOLATS FABRIQUéS PAR UN JAPONAIS. es koyama」
この黒い紙袋は、内側にサイトのURLも書かれています
image
茶×生成りの袋側面には「es koyama pâtisserie,boulangerie,confiturerie,chocolaterie,glacier,café」と書かれています
image
「For the delicious joy of the world. Susumu Koyama plays a sweet trick on you.」


    mixiチェック

 Happy Valentine

2/1福岡の初日に買いに行ったのに、翌日から風邪を引き、喉の痛みが酷くて声もあまり出ない状態だったので、喉の痛い時にはチョコレート等の刺激物はいけないという事で我慢していて…(´・ω・`)
それでも悪化していく一方だったんですが、やっと咳くらいに治まってきたし、2週間経つと賞味期限が迫ったものが多くなったので、とりあえず賞味期限が一番近いセレクションボックスからいってみます
初日に10種ほど買ってきたのですが、日持ちが短いものや悩んで保留にしてたものを後から買い足したり、売り切れで再度行きついでに買ってしまったり、他の所で予約していたものもあったりだったので、これから暫くはバレンタインの戦利品続きになりそうです


image
SELECTION La Magie(セレクション・ラ・マジ)
ショコラの「マジ」は無限大。
スーパーショコラティエたちが子供の頃に描いた、夢のようなショコラの世界。はたまた、ショコラがくれる、果てしないイマジネーション。今年の東京サロン・デュ・ショコラのテーマ「ラ・マジ」を、15人のショコラティエたちが、それぞれ、1粒のボンボンショコラで表現した限定BOX。魔法使いに扮した彼らが飛び出してくるユーモアたっぷりの箱のデザインも見逃せない楽しさ。食べた瞬間に、あなたにとびきりの魔法をかけてくれるショコラの美味しさは、まさにイリュージョン!!』
image
image
image
側面からゴムで留めてあり、背表紙にも”La Magie”と書かれていて、端には参加者の名前が並んでいます

image
画像や会場でご覧になった方も多いと思うのですが、セレクション・ラ・マジは飛び出す絵本みたいな仕掛けが仕込まれています
image
表から見るとパティシエ・裏から見ると魔法使いなショコラティエさん達が出てくるんですが、人によって色が異なるのでカラフルで、背景がチョコレート柄なのも可愛いです
image

image
蓋を開けると焦げ茶色の包装紙に包まれていて、内蓋の上に説明書きが入っています
image
そしていよいよご対面!と思ったら、ご丁寧に透明フィルムが
image

image
左上から…
A.レクスプロジオン〈セバスチャン・ブイエ〉
B.ガナッシュ エキゾチック〈パスカル・ル・ガック〉
C.カルチュール・テ アールグレイティー〈ファブリス・ジロット〉
D.マジック〈ジャン=ポール・エヴァン〉
E.バナーヌ〈クリスチャン・カンプリニ〉
F.オランジュ〈パティスリー・サダハル・アオキ・パリ〉
G.キャラメル・パッション〈フィリップ・ベル〉
H.プラリネ ピエモン〈オテル・デュ・キャップ- エデン-ロック〉
I.プラリネ ノワゼット〈ジャン=シャルル・ロシュー〉
J.マジ〈アルノー・ラエール〉
K.イゾルデ〈アンリ・ルル-〉
L.スフェール・ミエール〈ユーゴ&ヴィクトール〉
M.フランス〈フレデリック・アヴェッカー〉
N.サスペンス〈フランク・ケストナー〉
O.秋のカフェ〈クリスティーヌ・フェルベール〉

『※一部内容の変更について
I.「プラリネ セザム」は、原料調達・輸入の都合により「プラリネ ノワゼット」に変更となりました。見た目の変更はございません。
O.「秋のカフェ」は、製造の都合によりデザインが変更となりました。味の変更はございません。
(伊勢丹新宿店会場販売のみの変更となります)

※セレクションボックス(ラ・マジ、オリジン・フランス、チャリティ、レの4種類)は専用ブースでの販売となります。他ブランドと一緒にご購入はできませんのでご了承ください。
※セレクションボックスは海外より輸入したショコラ(一部を除く)を日本国内で詰合せております。店頭でのご予約・お取置きは承っておりません。ご了承ください。』

ということで、一気に食べるのも勿体ないのでAから順に少しずつ追記していきたいと思います...φ(Φωl壁
『』内はサロン・デュ・ショコラ2014公式サイトの紹介文です

C.C.C・・・1881年に発足したショコラ愛好家の会「Club des Croqueurs de Chocolat(クラブ・デ・クロクール・ドゥ・ショコラ=チョコレートをかじる人たちのクラブ)」の略。著名人や政治家、ジャーナリストなど定員150人限定のクラブで、年に何度もショコラのテイスティングを行い、毎年、優秀なショコラテエ・ベスト150を格付けと共にガイドブックにまとめている。なお、最優秀ショコラティエはパリのSDCで発表される。

M.O.F.・・・フランス国家最高職人の称号「Meilleur Ouvrier de France」の略。職人の技術保護のために1924年に制定され、その職種は料理以外にも植木や美容師、ガーデニングなど約180種にわたる。3年ごとのコンクール方式。「ショコラティエ」部門は1992年に新設され、2013年現在19人のみ。

