*choco×choco*

※スマートフォンからだと一部表示できない文字がある様なので、閲覧の際はご注意くださいませ…   チョコレート関係の写真整理用記録ブログですφ(ΦωΦ*)  始めたばかりなので色々と変わるかもしれませんが、まったり更新中♪  チョコレートはビター派(60~85%位)だけどコーヒーは甘くしないと飲めないので苦味に強いわけではなく、塩分は薄めが好みで酸味には強いのですが、唐辛子は大丈夫でも辛子・山葵などは食べれず、アルコールは梅酒を好む位でビール・ワイン・日本酒系は飲めないような嗜好なので、味覚の離れている方は参考にならなかったらすみません(;Φωl壁  また、味ものは桃や抹茶系を好む位なので、ホワイト・イチゴ等他のフレーバーのチョコは少なめだと思います(ΦωΦ;)  そして特に気になったものや、お土産物などのチョコ以外の物もあったり…(Φωl壁  携帯・スマホでの撮影のため特に昔の写真は画質が悪く参考にならないかもしれませんし、専門知識も無くだらだらと書いているので見難いものが多いかと思いますが、ごゆっくりどうぞ(*ΦωΦ)っ旦~   *2013.10.20*

タグ:コーヒー

W.Boléro(ドゥブルベ・ボレロ)はスイーツキャンドルプロジェクトがきっかけでパレドオールと同じ頃に知ったので2~3年前でしょうか…(ΦωΦ?)
九州地区では博多阪急限定で初出店、このアソートも限定120個ということだったんですが、このアソート1種のみしか取り扱いがなかったため 初日は悩んで見送ったものの、友人の話を聞いているとまた気になって、既に色々と買い込んでいるというのに結局後日購入してしまいました


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ボンボンショコラ・アソート
「カカオと厳選された素材とのマリアージュ!熟練のショコラティエによって作られる“ボンボン・ショコラ”は、素材の味が広がりつつカカオが生きる理想のチョコレートです。」(博多阪急催事パンフレットより)

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名称:チョコレート
原材料名:カカオマス、生クリーム、砂糖、カカオバター、ヘーゼルナッツ、洋酒、バター、転化糖、オレンジ、木苺、牛乳、水飴、シナモン、乳化剤(大豆由来)、香料、着色料(黄4、赤102、二酸化チタン、青2)
内容量:6個
賞味期限:2015年2月20日 (2/11購入)
価格1,620円:1500+税120=1,620円 / 博多阪急 バレンタインチョコレート博覧会


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樹の皮のような皺のある落ち着いた茶系グレージュの箱に藍色のリボンが巻かれ、正面には紺地に茶色のマークが並び白でブランド名やロゴが書かれたシールが貼られていて、リボンは裏の詳細のシールで留めてあります
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普通は紙のクッションや透明フィルムを乗せてあることが多いですが、箱に入ったうえ更に透明のケースに入れて納められ、簡易な説明カードも入れてあります
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全体的にシナモンの香りが移っている気もしますが、HPのBonBonChocolatの一覧には各説明とともに断面写真も載っているのでイメージ出来て良いですね



Nature dominica ナチュール・ドミニカ
《パワフルなドミニカ産カカオを使用したハイカカオでプレーンなガナッシュ。カカオのテロワールを感じることができます。》
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箱に入っているカードだとだた「ドミニカ dominica」としか書かれていませんが、見た目も同じなのでこちらになるのでしょうか?(ΦωΦ?)
角にひとつ淡いオレンジブラウンの丸い盛り上がりがあり、濃厚なホットチョコのような温かみのある香ばしさで落ち着く香りがして、切ると少し爽やかさが加わります
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コーティングは濃縮したココアのような深い香ばしさで、ガナッシュはコーヒーのような軽い苦味と爽やかな酸味がありますが まろやかで、アルコール感はないしワインは飲まないので分からないんですが、熟成した赤ワインをイメージする ほんのり渋味ある落ち着いたフルーティーさも感じられます


Framboise cannelle フランボワーズ・カネル
《フリーズドライの木苺の洋酒漬けの層と木苺のピューレ入りダークガナッシュ・シナモン風味の層の二層仕立て。 (75%ダークチョコ コーティング)》
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こちらもカードは「フランボワーズ frambois」としか書かれていませんが、プリントも同じなのでフランボワーズカネルなんでしょうか…?(Φωl壁
ワインレッド地に大小様々な白い丸が沢山プリントされていて、甘酸っぱいフランボワーズと シナモンが移っているのか?カネルだからなのか?、少しハーブっぽいようなハチミツを思わせるところもある深い甘い香りがして、切ると果実のまま入ってそうなフレッシュなラズベリーの香りが爽やかながら深みがあります
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コーティングは少しシナモンっぽい香ばしさで、ガナッシュは甘酸っぱくフルーティーながら少しアルコール感もあり上品で、底に種がびっしりと敷かれているのでプチプチした食感がしっかりあってフレッシュなんですが、落ち着いた味わいで大人っぽいです


Praline cafe プラリネカフェ
《コーヒー風味仕立てにしたアーモンドのプラリネ。 (75%ダークチョコ コーティング)》
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ひとつひとつ手書きなのか味のある黄色のストライプで、深煎りアーモンドをしっかりキャラメリゼした感じと コーヒーもプラスされるとプラリネというよりバター醤油を思わせるような味濃そうな香りがして、切っても変わらない気がするのでシナモンの影響ではなさそうです
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原材料を見てもコーヒーは入ってないので香料だけなのでしょうか? それでもコーティングはコーヒーを感じる香ばしさがあり、プラリネは甘味もありつつアーモンドがコク深く香ばしくて、全体だとカフェオレのようなまろやかさと キャラメリゼされたほんのり苦味のある深い香ばしさを感じられて、どこか懐かしさを感じ気になります…


Saumur ソミュール
《オレンジのリキュールをたっぷりと使用したハイミルクチョコガナッシュ。お酒が効いていますがフルーティーで女性に人気。 (45%ミルクチョココーティング)》
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全体像が分かりませんが 濃い黄色地に淡い黄色のドットで模様が描かれていて、オレンジ系の甘味あるミックスフルーツヨーグルトのような香りで 僅かに洋酒っぽさもある気がしますが、切るとオレンジが爽やかに軽く香り、やはりヨーグルトっぽさの方が感じられて リキュールは目立ちません
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甘さ控えめの上品なミルクコーティングで、中はシャリシャリとざらつきのある舌触りで甘味もあり かなりアルコールが効いていますが、ふわりと漂うオレンジがさわやかに上品で、コーティングのミルクともよく合い 女性に人気というのが頷けます


Caramel d'orange キャラメル・ドランジュ
《ミルクチョコガナッシュをオレンジとキャラメル風味にし、底にオレンジのコンフィを敷き詰めたフルーティーな一粒です。》
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香りを確かめていたら撮ったつもりになっていて切ってしまいました…
オレンジの粒のイメージなんでしょうか? 細筆でオレンジの上から白の点を重ねた感じの鱗模様のような雰囲気もあり、落ち着いた濃厚なキャラメル感に少しオレンジ&シナモンっぽさを感じ、切るとこちらも少しヨーグルトのような爽やかさもありつつキャラメルの深みあるまろやかな甘味も感じられ オレンジがジューシーに香ります
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コーティングは落ち着いた香ばしさがあり、ガナッシュだけで食べると本当にミルクとオレンジとキャラメルをそれぞれ感じられるけど優しい味わいで、底のオレンジコンフィは粒々感がありジューシーで甘く、コーティング+ガナッシュだとミルクキャラメルのようなまろやかな味わいを、ガナッシュ+コンフィだとフルーティーになり、全体だとオレンジテイストのカフェオレのような落ち着いたフルーティーさを感じられ、色んな味わいを楽しめます


Cannelle カネル(シナモン)
《スリランカ産シナモンを効かせたハイミルクチョコガナッシュ。 (75%ダークチョコ コーティング)》
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このボンボンのおかげで、英語:Cinnamon シナモン=フランス語:Cannelle カネル ということを学べました
他のボンボンショコラのような滑らかな表面ではなく気泡が作ってあり、シナモンなのか明るめの茶色い物がチラリと覗いていて、チョコではなくシナモンを食べるかのようにしっかりとシナモンの香りが主張し、切るとガナッシュのおかげで少しまろやかになって ほんのりチョコらしさも感じられるようになりますが、やはりシナモンが目立ちます
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コーティングは澄んだ甘味を感じられ思ったよりシナモン感は弱く、ガナッシュももっと強く来るのかと思っていたらミルクも感じられるくらい爽やかなスパイス感で、シナモンの強いものは苦手なんですが 香りのイメージよりちゃんとチョコらしさがあり、ミルクなのに甘さ控えめでビター派には食べやすいですね
 

全体的に落ち着いた味わいでビター派には嬉しく、説明だけだとドミニカやフランボワーズが好みだろうと思っていたのですが、ミルク系なのにソミュールやキャラメルドランジュの方が好みで不思議です
祖父が蜜柑を作っていたので親しみもあったし、小さい頃は料理に添えられているレモンをそのまま食べていたくらい元から柑橘類は好きなんですが(笑、今まではチョコと合わせるならラズベリーやブルーベリー系の方が好むものが多かったので、JPHの時といい嗜好が変わってきたのでしょうか…(Φωl壁
こちらに入っていないショコラも気になるので、来年は取り扱いの種類が増えたり出店になると嬉しいですね(ΦωΦ*)



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今年のChocolateShopは73年の集大成であるベストセレクションも気になったのですが、昨夏のパリコレでお土産に公式採用された砂糖不使用の「ZEROchocolate」が認められパリのサロン・デュ・ショコラに出店を依頼されたということで昨年のニュース時から気になっていて、出店の為に仕上げた同シリーズのZERO JAPONも好評だったということで更に興味がわき、和素材のJAPONと コーヒーやプラリネ等馴染みのあるフレーバーのものと2種あるので、後者の方が好みではありそうなものの バレンタイン以降のZEROシリーズの販売について尋ねてみると、一定期間は販売する予定ではいるが内容を変更するかもしれないということだったので、今のうちに と結局売り場を巡って2種とも買ってしまいました(*ノ ノ)笑
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三越の催事場には早々と商品が並び限定品もあったりしたんですが、ZEROchocolatは15個入りしか取扱いがなく、また順次追加入荷されるといっても早めに購入すると賞味期限が2週間しかもたず、サロン・デュ・ショコラ福岡会場では2/4日からの追加ブランドの1つで 5個入りも取り扱いがあるという事だったので、4日に寄った時に覗いてみると、お客さんが多いのに店員さんが1人で対応されて忙しそうだったので後回しにしたらそのままになってしまい、次に寄れたのが14日で その時にはZERO系は完売していたので、博多店に行ってみると流石にバレンタインデーだけあって凄い行列が出来ていたものの、こちらはJAPONが売り切れなのか? ZEROchocolateの方しかなかったのですが、三越を通ったついでにJAPONは購入していたので調度良かったです


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2015年 バレンタイン用 商品リスト
ZERO JAPON 5個入り 1,620円
《昨年 2014年のフランス・パリでのサロン・デュ・ショコラ出店に際してご用意した、ほうじ茶・ごまきな粉・日本酒・味噌・醤油の和の素材を活かした砂糖不使用のトリュフチョコレートの詰合せです。》

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商品名:~ZERO JAPON~
名称:チョコレート
原材料名:カカオマス、ココアバター、生クリーム、ココアパウダー、無塩バター、全脂粉乳、大豆、味噌、醤油、ほうじ茶、胡麻、トリモリン、酒、乳化剤、トレハロース、香料(原材料の一部に小麦、大豆を含む)
内容量:5個
賞味期限:2015年2月28日 (2/14購入)
価格:1,500+税120=1,620円 / 福岡三越 バレンタイン催事場


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ZERO chocolate
15個入り 4,860円 (コーヒー・紅茶・フランボワーズ・プラリネ・ラム・オレンジ)
5個入り 1,620円 (コーヒー・紅茶・フランボワーズ・プラリネ・ラム)
《2014年はパリコレやサロン・デュ・ショコラへの九州初の出店などのイベントにて、本場フランスの方々に大好評を頂いた砂糖不使用のトリュフチョコレートの詰合せです。》