ルレ・デセール・・・パティシエ(ショコラティエ)により、「最高の菓子作り」のための意見交換を主な目的として1981年に設立された協会。ヨーロッパを中心に世界15カ国、87名のパティシエが加盟。メンバーになるためには、既存メンバー2名からの推薦とメンバーの前でのプレゼンテーションを経て選出される。「品質」「交換」「友情」を理念に掲げ、春と秋に行われる2回のセミナーを通してパティシエ同士の交流を深めている。現会長はフレデリック・カッセル氏。副会長はピエール・エルメ氏が務める。



レクスプロジオン〈セバスチャン・ブイエ Sébastien BOUILLET
「マジックを見たときの驚きと感動を、パチパチと口の中ではじけるペタゼタを使って表現」
ファッショナブルに美味しさの王道を行く。
ショコラで表現するレコードディスクやハイヒール。美味しさはもちろんのこと、女ゴコロ、ショコラファンゴコロを、ビジュアルで瞬時に捕らえる腕も天下一品。毎回「おっ! そう来ましたか! 」とアイデアにあふれたショコラの数々をクリエーションしてくれるおしゃれなメゾン。このワクワク感こそ、ブイエ・マジック!
現在リヨンに5店舗を構える人気ブランド。2004年にルレ・デセール会員。2007年に東京に進出し、ショコラの専門店を2010年にリヨンで初展開。』
image
香りは強くなく、カカオの香りもするんですが緑茶や抹茶みたいな日本茶のような落ち着く感じがあります
image
名前も爆発(エクスプロジオン)から来てる様で説明書きが気になるところですが、切っても香りも強くないし、断面を見ても普通のチョコっぽい感じで…(ΦωΦ?)
でも、上に乗っているのが気になって少しだけトッピングを齧ってみたら、本当にパチパチなってビックリΣ(ΦωΦ)笑
周りはビターで落ち着いた味なんですが、パチパチに驚いてる間に溶けてしまって(笑、中のプラリネは強すぎず弱すぎず調度いい感じで、甘さ控え目でミルキーな優しい味なのに最後までパチパチと続いて面白いです
ショコラティエさんの作るものを駄菓子と一緒にしてはいけないですが、昔駄菓子屋さんにあった炭酸を粉にしたみたいなパチパチなるお菓子の様な感覚で、でもショコラティエさんの手にかかると上品にまとまるのが凄いなぁと思いました
公式ムックによると「みんなが僕のチョコレートを見て驚いたり、発見してくれるっていうことが、僕にとってはチョコレートの魔法ですね。予想外のびっくりするようなこと。どこか別の世界に連れて行ってくれるっていうことなんです。」ということで、アナスイとのコラボや靴型・口紅型・CD型のチョコなど見た目にも楽しめるチョコが多かったです



ガナッシュ エキゾチック〈パスカル・ル・ガック Pascal Le Gac
「「ルドゥドゥ」というフルーツ味のキャンディにインスピレーションを得た一粒」
魔法にかかって、30年経ちました。
「食と仕事への情熱を与えてくれた。これがショコラの魔法でしょうか?」ル・ガック氏はパティシエとしてまず働き始め、そこでショコラの魅力と出逢い、魔法にかかってしまったとか。「30年も前のことですが、それでこの職業を選び、それが今も続いている。これってマジでしょう?」志を継続している男性ってやっぱりステキ。
パリの名店「メゾン・デュ・ショコラ」に在籍25年。エグゼクティブクリエイターに就任したのち2008年に独立。C.C.C.の5タブレットを5年連続獲得。』
image
白とサーモンピンクみたいな可愛らしい淡い色合いのラインが交差していてオシャレです
こちらも香りは強くなくてレクスプロジオンと似たような日本茶のような香りで、少しスパイスが入ってそうな感じもあるんですが、そういえば箱全体にスパイシーな香りが漂っていたので、先程のレクスプロジオンにしても他の香りが移ってそうな気も…(ΦωΦ;)笑
image
こちらはナイフが入りやすく、中のフィリングが凄く密で、フルーツ果肉でも入ってるんじゃ?というような瑞々しさというのか、滑らかだけどじわ~っとゆっくり溶けていき、説明にキャンディーに~とあるのでもっと甘ったるいのを想像していたのですが、味ではなく溶け方がキャンディーみたいな楽しみ方が出来るんですね~
周りは少しスパイシーかな~と思っていたら、マンゴーのようなトロピカルな味わいで、長く楽しめてチョコにしては舌触りが面白いです
こちらはボンボンショコラ詰め合わせにも入っていて、ムックを見ていたらパッションフルーツとマンゴーとココナッツのガナッシュという事で、幼少の頃に食べたベルランゴなどフランスの昔ながらのキャンディーのイメージで、ココナッツの割合が一番多いということでした
ル・ガック氏にとっては、カカオ豆がチョコレートに変わり、そこから板チョコやボンボンショコラに形を変えて生まれ変わっていくことや、情熱を持たせてくれた素材ということからもチョコレートの存在自体が魔法のようで、毎日が魔法の中にいるような気持ちで生きている、ということです



カルチュール・テ アールグレイティー〈ファブリス・ジロット FABRICE GILLOTTE
「アールグレイティーのゼリーをアールグレイティーのガナッシュで挟んだ3層のチョコレート」
ショコラにまつわるすべてがマジ。
「ゼロからすべてを作り出すでしょ。ショコラのクリエーションはマジだよ。」 食感、素材の組合せ、視覚的な効果をトータルで表現して、お客さまに食べていただくまでの過程のすべてがマジ。「自分とチョコの出逢いも、家族の協力もマジだね。」独自の世界観をファミリーで進化させ続けている。
16才から修行。26才で当時史上最年少のM.O.F.を取得。2008年以来、6年連続でC.C.C. が選ぶ最高のショコラティエの1人に選出。味だけでなくデザイン性にも評価が高い。』
image
表面の模様は紅茶の色×葉っぱのイメージなんでしょうか?
やはりこれも似た香りに…全体的に一緒に入っているモノに毒されているようです(ΦωΦ;)笑
image
説明の3層というのを見たかったんですが、パキパキと割れてしまい写真では上手く撮れず…1粒ずつだとやり直しもきかないのが悲しいデスネ
「ほのかなベルガモットの香りと、芳醇な春のダージリン」ということで、表面はパリッと音がするほどの薄さですがビター感があって、紅茶の香りや味は強くはないけれどカカオだけじゃない程良さで、ガナッシュとゼリーだと口の中に残る時間が違うので、アールグレイが増したりカカオがきたりと味わいの変化とそれぞれの味も楽しめて、最後はビター感が残って好みでした(*´∀`*)
カルチュール・テのアールグレイと抹茶が気になっていたので、セレクションボックスに入っているの忘れて買おうかと見ていたのですが結局別のを買ってしまって、結果的にこっちで味わえたので良かったです

カルチュール・テは英国のアールグレイ、日本の抹茶、ロシアのシトラスフレーバーティー、アラブのミントティーをイメージした4種あるのですが、お茶は世界で一番飲まれている飲み物だし、国によってお茶の文化が違い、受け継いできた味も違うので産地の異なるお茶を使うのは面白いだろうというのと、ファブリス・ジロット氏自身がお茶が大好きで、お茶もカカオも身体によいものとして知られているので、その2つを結びつけたら面白いなと思ったのも理由ということで、今まで作ったお茶のチョコはガナッシュだけなのに対し、今回は全てガナッシュの間にジュレが挟まるのでより繊細な味わいになっていて、こういったジュレを挟むタイプのショコラを初めて作ったのがジロット氏だそうです



マジック〈ジャン=ポール・エヴァン JEAN-PAUL HÉVIN
「カシスの果肉、バジルを使用したショコラレのガナッシュ」
次なるベストをめざしていきます。
パリのメゾンが25周年を迎えたというエヴァン氏。「“Best of ”というテーマを今年は掲げています。今までのひとつの区切りというか、集大成。それをショコラでお見せできれば。」世界中のトップショコラティエからも尊敬を集める彼の感性、独自のヴィジョン、味や素材への探究心。彼という存在そのものが、まさにベスト・オブ・マジなのかもしれない。
言わずと知れたショコラ界の重鎮。1986年にM.O.F.を取得し88年に独立。現在パリに4 店舗、日本に9店舗、アジアで4 店舗を展開。2013年にメゾン誕生25周年を迎えた。』
image
こちらはシンプルに2本溝が入っただけのデザインで、小振りだけど厚みがあります
image
切ってもカシスの香りを感じれず、切った時に欠けた欠片を舐めるとキャラメルのような味で濃く、どうなのかな~?と思いながら口に入れたら、カシスのベリー感がしっかりあって、コーティングのミルクチョコの濃さが緩和されて程よくなり深みが出ますね~
こちらはガナッシュ エキゾチックに似た口溶けで、断面は隙間がいくつも見えるのに、果肉の粒が入っているかのような密な残り方をするので、ゆっくり味わえて面白いです

ムックでは一番初めに紹介されていて、今年は25周年を迎えテーマは「ベストオブ」ということで、ベストオブJPHも買っているので楽しみです
初日のDavid Capy氏のトークショーでも書きましたが、会場のブース横にはジャン=ポール・エヴァン氏の箱と共に、履けそうなサイズの銀色の靴と、スティックやトランプ等マジテイストなチョコで出来たウサギの像があって、ハートが散りばめられていたりと可愛かったです
image
また、2月14日からジャン=ポール・エヴァン×JALのチョコがリニューアル - 贅沢なボンボンショコラなどを機内提供ということで、パリ・ニューヨーク線より順次新しくなるみたいです