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商品名:~ゼロチョコレート詰め合わせ~
名称:チョコレート
原材料名:カカオマス、ココアバター、生クリーム、ココアパウダー、無塩バター、ヘーゼルナッツ、アーモンド、全脂粉乳、トリモリン、フランボワーズ、コーヒー、紅茶、オレンジ、洋酒、マルチトール、ハローデックス、トレハロース、エリスリトール、乳化剤、クエン酸、香料(原材料の一部に小麦、大豆を含む)
内容量:5個
賞味期限:2015年2月23日 (2/14購入)
価格:1,500+税120=1,620円 / 博多の石畳店


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ZERO JAPONは和紙のような斑な質感の白い箱で、花結びのような模様が赤・青・紫・黄土色で描かれているので可愛らしさもありながら落ち着いた雰囲気もあり、組紐で飾りたくなる雰囲気ですね
ZERO chocolateは光沢あるアイボリー地に同系色の布地のような不規則な格子模様があり、ZEROのZと数字の0をかけてあるようなマークの下に、クリアな透明・ピンク・ブルーの3色のラインストーンが付いていて、15個入りは同様の質感の淡いピンク色の箱になり、見た目から若い女性向けのイメージです

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両サイドをロゴマークのシールで留めてあるんですが、JAPONは透明に銀色のロゴの小さな丸いシール、chocolateはマットな銀色地に銀で箔押しされた長方形のシール と使い分けてあり、裏面の商品情報のシールもJAPONは1つにまとめられていますが、chocolateは詳細と別に賞味期限のシールが貼られています

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 ZERO JAPON
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蓋を開けると、お店の紹介が書かれた両面印刷の小さな紙と 片面印刷の説明書きがそれぞれに入っていて、箱よりかなり小さ目なボンボンショコラにかかる分だけのクッション紙が乗せられています
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 ZERO chocolate
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『 博多のチョコのはじまり処
チョコレートショップは九州博多で最初にトリュフチョコレートを作った、親子二代の手づくりチョコレート専門店です。自然の中にある素材だけにこだわり、半世紀以上経った今でも創業当時の味とスタイルを頑固に守り続けています。九州初のサロンドショコラではチョコレートを最高の状態でお召し上がりいただけるように、温度18~19℃、湿度37~43%を保っています。私どもの店から始まった九州博多のチョコレートの歴史。その責任と共に、皆様に愛されるお菓子作りに邁進してまいります。これからもどうぞよろしくお願い致します。
 二代目チョコレート職人 佐野 隆 』

↑に出てくる“サロンドショコラ”はパリのチョコレートの祭典サロン・デュ・ショコラのことではなく、チョコレートショップの店舗内の奥にある 温度と湿度が保たれたショコラ専用の部屋の事で、好きなボンボンショコラを1粒ずつ選んで購入できるようになっていて、手前の部屋にはケーキやクッキーなど様々なお菓子達が並んでいます
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先にカットした写真まで撮りながら香りのメモを取り、後で説明書きを読んだので、香りが移っていたのか勘違いしていたものもあって変なコメントになっていますが、それも感想ということで…適当でスミマセン((;Φωl壁 苦笑



ZERO JAPON
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全体的にココアのような甘い香ばしさが食欲をそそられます


ごまきな粉 Sésame et kinako
《きなこと胡麻がうまく融合した、日本版プラリネです。》
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初めはChocolateShopの頭文字のCなのかと思ったのですが、福岡Walkerで紹介されている画像でも弧の描き方がCとは反対ですし、点の無いヘ音記号のような感じで金色で描かれていて、きな粉の軽い香ばしさがしっかり漂い 後からゴマらしい落ち着いた香ばしさも感じられ、切るとゴマの香りが出てくるので きな粉が落ち着きつつ香ばしい良い香りがします
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落ち着いたミルクコーティングで、中は胡麻の粒感もあるものの きな粉をふんわりと入れたような解けるように滑らかに溶けていく食感が面白く、味わいは香りより香ばしさが落ち着いてまろやかで、繊細な食感とやさしい味わいです


ほうじ茶 Hojicha (thé vert torréfié japonais)
《福岡で作られたお茶を使用して作った香り高い一品です。》
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角に茶葉が乗っているのに ミルキーなかなり甘い香りで 後からほんのりお茶の落ち着きを感じてくる程度でビターココアのような香りもあり、切ると少し落ち着いた甘味あるミルク感の後からお茶らしさがしっかりと香り立ちます
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ミルクチョコのようなまろやかなビターコーティングで、ガナッシュはほうじ茶の味わいはあるものの生クリームのまろやかさがやさしく包み込み、穏やかな甘味がまろやかに広がった後にじんわりとお茶の渋味が少し感じられて後味は落ち着けます

 
日本酒 Nihonshu / sake (alcool et de riz)
《福岡で作られた、さらりとした香り高い大吟醸使用して作った一品です。》
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鮮やかな赤い半球型に斑にブロンズラメが塗られていて、上から嗅ぐとお酒の雰囲気があるんですが、説明書きを見ないと銀箔=お酒と思い込んでいたので こちらが味噌かとも思うような甘味ある香りがしつつ スッキリとしていて、切るとアルコール感が強まりますが大吟醸のまろやかな甘味がチョコと馴染んでいます
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コーティングはココアのような甘い香ばしさで、日本酒が苦手なのでガナッシュはかなりアルコールを感じるんですが、とろりと滑らかでスッと溶けていきながら まろやかさもあるので ガナッシュだけでも意外と食べやすく、コーティングのチョコらしい甘味を感じたかと思うと日本酒の少しツンとしたアルコール感がきて、それが引くとアクセントに洋酒を入れたホットチョコのような ほんわかした温か味と上品な雰囲気が続きます


醤油 Shôyu
《二度仕込みという製法で手間を惜しまず作られた福岡産の醤油を使用して作った味わい深い一品。》
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角に銀箔が乗せられていて 見た目のイメージからこちらが日本酒かと思っていたんですが、ビターチョコの落ち着いた甘い香りに ほんのり甘味ある醤油がココアのように馴染み、切ると甘目の醤油の深みある香りもあるんですが モンブランやキャラメルのような甘味ある香ばしさも感じられて不思議です
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コーティングはミルクココアのような甘い香ばしさで、ガナッシュはとろりとして醤油の甘味もあるけど深い味わいもあり 香りのように落ち着いたキャラメルの感じもあって、コーティングと一緒だと塩っ気を感じやすくなりますが 後味はカフェオレのような雰囲気もあったりと 文字から受けるイメージと違っていて、キャラメルサレの塩分が苦手な私でも強いと感じる程ではなく旨味があるので、しっかり味わいのあるキャラメルサレがお好きな方に好まれそうです


味噌 Miso
《福岡で作られた甘味の中に深みのある米こうじ味噌を使用して作ったコクのある一品です。》
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説明書きを見るまでは赤い半球の日本酒を甘い味噌・銀箔の乗った醤油を日本酒と思い込んでいたので、こちらが醤油の飛沫を表しているのかと思っていたのですが(苦笑、ミルクチョコに赤茶色の飛沫が映え、甘めの味噌がミルクチョコの甘い香ばしさとよく合っていて、切ると味噌の香ばしさとミルクチョコでココアのように感じられつつミルク感もしっかり香ります 
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ミルク感あるミルクチョココーティングで、とろりとしたガナッシュは意外と味噌らしさがしっかりあるんですが 違和感なく馴染んでいて、こちらの方がミルク感があり醤油より塩分は控え目なものの、醤油も味噌も同じ大豆由来の物だからか醤油と似た雰囲気があるので、こちらも味濃いキャラメルが好きな方に好まれそうです


JAPONは和素材を活かしてあるということですが、パリのサロン・デュ・ショコラで好評だったというのも頷けるくらいどれも違和感なく馴染んでいて、日本のものというだけでなく 地元の福岡産を多用されているのも拘りと地元愛を感じられて応援したくなりますね


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福岡の一般初日、会場に着くと入口近くにボナが見えたので とりあえず20周年記念のBOX目当てに購入し、隣のマルゥでも購入して後ろを振り返ってみると OLIVIER VIDALのブースがあって、日本のサロン・デュ・ショコラ初登場だからなのか トークショーがある訳でもないのにご本人がいらっしゃってビックリして
通訳さんも付いていらっしゃったので、10個入りと迷いながら内容説明を聞きつつ結局こちらを購入すると、カードにサインをしてくださり、説明に手間取らせてしまったので感謝を伝えたかった思いが通じたのか、英語もフランス語も出来ないんですが 手を差し出してくださったので握手に想いを込めておきました merci


Olivier Vidal オリヴィエ・ヴィダル フランス/ブルゴーニュ地方オクセール
ショコラへの情熱はノンストップ
「若い後輩たちにショコラティエという仕事の基本や、仕事への情熱を伝えたいですね。基本とは、まず質の良い原料を選ぶこと。これは未来においても変わらないと思います。」最高のショコラとは何かを追求し、日々邁進し続けるヴィダル氏。マジメな印象と、いざショコラのことを話はじめると止まらない!という饒舌さのギャップも魅力的です。
1976年生まれ。18歳のときからショコラティエとしての修行をはじめ、「クープ・デュ・モンド」に2005年に参加。2007年にM.O.F.を取得。2012年に独立し、オクセールにショップをオープン。
 

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ショコラ・アソート(18個入) ¥6,804(税込み)
〈理想の結婚相手〉口の中に入れたときの味のふくらみがスゴイ!これがヴィダル氏のボンボンショコラの第一印象。見た目は控えめだけど確実に美味しいんだなぁ、これが。
A.アンディヤン:レモングラス風味ガナッシュ
B.ドゥースール・ノワール:ヘーゼルナッツのプラリネ
C.ロシェ・レ:アーモンドとヘーゼルナッツのプラリネ
D.バロンシア:アーモンドプラリネ
E.ブラック・ティー:燻製風味ブラックティーのガナッシュ
F.イベルナル:スペキュロスのクルスティヤンとキャラメルガナッシュ
G.キャラメル:塩風味キャラメル入りハート形ボンボン
H.ケニア:ケニア産コーヒー風味ガナッシュ
I.マンダラン:ショウガコンフィ風味ガナッシュ
J.エスティバル:松の実のプラリネ
K.グリーン・ティー:ベルガモット風味グリーンティーのガナッシュ
L.エクアトゥール:エクアドル産ブラックチョコレートのガナッシュ
M.メディテラネエン:セージ風味ガナッシュ
N.フランボワーズ:フランボワーズ風味ガナッシュ
O.ドンテル・ノワール:ドライ・クレープ入りヘーゼルナッツのプラリネ
P.ドゥースール・レ:ヘーゼルナッツのプラリネ、ミルクチョコレートコーティング
Q.カジュ:カシューナッツのプラリネ
R.フロリドゥ:グレープフルーツ風味ガナッシュ

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名称:チョコレート菓子
原材料名:チョコレート(カカオマス、砂糖、ココアバター、全粉乳)、生クリーム(乳製品)、砂糖、ヘーゼルナッツ、バター、アーモンド、ぶどう糖〈小麦由来〉、カシューナッツ、ココアバター、松の実、フィユティーヌ(小麦粉、砂糖、バター、脱脂粉乳、食塩、大麦麦芽エキス)、小麦粉、フランボワーズピューレ(フランボワーズ、砂糖)、グレープフルーツ果汁、卵黄、植物油脂、しょうが砂糖漬け(しょうが、砂糖、ぶどう糖〈小麦由来〉)、転化糖、コーヒー、レモングラス、緑茶、紅茶、牛乳、リキュール、ライム果汁、グレープフルーツ果皮、食塩、はちみつ、バニラビーンズ、パプリカ、シナモン、とうがらし、乳化剤(大豆由来)、ソルビトール、膨張剤、ゲル化剤(ペクチン)、香料、酸味料、着色料(黄4、赤102、酸化チタン、青1、赤40)
内容量:18個
賞味期限:2015年2月20日 (1/29購入)
6,300+税504=6,804円 / 岩田屋 サロン・デュ・ショコラ催事場


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茶色×クリームベージュの優しい色合いに 鮮やかな黄緑が入っているのがオリヴィエのカラーのようですね
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濃い焦げ茶色のクッション紙が乗せてあるだけで、リーフレット等はなく、購入時にはサロン・デュ・ショコラのショップカードにサインをしてくださいました
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購入時もディスプレイと説明用紙の向きが違い、通訳さんを挟むので余計説明しにくそうだったのと ハートが横向きで少し違和感を感じたのですが、箱の向き的にも本来は↑が上で、↓の向きの方が綺麗に横4列に並ぶので説明しやすいため回転させてあるんだと思われます
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リーフレットも無いため、サロン・デュ・ショコラのサイトの説明通りAのアンディヤンから順番に行ってみたいと思います
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A.アンディヤン:レモングラス風味ガナッシュ
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レモングラスの葉をイメージするような緑のプリントがされていて、レモンのような爽やかな香りが心地よく、切るとガナッシュのまろやかさとレモン~オレンジのようなフルーティーな香りがします
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コーティングは落ち着いたビターでレモンピールのような苦みも少しあり爽やかで、ガナッシュはレモンのフレッシュ感がありながら まろやかで甘味もあり、コーティングと一緒だと苦味が緩和されつつまろやかさも落ち着くので、スッキリした甘味のライム~レモン感がフルーティーで美味しいです