バナーヌ〈クリスチャン・カンプリニ Christian CAMPRINI
「バナナとセップ茸の風味のアーモンドプラリネ」
素材に愛がなきゃマジな味は生まれない。
オリジナリティと驚きがある。そんな、マジな味を作り出したいですね。」カンプリニ氏は、レモンやオレンジなどの栽培農家との出逢いもマジのひとつだと語る。「シンプルな素材ほど、愛情をかけて育てられたものを使うと、本当に良い味が出る。当然なことのようですが魔法のようです。」南仏の地に根ざしたマジとともに彼は歩む。
3つ星店のシェフ・パティシエとして活躍後、2004年にM.O.F.を取得。一流ホテルなどへの卸を中心に、2012年には南仏のヴァカンス地、ヴォルヴォンヌにお店をオープン。』
image
セップ茸って何だろう??と思ったら、フランス語セップ(cèpe)=イタリア語ポルチーノ(porcino)・複数形ポルチーニ(porcini)=日本語ヤマドリダケとなり、フランス版マツタケ的な高級茸ということで、ポルチーニでやっとわかりました
SDCテーマの「魔法」から、森のキノコと森のフルーツを結びつけるというコンセプトで、味を探求するのが好きなので普通は料理に使うセップ茸をフルーツと合わせるというショコラティエとして面白い試みをしたということなんですが、バナナ+セップ茸+アーモンド+チョコ…どんな味になるのか想像つきません ドキドキ(Φωl壁 笑
image
バナーヌという位だからバナナバナナしてるのかな~?と思ったら、アーモンドの香ばしさでバナナに深みが出て、後味にセップ茸の旨味という感じで、バナナとアーモンドって合うんですね~
名称も何も知らずに食べたら香ばしさでナッツ系のような、でもそれだけじゃないし茸の旨味が不思議に思いそうな味で、ドライフルーツだとバナナは甘味あってもチョコもあるのに控え目な甘さで、焼きバナナを食べたことないのですがこんな感じになりそうというイメージです
バナナは半乾燥のペースト状のものを使い、アーモンドはキャラメリゼしてあるということで、舌触りはザラザラしていて噛んでも歯に当たる感じがあって粗めです
カンプリニ氏にとってのショコラの魔法とは「思いがけない味、思いがけないマリアージュ。そして、ショコラティエの仕事自体が魔法だと思います。ファンタジー&スペクタクルの世界に導くのだから。」ということなんですが、本当に思いがけない組み合わせだし、見た目は普通のチョコだし銀箔まで乗って高級感ありそうなので、知らずに食べるとビックリしそうです



オランジュ〈パティスリー・サダハル・アオキ・パリ pâtisserie Sadaharu AOKI paris
「ガナッシュの層の上に、つぶつぶのオレンジコンフィを重ねたジューシーな1粒」
ショコラはシンプル。本気を駆使してマジを創る。
「ひとつのケーキを作るとき10 種類ぐらいの食材を使いますよね。でもショコラって、ボンボンなら3 つ4つの素材でできてしまう。そういう少ない素材の組み合わせで生まれることの素晴らしさと怖さ。だからこそ、ひとつひとつの素材への徹底したこだわりを持たないといけない。そういう部分を含めてショコラはマジなんです。」青木氏の「本気」はマジと読みます。
世界の誰もが認める日本人パティシエのひとり。現在はパリに4店舗、日本で5店舗を展開。2007年 にルレ・デセール会員。3年連続C.C.C.で5タブレット獲得。』
image
このボックスの中で一番シンプルな見た目のチョコ
image
外側はパリッと中は柔らかな切り口で、つぶつぶのオレンジ~と書いてあったのでオレンジ色が見えるかと思っていたら普通そうな見た目に アレ?となったんですが、切った時にコーティングの底が少し欠けたので舐めてみたら、しっかりビターチョコでこれだけでも好みで
オレンジとチョコは合うので、これなら美味しいだろうと口に入れてみると、周りのビターの後にオレンジの味わいが豊かに広がり、本当にオレンジの粒々が残ってビックリ
どうやら調度オレンジの無い部分を切ってしまっただけで、多分 端のボコボコしている部分に詰まっていたのか、写真左側には粒々が・右側の上部には厚めのピールが入っていて、チョコのビター感はあってもピールの苦味は無いので食べやすいし、素材ありきのお菓子作りというだけあって素材が活かされていてフルーティーで、チョコとオレンジそれぞれを味わえて美味しいです(*´∀`*)
C.C.C.3年連続5タブレット受賞ということもあってか、福岡の初日に行った時は青木定治氏のブースだけ警備員さん達が整理していて、ブース前に並びきれずに別の場所まで列が出来るほど大人気でした



キャラメル・パッション〈フィリップ・ベル Philippe BEL
「パッションフルーツ風味のリキッドキャラメル」
ショコラのマジックというのは喜びです。
ベル氏曰く「原料は、カカオと砂糖だけ。それが板チョコやボンボンショコラに変わります。カカオは魔法の杖。ベネズエラだとかブラジルとか何種類かの杖によって風味や味が違うチョコになる。これって魔法じゃないかな? 」想像すればするほど、無限の可能性を秘めているショコラ。マジなマリアージュは至福の喜びになる。
2004年にM.O.F.を取得。大手メーカーでコンサルタントを長く務め、06年に独立。リヨンの郊外と市内に店舗。まじめで優しい人柄に惹かれるファンも多い。』
image
パッションフルーツが染みだしていたのか(?)チョコの底がベタついてカップがくっつき、水飴のような感じで外れにくい程だったんですが、この丸っこい形に丸のデザイン…最近どこかで似た様なの見たような?と思ったらゴー・ミヨに選ばれたショコラティエMのUMAMIでした
UMAMIは半球だし醤油を使っているからか日本国旗のような色合いでかなり違いはありますが、見た目と素材でインパクトがあるので気になるところです…笑
image
こちらはフレッシュなパッションフルーツを使い、ブラックチョコレートのシェルが口の中で弾けると、華やかな酸味がやってくるという驚きがあり、キャラメルの味わいがそれを優しくしている という一粒らしいのですが、周りはビターチョコでパリッとしているものの、中は断面の垂直を保つのがやっとという位とろりとしていて、ビター感とパッションフルーツの濃い甘味が混ざって深みが増し、先にフィリングが溶けてしまうのでビターな味で締まります
ムックには華やかな酸味~とありましたが、私は酸味に強いと言うか鈍感なので、キャラメルの効果もあってか酸味よりフルーツらしい濃縮されたような甘味を感じたんですが、キャラメルは主張せず主役はパッションフルーツなので砂糖だけの甘さとは違うし、周りがブラックチョコなので食べやすく、フルーティーだけど濃厚な感じで、こちらを食べると先程の青木定治氏のオランジュが爽やかに思えてきます