B.ドゥースール・ノワール:ヘーゼルナッツのプラリネ
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対角線上に1本線があり、切る前からヘーゼルナッツの香りが豊かで、切ると更に香るようになりプラリネの甘味やまろやかさも感じます
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ビター感ある落ち着いたコーティングで、プラリネはシャリシャリと細かくしっとりしていて香りのイメージより甘さ控えめで、コーティングと一緒の方がまろやかさが出てきつつも 少し塩っ気も感じられるような甘さ控えめのプラリネでヘーゼルナッツの深い香ばしさがあり、プラリネは甘いものが多いのでビター派には落ち着いた味わいで嬉しいですね


C.ロシェ・レ:アーモンドとヘーゼルナッツのプラリネ
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こちらもコーティングよりナッツ感がしっかり香り、切るとまろやかな甘味と香ばしさを感じ、ロシェらしくゴロゴロとアーモンドの粒が見られます
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ミルクコーティングですが落ち着いた味わいで、こちらも細かく滑らかなシャリシャリした食感ですが大き目のアーモンドの粒との差もあり、プラリネ自体も甘さ控えめでナッツの深みある香ばしさを楽しめて、ミルクプラリネという甘そうなイメージとは違い しっかりナッツの風味が感じられてビター派でも気にならず美味しいです


D.バロンシア:アーモンドプラリネ
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丸い突起があり、こちらは少しナッツの香りが控え目な分ビターチョコの香りも少し感じられ、切るとスッキリと澄んだ香ばしさが深く香ります
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突起部分はビスケットのようなザクザクした物が入っていて、コーティングはまろやかな香ばしさで、こちらの方がヘーゼルナッツのプラリネより少し柔らかめのシャリシャリ感でまろやかさもありつつ 後から深い香ばしさや塩っ気も出てきて、コーティングのビター感も活きてくるので味わいに広がりがあります


E.ブラック・ティー:燻製風味ブラックティーのガナッシュ
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3本線が入っていて、焙煎しすぎた紅茶のような感じとジャーキーみたいに旨味もありそうな香りがして、切るとまろやかさもあるけど酸味の方が強めで、じわじわと燻製香がきます
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コーティングからスモーキーさがありビター感強めで、意外とガナッシュはまろやかで甘味もありながら 樹皮のような自然感ある味わいで、こちらはビター好きな方じゃないと食べにくいかもしれませんが、香りからはもっと個性的な味かと思っていたのでイメージより食べやすかったです


F.イベルナル:スペキュロスのクルスティヤンとキャラメルガナッシュ
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こちらも丸い突起がありパフが入っていて、ミルクたっぷりのやさしいキャラメルのイメージで、切ってもスペキュロス感は殆どありません
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コーティングは香り通りミルク感たっぷりの落ち着いた味わいで、上層はミルクの深みとほんのり洋酒を含んでそうな上品で滑らかな口溶けのキャラメルガナッシュで、下層だけで食べてもスペキュロスのスパイス感は控え目ですが ほんのり塩っ気を感じる少ししっとりしたビスケットがそのまま入っているようなザクザクした食感があり、紅茶やコーヒー等と一緒に食べたい落ち着いた味わいのキャラメルビスケットといったイメージです


G.キャラメル:塩風味キャラメル入りハート形ボンボン
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シャープなハート型で、少しフルーティーな気さえするスッキリとしたキャラメルの香りがして、切るとハートがバリバリに割れてしまい(´・ω・`)となりながら持とうとしたら、中がとろとろの生キャラメル状態でビックリ
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切ると少しバターっぽさもあるような塩キャラメルの香りがして、コーティングはスッキリした香ばしさで、キャラメルの塩加減は控え目でバターのような濃厚なミルク感があり、パリッとしたコーティングと とろりととろけるキャラメルの食感の差も楽しめるし、コーティングと一緒だと差で甘味も感じられつつ コーティングの方が残るので後味はスッキリします


H.ケニア:ケニア産コーヒー風味ガナッシュ
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大き目の銀箔が乗っていて、香りが移っているのか?コーヒーというよりハーブや香辛料の効いたベーコンのような味わい深そうな香りとコーヒーの落ち着きもあり、切るとスッキリとしたコーヒーの香りがして苦味はなさそうなフルーティーさもほのかに感じられます
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まったりした香ばしいコーティングに、ガナッシュは少し酸味のあるスッキリしたコーヒー感でまろやかさもあり、初めの香りの印象とは全然違っていて、眠気覚ましのコーヒーというようなパンチはないですが 気分転換に調度良い美味しさです

 
I.マンダラン:ショウガコンフィ風味ガナッシュ
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ナッツのようにも見える色合いの丸い粒が乗っていて、切る前は少し感じる程度でしたが切るとしっかりショウガが香るようになり、スッキリしとしたビターな香りがします
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スパイス系はあまり得意じゃないので普段口にする機会が少なく何なのかわかりませんが、原材料を見ると唐辛子があるので種なんでしょうか?? プチッと硬めの食感で、この粒だけでもピリッと刺激が強めです
コーティングは香ばしさのあるまろやかな味わいで、ガナッシュはフルーティーさの方が強めなジンジャー感なのであまり違和感もなく、後味も爽やかながらしっかりビター感がありスッキリしています

 
J.エスティバル:松の実のプラリネ
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松の実が乗った上からコーティングされているので凹凸があり、松の実らしさはあるものの油分の膜があるようなまったりとした香りで、切るとはっきりと香るようになり プラリネらしさも少し感じられ、ほんのり甘味のある醤油を合わせたナッツみたいなイメージです
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コーティングからまったりとした松の実の風味が感じられつつ香ばしく、上層のガナッシュはビター感がありながらもフルーティーで、下層はシャリシャリ感もありつつ しっとり~ねっとりの間位の食感でガナッシュとの馴染みも良く 香りのイメージより松の実の味わいも強すぎないので、全体だと味濃い深煎りしたようなプラリネといった感じで意外と食べやすかったです

 
K.グリーン・ティー:ベルガモット風味グリーンティーのガナッシュ
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茶葉なのか黒緑っぽい細かい粉末が乗っていて、確かにベルガモットが香りつつも緑茶感もありスッキリさわやかで、切るとビターな深みあるベルガモットの香りと少し薬草みたいな深みを感じます
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コーティングはまろやかさが強めの香ばしい味わいで、ガナッシュもまろやかなんですが 香り(ベルガモット>緑茶)より緑茶感の方があり、下方3/4位を緑茶の落ち着いた味わいが・上方1/4をベルガモットがほんのり華やかなフルーティーさを添えるようなイメージで 香りのイメージより馴染んでいて、全体でもまろやかながら清涼感もあり ほのかな華やかさが上品でスッと落ち着きます



L.エクアトゥール:エクアドル産ブラックチョコレートのガナッシュ
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こちらは何もないシンプルなボンボンショコラで、香りが移っているのか少しH.ケニアに似たハーブ系と華やかさのあるビターな香りで、切っても似た感じで香辛料やハーブ、フルーツを混ぜたようなイメージです
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スッキリした香ばしい甘味のビターコーティングに、ガナッシュはレーズンやプルーン系のフルーティーさがあり香ばしくまろやかで、コーティングと一緒の方が甘味を感じやすくなって 誰にでも食べやすい調度良さだと思います

 
M.メディテラネエン:セージ風味ガナッシュ
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2本線が入っていて、ハーブな感じはなくスッキリしたビターな香りで、切ってもハーブというよりは熟成したフルーティーさやスモーキー一歩手前くらいの少し落ち着く香りがします
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甘味もある香ばしいビターコーティングで、ガナッシュはフルーティーさもありつつ花や葉も見えてきそうな華やかさや自然味があり、ハーブ系はあまり得意ではないんですが こちらはスッキリとした甘さで食べやすいです

 
N.フランボワーズ:フランボワーズ風味ガナッシュ
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大小さまざまなロゴのOVが赤でプリントされていて、フランボワーズの深い甘酸っぱさが香り、切った方がやわらかい甘さになって優しく香ります
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深い香ばしさのしっかりビター感あるコーティングで、ガナッシュは香りよりやさしいフランボワーズの甘味と爽やかな甘酸っぱさに段々カカオ感も感じてくるくらいの落ち着いた味わいで、酸味という程でもないし甘すぎもしないラズベリーの甘酸っぱさが調度良く、かなり軟らかなガナッシュなんですが種も入っていて楽しめます

 
O.ドンテル・ノワール:ドライ・クレープ入りヘーゼルナッツのプラリネ
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上に粉末状のドライクレープが乗っているので軽やかな香ばしさと、まろやかなナッツの香ばしさが香り、切るとナッツの香りが増してきて、ビター×ヘーゼルナッツプラリネなので香りもB.ドゥースール・ノワールに似ています
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こちらはドライクレープが入っている分、細かいのに食感もサクサク感もプラスされ、味わいもヘーゼルナッツ感もありながらクレープらしい香ばしさもあって軽めなので、ビター派じゃなくても食べやすいと思います

 
P.ドゥースール・レ:ヘーゼルナッツのプラリネ、ミルクチョコレートコーティング
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ヘーゼルナッツのプラリネだからでしょうか? B.ドゥースール・ノワール同様に対角に線があり、ミルクがほんのりとナッツもやさしく香り、切るとナッツが深く香り立ってきます
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深みあるミルクコーティングで、プラリネのシャリシャリ感と大き目のナッツというC.ロシェ・レと似た感じがあるんですが、こちらはヘーゼルナッツだけなので味わい深く、少し塩っ気がありつつ甘味も感じられ、かといってよくあるミルクプラリネのように甘味が強すぎずナッツを楽しめるのが良いです

 
Q.カジュ:カシューナッツのプラリネ
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カシューナッツが乗った上からコーティングされていて、少しビターの香りがする程度ですが、切るとJ.エスティバルの松の実を軽くしたような まったりした香ばしさを感じられます
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上部のカシューナッツは柔らかくじんわりとまろやかな香ばしさが出てきて、コーティングは落ち着いたビターなんですが、プラリネは細かくシャリシャリしつつも水分少な目の生クリームのような もったり感のある溶け方で面白く、他のプラリネに比べプラリネ部分だけで食べてもナッツ感は控え目ですが、カシューナッツらしさはあり凄くまろやかなので、コーティングと一緒でもビターが弱まりミルク派の方でも食べやすいと思います

 
R.フロリドゥ:グレープフルーツ風味ガナッシュ
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N.フランボワーズと色違いのピンクのロゴがプリントされていて、爽やかな香りと甘味あるまろやかさがグレープフルーツクリームといったイメージで、切るとやさしいフルーティーな甘味がふわりと香ります
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まろやかなミルクコーティングに、ジューシーな甘味とグレープフルーツらしい僅かに苦味を感じそうな爽やかさのある やわらかいガナッシュで、しっかり甘味がありつつも爽やかに優しい味わいなんですが、後味の方がグレープフルーツらしい苦味が出てきてスッキリとまとまります


10個入りと悩み、Eブラック・ティーが気になったのと、プレーンなLエクアトゥールもこちらのアソートにしか入ってないということだったので18個入りを選んだのですが、プラリネ等ナッツ系がB・C・D・J・O・P・Qの7種と意外と多かったものの どれも落ち着いた味わいで甘さよりナッツ感を楽しめるのでビター派にも食べやすく、AアンディヤンやKグリーン・ティーはいくらでも食べたい感じで好みだったし、柑橘系が好きだからか 甘いけどミルク系だとRフロリドゥも美味しくて、Nフランボワーズ等フルーツ系に好みがいってしまうんですが、ミルク系でも落ち着いた味わいが多かったのでビター派にも嬉しいアソートでした