フィリップ・ベル氏はSDCで日本に来るのを楽しみにしているそうで、「日本に行くと毎回お客さまが自分のことを待っていてくださったことを感じます。私のチョコレートを食べて、涙ぐんで下さる方もいらっしゃる。これこそがチョコレートのマジックだと感じます。」と嬉しいお言葉が
またリヨンにお店を増やしたのも、SDCに出店するようになって日本人のお客さんからの問い合わせが増えた為、アクセスの良い所に~という経緯だそうで、それに対してもマジックだということで、「本物のマジックは余韻を持って、人生を変えていく、あるいは進化させていく力があります。」ということでした



プラリネ ピエモン〈オテル・デュ・キャップ- エデン-ロック HOTEL DU CAP-EDEN-ROC
「カリカリ食感のヘーゼルナッツのプラリネメゾン」
人との出逢いがクリエーションの原動力。
「チョコレート職人の世界って、入る前はもっと閉ざされた世界かと思っていたのですが、とてもフレンドリーでオープンなんです。」とマジ?! な情報を語ってくれたボンヌフォア氏。「みんなが、ああしたら、こうしたらとアドバイスをくれる。だから、色々なものを作れるようになりました。」マジの輪が広がる幸せもまたマジ。
1996年から現職。2008年に「コートダジュール最優秀パティシエ賞」受賞。コートダジュール・ガストロノミー協会会員。2009年、2012年にC.C.C.4タブレット獲得。』
image
スパイシーな香りに毒されていた中でも、こちらは切る前からナッツの香りを感じれます
image
切ると更に香りが広がり、表面の凸凹からも分かるように砕いたヘーゼルナッツが上部にゴロゴロと散りばめられ、下層には粗めのペーストが詰まっていてジャリジャリとした食感で香ばしく、甘味とミルク感がありつつも後から塩味が効いてきて、味の移り変わりを楽しめます

地中海に面したコートダジュールの美しい風景が人生を変えたマジックということで、1996年にこのホテルに勤務してから一度もこの土地を去りたいと思ったことが無く、その豊かな自然の織り成す美しい風景に夢を描いて足を運んでくださるお客様に最上のサービスで応えるという大切さを毎日考える様になり、デザートだけでなくチョコレートも自分たちで製造したいということで2008年からオリジナルのチョコレートを作るようになったそうです



プラリネ ノワゼット〈ジャン=シャルル・ロシュー JEAN-CHARLES ROCHOUX
「プラリネ・ノワゼット セショワン胡椒風味」
カカオがこの世界に呼んでくれたのかも?!
ロシュー氏のマジは夢の実現。「3歳の時に通っていた学校のシスターが『アフリカでは子供達がお腹を空かしている』という話をしてね。それを聞いて僕は両親に『私はアフリカで菓子職人になる』って言ったんですって。」アフリカと言えばカカオのNo.1原産国。今ではカカオが自分を迎えに来たのだと感じるそうだ。
1973年リシュリー生まれ。「ミッシェル・ショーダン」などを経て2004年に独立。パリ・サンジェルマン地区にブティックをオープン。日本にもファンが多い。』
image
頭文字と共に、大小様々な星が散りばめられていて可愛いです
image
こちらは見た目は変わってないものの原料調達・輸入の関係でプラリネ セザムから変更になったのですが、セザムは「ヘーゼルナッツパウダー、アーモンド、キャラメリゼしたヘーゼルナッツを使用した思い出の味」だったそうです
先程のプラリネ ピエモンと同じくプラリネではあるものの、胡椒風味というだけあって欠片を舐めただけでもスパイシーで、香ばしさと共にスパイシーな香りがします
セショワン=花胡椒は四川料理などに使われる山椒に似たスパイスらしいのですが、初めて聞くので調べると、花山椒になったり鑑賞用トウガラシとも出てきて…(ΦωΦ?)
こちらは口どけ滑らかですが、プラリネの香ばしさを感じた後じわじわと花胡椒の風味が広がり、唐辛子と言う程辛さはないのですが後味として残るので、見た目は可愛くても大人向けな気がしますね

東京住みの友人が昨年のSDCでのカルーセルの実演・試食が印象的だったということで教えてもらい興味があったのですが、今年のレフィルはキャラメル味のガナッシュ・ヘーゼルナッツのプラリネ・オレンジ風味ヘーゼルナッツのジャンドゥーヤの3種ということで、ビターがあれば試しに~と思ったものの、この味だと試食出来ないのに買うのは躊躇われるので今回は見送りに…(Φωl壁
でもくるくる回してフリルのように削るの楽しそうだし、綺麗だろうなぁといつか挑戦してみたくなります



マジ〈アルノー・ラエール ARNAUD LARHER
「レッドベリーティーのガナッシュは、ラエール氏にとっての恋を思わせる「マジ」の味」
かるがると想像を超えるショコラの不思議。
「食べたときに、違う世界に旅立つような、不思議な感覚を味わって欲しくて。」と語るラエール氏。「チョコレートをブレンドするときも、想像していた味と全く違っていたり、えっ! と思うほど美味しくなっていたり。ショコラの無限の可能性=マジを感じます。」人間の想像を超えた向こう側にあるものをマジと呼ぶのかも。
ピエール・エルメ氏に師事後、1997年に独立しパリに出店。2007年にM.O.F.取得。2011年にC.C.Cで4タブレット獲得。ルレ・デセール会員。2012年には新店舗も。』
image
恋を思わせる一粒という事でハートが散りばめられていている上に、ステッキから溢れる光もハートを描いていて可愛いらしいです
image
食べるのが勿体なくなりますが、テーマや見た目・素材のベリーから甘いものをイメージしていたら、香りも味もビターでビックリ
このチョコ自体他のに比べて薄めで、コーティング部分も凄く薄いのにしっかりビター感があり、徐々にベリーの味わいへ移り変わっていくので、苦難(ビター)を乗り越えて実る恋(レッドベリーティーガナッシュ)のような、ベリーと言っても甘いチョコではないので、見た目の可愛らしさより大人っぽい恋な気がします
ムックには「レッドベリーの紅茶風味のガナッシュ。フレッシュな酸味が好印象」とあるのですが、酸味は感じず少し爽やかなベリーという感覚位でした

昨年までの高さのあるガナッシュから重さは変えずに薄くしたのは口溶けと所作を意識したためで、以前は噛むチョコレートになってしまっていたので、口の中で美しく溶けていくテクスチャーを意識したチョコレート作りを目指し、テイスティグは女性が多いので口を大きく開けるよりもエレガントに~という思いもあるそうです
こちらはショコラ・アソートにも入っています



イゾルデ〈アンリ・ルル- HENRI LE ROUX
「オペラの幻想的な世界観を基に作られた『イゾルデ』。13年C.C.C出品作品」
マジなドラマを見せてあげよう。
「小さなボンボンショコラの中は、幻想的な小宇宙。」魔術のように繰り出される多彩な味わいや食感。時間差で現れる長い余韻など、イリュージョンに満ちたその世界観はさらにパワーUP。オペラにヒントを得た「トラヴィアータ」「イゾルデ」などの新作ボンボンも加わって、今年のルルーはマジにドラマティック!
ブルターニュ出身の31才。2004年にアンリ・ルルーの門をたたき、2006年にはブランドを牽引するシェフに就任。ブランドの新たな時代を築いている。』
image
何やら不思議な模様が描かれているのですが、これはスパイスの絵なのでしょうか??
そしてボックス全体に蔓延していたスパイシーな香りの正体はこの子な気がします…もしくは+プラリネ ノワゼットの花胡椒もあったのかも
image
初めはシナモン系のスパイスを感じるのですが、後からショウガが広がって本当にスパイシーな味わいで、でもその前後や合間にちゃんとチョコの味も感じれて、ショコラ・ノワールでコーティングということですがそれほどビター感は強くなく、オールスパイスとショウガが印象的です
ガナッシュは滑らかですが下層のショウガのマジパンはしっとりと舌触りを感じれて、スパイシーながらも強すぎないので、それぞれの味や混ざり合って移り変わっていくのが楽しめます

C.C.Cで2年連続最高位(5タブレット)を獲得した際にスペシャリテ部門で高い評価を受け「想像力をかきたて、旅をさせてくれるショコラ」と評されたこの新作のイゾルデはオペラ『トリスタンとイゾルデ』のヒロイン名で、結ばれぬ恋を悲観した男女が心中を計り毒薬を飲むがそれは恋薬で余計に2人は禁断の愛に深くはまるというストーリーなんだそうです
ショウガのマジパンの上にオールスパイスのガナッシュを重ねた一粒で、”媚薬的”というテーマもあり、このスパイスのジャマイカンペッパー(オールスパイス)=仏:ボワダンドは他のショコラティエはもちろん本人も初めて使うスパイスだったそうですが、ショウガのマジパンとの相性が非常に良く、コンフィされたショウガを使っているという事です
こちらはアンリ・ルルーのサロン・デュ・ショコラ限定詰め合わせにも入っています
クイニーアマンのショコラを食べてみたかったんですが、福岡では取り扱われてなかったので、同じくオペラをテーマにしたもう一つの新作でC.C.Cで高い評価を得たトラヴィアータ(椿姫)が入っているコフレ ビズを買ってみたので、そちらも楽しみです



スフェール・ミエール〈ユーゴ&ヴィクトール HUGO & VICTOR
「はちみつ入りのキャラメルの中に、サクサクとしたシリアルパフを入れ、ダークコーティングで包んだ」
マジな小説、マジな手帳を読むように。
彼らのマジは一冊の本から。「恋人同士がいて、キスをするとなぜか女性が消えちゃうのね。そこで発明家だった男性は、キスしているみたいな感覚になるチョコを作るんだよ。で、それをずっと食べていたら、いつでもキスしているみたいになって、彼女もずっと彼のそばにいました ! っていう話。」ブラックユーモアも効いたマジなストーリー。彼らが綴るラブ・マジックは深い。
ユーグ・プジェ氏は「ギ・サヴォア」のエグゼクティブ・シェフ・パティシエなどを経験。シルヴァン・ブラン氏はマーケティング畑でその名を知られた人物。最強のペア。』
image
ボックスの中で一際鮮やかなこちら
image
ほんのり甘い香りがして、裏にはユーゴ&ヴィクトールのマークが入っています
image
先程とガラリと変わりキャラメル+ハチミツなので甘さが濃厚で、中はキャラメル・パッションのように保つのがやっとと言う程しっとりとして、シリアルパフがサクッとアクセントになっています
周りはダークコーティングでも凄く甘いので、1粒で満足感があります