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HENRI LE ROUXは2014年度のC.C.C.にて三冠を受賞したということで、サロン・デュ・ショコラ限定詰め合わせは5個入りの方でもC.C.C.出品作は全種入っているんですが、昨年度イゾルデと共にスペシャリテ部門で高評価を得ていたタタンも気になっていたので9個入りを購入
後から福岡会場のパンフレットを見てみたら、1/28限定15点・1/29~限定25点の計40点しか入荷が無かったようで、結構貴重だったんですね~


C.C.C.にて三冠受賞!
審査員からのコメント
「アンリ・ルルー氏の後継者は、(味の)組み合わせとバランスのアートの名人となった。これは妥協のない素材選びと非の打ち所のないサヴォワール フェール(技術)によるものである。」

受賞した3つの賞
■Les incontournables, les 20 meilleurs chocolatiers de France(フランス最優秀ショコラティエ20人)
サロン・デュ・ショコラ(フランスを皮切りに世界で行われるショコラの祭典) 20周年を記念して、フランスの「欠かすことの出来ない」20人の最高のショコラティエの1人に選ばれました。

■Tablette d'or(タブレットドール)
優れたショコラティエに、「金」「銀」「銅」の3つの評価で授与される賞。
アンリ・ルルーは最高評価である「タブレットドール(金のタブレット)」をいただきました。

■Les coup de cœur(お気に入り賞) 
審査員が特に気に入ったショコラティエに贈られる賞です。』


HENRI LE ROUX アンリ・ルルー フランス/ブルターニュ
今までとこれからのふたつの世界。
「今までの〈アンリ・ルルー〉と、これからの〈アンリ・ルルー〉を表現したいですね。」と語るグジアン氏。暖かい土地への憧れを込め、あえて冬に夏の素材を使った2つの新作など、ますますその創造力の翼を大きく広げています。老舗をまかされ新しい〈アンリ・ルルー〉を成功させた経験者。未来のブランドの行く道もしっかり見据えているに違いありません。
ブルターニュ出身の32歳。2004年に〈アンリ・ルルー〉の門をたたき2008年にはブランドを牽引するシェフに就任。これまで以上の評価を受け、ブランドの新たな時代を築いている。


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〈オールスター祭〉C.C.C.に出品した4アイテムも。新作、ブルターニュ、日本の魅力が満載のひと箱。
ラ・ハバナ、バラデロ、C.B.S.、セシュアン、ガナカ、タタン、ゴマ、ジャヌー、パレオール
(5個入り:ラ・ハバナ、バラデロ、C.B.S.、セシュアン、ガナカ)


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商品名:サロン・デュ・ショコラ限定詰め合わせ
名称:チョコレート菓子
原材料名:砂糖、カカオマス、ココアバター、クリーム、ヘーゼルナッツ、バター、水飴、全粉乳、アーモンド、ごま、ココナッツ、りんご、部分脱脂乳、乳糖、ぶどう糖、洋酒、クルミ、クッキーフレーク、転化糖、食塩、キャラメル、コーヒー、香辛料、生姜、植物油脂、ソルビトール、乳化剤、香料、pH調整剤、糊料(増粘多糖類)、膨張剤、着色料(金箔、カラメル色素)、(原材料の一部に小麦、大豆を含む)
 ※卵、そば、落花生を使用する設備で製造しています。
内容量:9個
原産国:フランス
賞味期限:2015年2月16日 (1/29購入)
3,000+税240=3,240円 / 岩田屋 サロン・デュ・ショコラ催事場


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焦げ茶の箱の中央に「CARAMELIER ET CHOCOLATIER」と書かれたオレンジのラインを挟んで細い白いラインとアンリルルーのマークがあり、それを隠すように臙脂色の太いリボンが巻かれていて、リボンは裏側で接着されています
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蓋の内側にも白でロゴマークが入っていて、片面茶・片面白の紙クッションの下に茶色のパラフィン紙で上下と左右から2枚で包んで銀×オレンジのロゴマークのシールで留めてあり、透明フィルムも乗せられています
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〈「真冬のバカンス」がテーマの新作は、キューバ産カカオのピュアガナッシュとココナッツ風味のプラリネ。C.C.C.出品アイテムを含む限定BOXです。〉(サロン・デュ・ショコラ福岡パンフレットより)

書こうとするまで昨年のCoffret Bizでジャヌーとパレオールを食べていたことを忘れていましたが(笑、今回も上段が過去作品含めC.C.C.出品作になっているようですね


昨年はリーフレットは中に封入されていたのですが、完食してまとめ終わった後に行方不明だったショッパーを発見し、中から写真付きで各詳細が載っているミニブックレットやリーフレット等が出てきて、色々購入していたのでこんなに添えて下さっていたことを把握しておらず、追記しているので多少ズレがあるかもしれませんが…サキニミタカッタ(´・ω・`)φ
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どれも名刺くらいのミニサイズで、左上のブックレットは表紙・裏表紙込みで32Pもあり、今年度のC.C.C.受賞についてやボンボンショコラとキャラメルが各種載っていて、今年度のC.C.C.出品作品はHPと同じくガナカしかないんですが、その分 別添えのリーフレットに軽く説明書きがあります
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各ボンボンショコラの前のページに「チョコレートとのバランスが絶妙なアンリ・ルルーの4種のこだわり」と題してプラリネ・ジャンドゥージャ、ガナッシュ、キャラメル、パート・ド・フリュイの説明があり、各ボンボンショコラの写真や説明文と共に 一番下にそのショコラの種類も書かれていて、写真左のベネズエラ・レのようにガナッシュは焦げ茶色■、C.B.S.のようにキャラメルは赤味の茶色■、マッチャ・フランボワーズのようにパート・ド・フリュイは赤味のオレンジ■、モリシウスのようにプラリネ・ジャンドゥージャは黄味の茶色■に色分けもされ、その横に春夏商品は黄味のオレンジ、このページにはありませんが秋冬商品は抹茶色で分かりやすく書き分けされています

■PRALINÉ GIANDUJA プラリネ・ジャンドゥージャ
プラリネとは、アーモンド、ヘーゼルナッツ、クルミなどのナッツ類に砂糖を加えてローストし、砕いたもの。ジャンドゥージャとは、ペースト状にしたナッツ類にチョコレートを合わせたもの。すべて自家製で、用途に合わせてナッツを選んでいます。