こちらは日本のSDC限定のカルネ・ド・マジにも入っていて、ボックスもステッキから魔法が星がキラキラと溢れだしていて可愛かったです
カルネ・ド・マジに入っている公式サイトの説明(↑『』内)にあるキスを表したオレンジの物が美味しいと聞いていたので買おうかとも思ったのですが、甘いテイストが多そうだったので悩み…翌週行った時にはもう小さいカルネボックスは売り切れていたり、オンラインでは早々に大きいカルネ3種とも売り切れていたりと人気でした



フランス〈フレデリック・アヴェッカー Frédéric Hawecker
「カリカリプラリネと塩バターのプラリネは、子供たちを「マジ」な世界へ誘う一粒」
チョコレートには幸せを作り出すチカラがある。
「ストレスや疲れがあるときに、喜びを与えてくれます。子供たちにも幸せをくれますし、それがショコラのマジです。」と語るアヴェッカー氏。来店したお客さまがイライラしているなと感じたときは「ショコラの試食をお勧めします。そうするとガラッと良い雰囲気に変わられますよ。」やっぱりチョコレートってスゴイ!
2011年にM.O.F.を取得。製菓学校の講師を務めていたこともあり伝統的なショコラを若い世代へと引き継いでいくことにも、大変熱心に取り組んでいる。』
image
チョコレートには”france”の文字が
image
粒々を感じる昔ながらのプラリネに、塩風味のソフトキャラメルを重ねたまさに”フランス”を感じさせる味わいということで、プラリネにはプロヴァンス産のアーモンド、キャラメルはブルターニュ風で、懐かしさをテーマとしながら、2層のテクスチュアの違いも楽しませるというこだわりも込めているそうです

先程のスフェール・ミエールもキャラメルでしたが、こちらの上層はねっとりと重量感あるキャラメルで、下層はカリカリというよりジャリジャリするようなプラリネで舌に粒々を感じアーモンドが香ばしいですが、舐めているとキャラメルが残り、分量も多いのでチョコを食べているというよりキャラメルを食べている感じです
塩味のチョコが苦手な私でも食べやすいので、普通の方だとほんのりと物足りない位になるかもしれませんが、本当に2層の違いを楽しめますし、こちらもキャラメルの濃厚な甘味もあるので一粒で満足感があります

フランスボックスの方にはこの”フランス”ではなく、コルシカという島を知っていただきたいという思いで選んだということで、愛用のコルシカの養蜂家が作るハチミツを使ったものが味わえるそうです
各国をイメージした旅行気分になれるショコラのアソートは、使ってある素材も様々だしあちらも気になるところです



サスペンス〈フランク・ケストナー Franck KESTENER
「パチパチシュガー入りのヘーゼツナッツプラリネ」
M.O.F. 取得を成功に導いた運命のマジ。
まるで映画のようなエピソード。「ガルガロという彫刻家の番組を16 才のときに見て感動してね。作品がどこにあるかすごく探したけど見つからなかった。そうしたら10年後。M.O.F.の最終試験のとき、アイデアに詰まって本屋に入ったら目の前にその 人の本が。それにインスピレーションを受けて合格したんだよ。」マジ?!
サレグミン村出身。尊敬する父の下で修行を積むうちショコラの魅力に開眼。2004年に27才でM.O.F.を取得。2010年にはパリにも出店。M.O.F.から10周年。』
image
表面が凸凹していて、サスペンスという名前とパチパチシュガーということで、初めに食べたレクスプロジオンより強そうでドキドキデス((Φωl壁 笑
image
こちらはヘーゼルナッツのプラリネの中にポッピングシュガーを閉じ込め、上にライスパフを乗せて口当たりをさらに遊び、ミルクチョコレートを加えた上質のプラリネが弾けて、不思議な驚き、ファンタジーをもたらしてくれる ということで、復活祭の時に子供たちのために作ったら、大人からとても評判が良かったそうです

噛んでみるとカリカリサクサクッとした歯応えで、パチパチは?と思っていたら、やっぱり来ましたΣ((ΦωΦ))笑
噛むより舐めた方が初めからパチパチが来る気がしますが、プラリネの香ばしさとミルクチョコの味わいも感じれて、味で見れば優しいものの、場所によっては刺激が強いので子供は驚きそうですね
こちらはショコラ・アソート テーマボックス マジーにも入っています



秋のカフェ〈クリスティーヌ・フェルベール Christine FERBER
「コーヒーキャラメルガナッシュを、ショコラノワールコーティング」
自然ほどマジなものはないんじゃないかしら?
本質的なマジックは自然の中にある。それがフェルベール女史の哲学。「春に変化が生まれ、夏には花や葉がついて実がなって。秋は収穫、冬は休息の時間になる。それが毎年繰り返されることは、本当にマジですよね。」カカオが木に花をつけ実になりショコラになるまでの過程も同じこと。アルザスの自然を心から愛する彼女だからこその境地に拍手。
1960年アルザス生まれ。1980年に父の店「メゾン・フェルベール」のパティシエに。1998年にシャンペラー&パティシエ連盟から最高パティシエ賞を受賞。コンフィチュールの名手。』
image
光の当たり加減ではただの茶色にも見えるのですが、同系色でカカオポッドのイラストが描かれています
image
優しい味わいにするためにミルクチョコレートを使い、とっても柔らかいキャラメルと2層にしたということなんですが、中に空洞があって柔らかいため切ったら無残な姿に…
こちらは逆にキャラメルはとろりとしていて、先にキャラメルの濃厚な甘味が広がり、コーヒーガナッシュは凄く密なので後に残って、甘さも強いですがコーティングもノワールなので後半はビターで目が覚める感じです
休憩時に食べるとキャラメルの甘味で脳にも栄養いきそうですし、後味はスッキリなので気分転換にもなって良さそうです

こちらはマジックボックスのために作ったボンボンで、フェルベール氏は本来あまりコーヒーを好まないけれど知り合いの焙煎するコーヒーの香りは大好きで、お店のコーヒー味のお菓子やこのガナッシュにもそのコーヒーを使用していて、家に宿泊する友人には普段飲まないコーヒーを出すそうなんですが、香りだけで素敵な1日が始まるような予感がするので、そんな予感が本物になるようにといった魔法を込めたのがこのガナッシュということです
今年のテーマが”マジック”と知ってすぐに思い浮かべたのは”木の魔法”で、メゾン・フェルベールがこうして沢山のお菓子を出してお客様に喜んでいただけるのは、カカオ、コーヒー、バニラやシナモン、たくさんのフルーツをもたらしてくれる木の恵みがあるお蔭んおで、そんな木が大好きで、その営みを讃えたいと思い、ボックスやカード木の挿絵が描かれているそうです
こちらはショコラ・アソート クラシックにも入っています



ということで、裏返せなかったので最後になりましたが…
image
商品名:SELECTION BOX ① ラ・マジ
名称:チョコレート菓子
原材料名:砂糖、カカオマス、ココアバター、カカオ豆、全粉乳、クリーム、バター、乳清、脱脂粉乳、無脂肪粉乳、乳糖、転化糖、ブラウンシュガー、アーモンド、ヘーゼルナッツ、パッションフルーツ果肉、カシスピューレ、ココナッツ果肉、マンゴー果肉、オレンジ果肉、乾燥フランボワーズ、パイナップル、乾燥バナナ、砂糖漬けしょうが(しょうが、砂糖)、ライスポップ(米、トウモロコシ、砂糖、小麦粉、食塩)、ポップキャンディー(砂糖、ぶどう糖、ココアバター、乳糖)、フィユティーヌ(小麦粉、砂糖、バター、全粉乳、食塩、麦芽)、バジル、はちみつ、牛乳、小麦粉、紅茶、セップ茸の粉、コーヒー、リキュール、ぶどう糖、ぶどう糖果糖液糖(小麦由来)、バニラビーンズ、香辛料、食塩、花椒、麦芽エキス、香料、乳化剤(レシチン:大豆由来)、ゲル化剤(ペクチン:リンゴ・レモン由来)、ソルビトール、D-ソルビトール、酒石酸、酸味料、二酸化炭素、甘味料(イソマルト)、安定剤(カラギナン)、保存料(二酸化硫黄)、膨張剤、着色料(酸化チタン、黄4、黄5、赤102、青2、銀箔、ウコン、コチニール、β-カロチン)
内容量:15個
原産国名:フランス、日本
7,350円/岩田屋 サロン・デュ・ショコラ催事場



個人的な好みだとビター感あるものが好きなのでF.オランジュ〈パティスリー・サダハル・アオキ・パリ〉やJ.マジ〈アルノー・ラエール〉が好きで、特にマジは見た目の可愛さからも自分用にも贈り物にも喜ばれそうに思います
それと紅茶フレーバーのものも好きなので、C.カルチュール・テ アールグレイティー〈ファブリス・ジロット〉だと10粒とかあってもパクパクいけちゃいそうです

”マジ”というテーマからいくと、魔法らしいパチパチ感は中々他では味わえなさそうなので、A.レクスプロジオン〈セバスチャン・ブイエ〉やN.サスペンス〈フランク・ケストナー〉は楽しさや驚きがあるし、
組み合わせとしてはE.バナーヌ〈クリスチャン・カンプリニ〉、I.プラリネ ノワゼット〈ジャン=シャルル・ロシュー〉、K.イゾルデ〈アンリ・ルル-〉辺りも珍しかったり刺激的で面白く、
フルーツやキャラメルの濃厚な甘さが好きな方にはB.ガナッシュ エキゾチック〈パスカル・ル・ガック〉、G.キャラメル・パッション〈フィリップ・ベル〉、L.スフェール・ミエール〈ユーゴ&ヴィクトール〉、M.フランス〈フレデリック・アヴェッカー〉辺りや、+落ち着きも味わえるのがO.秋のカフェ〈クリスティーヌ・フェルベール〉という感じで、
D.マジック〈ジャン=ポール・エヴァン〉、H.プラリネ ピエモン〈オテル・デュ・キャップ- エデン-ロック〉は幅広く好まれそうです

そういえば原材料にはリキュールがあるものの、特にお酒をきかせたような物はありませんでしたが、子供とか幅広く食べれる様にということだったのでしょうか?
魔法なら、お酒のふわっとした感じもあっても良さそうなのにな~?と思ったりしました



    mixiチェック

このページのトップヘ