■GANACHE ガナッシュ
ガナッシュとは、チョコレートに、温めた生クリームを加えたもの。紅茶や蕎麦の実、スパイスなど、様々な香り付けを楽しめます。

■CARAMEL キャラメル
C.B.S.(セー・ベー・エス)は厳選されたバター・ナッツ類を、ふんだんに使用しているので独特の風味・食感があります。フルーツキャラメルは砂糖の使用を控え、フルーツを多く配合することで、適度な甘さで素材の味を強く感じるように作られています。

■PÂTE DE FRUITS パート・ド・フリュイ
パート・ド・フリュイとは、フルーツに砂糖・ペクチンを加え、ジュレまで煮詰めたもの。ガナッシュとの二層構造にすることで、フルーツと、香り付けしたガナッシュの二つの風味を一つのボンボン・ショコラの中で楽しめます。


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リーフレットにもC.C.C.受賞についてや、昨年と同じく美味しいショコラの召し上がり方等も書かれています
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《》…HPのChocolate ショコラの説明から抜粋
〈〉…ブックレット、リーフレット
『』…公式ムック
「」…ラ・ハバナ、バラデロ、セシュアン、ガナカのC.C.C.出品作のみ審査員のコメント訳


La Habana(ラ ハバナ) *2015年新作image
〈キューバ産トリニタリオカカオのピュアガナッシュ。カリブ海の波をイメージして平たく仕上げたショコラは、口に入れると舌全体に味わいが広がります。〉
『希少なキューバ産カカオのピュアなガナッシュ。 』
「キューバのピュアなショコラをベースにして、このグランクリュのアロームを、デリケートかつ力強く完璧に表現している。」
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表面が波打った薄い四角形で、移っているのか少しスパイシーな香りがしていたんですが、切ると深みある濃厚なカカオ感が広がります
ビターココアのような香ばしいコーティングでほのかに酸味もあり、ガナッシュはフルーティーさもありながら深みのあるまろやかな味わいで、深みはあるけど苦くはないので あまりビターを食べ慣れない方にも食べやすいと思います


varadero(バラデロ) *2015年新作
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〈ココナッツのプラリネ・ア・ランシエンヌ。キューバで最も美しいと称されるビーチへのオマージュで、滑らかさの中にもカリッとした食感をお楽しみいただけます。〉
『ココナッツ風味のプラリネをショコラ・ノワールでコーティング。 』
「ココナッツのプラリネであるバラデロは非常に成功している。」
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ココナッツの白い粒々が乗っているのでココナッツの甘いミルキーな香りがするんですが少し落ち着きもあり、切るとサクサクしてそうなプラリネの軽い香ばしさを感じられます
コーヒーのような落ち着きのあるビター感のコーティングに、プラリネはシャリシャリとしながら ふわりと軽い食感で、塩っ気が効いているんですが甘味もあってココナッツがやさしく広がり、コーティングの味わいが残るので意外と落ち着けます


Szechwan(セシュアン)
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〈ヌガティーヌと四川山椒のガナッシュ〉
『四川胡椒の効いたガナッシュとヌガティーヌをショコラ・ノワールでコーティング。』 
「ピリっとした胡椒がガナッシュの味覚に完璧な形で刺激を与え、カリっとしたヌガチンに柔らかさを与えている。」
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雫型というより木魚の方が近いでしょうか? 対称的なドーム型じゃなく 丸っとした撫でたくなるようなフォルムが木魚みたいに見えてしまうのと、そう思えば底のヌガティーヌ部分が調度良く座布団みたいで…
切る時に沈むくらい厚みがあり、イメージより強くはないけれど胡椒のスパイス感を感じられ ほんのりフルーティーな香りもあって、切ると胡椒がしっかりと香るんですがスパイシーな感じというよりは もぎたての実のまま入っているようなイメージのフレッシュな華やかさがあります
コーティングはココアっぽいまったりした香ばしさに ほんのり胡椒の風味を感じられ、ガナッシュはやはりフルーティーな味わいもあるんですが後からじわっとスパイス感が強まってきて、底のヌガティーヌはカリカリとあられのような香ばしさもあり、全体だとそれぞれが控え目になりつつも胡椒が他を引き立てるように程良くなるので 説明から感じるイメージよりもマッチしていて食べやすく、胡椒が残るとピリッと大人な後味になります
公式ムックと審査員コメントは四川胡椒だったのでそう思い込んで食べていたのですが、リーフレットだけ四川山椒になっていて…山椒と胡椒が入っていたのでしょうか?(ΦωΦ?)


Ganaka(ガナカ)
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 《キャラメルのガナッシュを、ショコラ・オレでコーティング。》
〈キャラメルのガナッシュをショコラ・オ・レでコーティングした優しい味わいで、創業以来変わらぬ人気のショコラ。 ■ガナッシュ
「キャラメル風味のガナッシュであるガナカも古典であり見逃してはならない。」
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斜めに3本線が入っていて、ミルクの香りの方が感じられ ほんのりキャラメルといった程度で、切るとキャラメルとともにミルクの香りも増しつつ落ち着いています
煮詰めたような落ち着いたミルクコーティングに、ガナッシュはほんのり苦味と 香ばしさの強いキャラメル感で、まろやかで味わい深く甘味が強くないのでビター派にも食べやすくて落ち着けますね


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 左:ガナカ・右:タタン
因みにボンボンショコラの裏面は市松模様のように凹凸になっています■□■□


TATIN(タタン)
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〈リンゴのコンポートのパート・ド・フリュイの上にリンゴ果汁を含んだリキュールのガナッシュを重ね、ショコラ・ノワールでコーティング。 ■パート・ド・フリュイ 秋冬
『リンゴのリキュールのガナッシュとリンゴのパート・ド・フリュイ』(こちらのみ昨年の公式ムックから抜粋)
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斜めに線が2本入っていて ビターな香りでしたが、切るとリンゴの酸味が活きつつキャラメリゼされた香ばしさやお酢のようなまろやかさにも感じられます
ビターココアのような落ち着いた香ばしいコーティングで、ガナッシュはリンゴの酸味も感じられてフルーティーで、下層だけで食べたくなるようなじっくり染みこむ甘味あるやわらかなタタンが落ち着けて美味しく、ガナッシュやコーティングと一緒になると程良いビター感の中でタタンも感じられてバランスが良いですね


C.B.S. (セー・ベー・エス)
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《アンリ・ルルーのスペシャリテ、C.B.S.キャラメルをショコラ・ノワールでコーティング。》
〈アンリ・ルルーのスペシャリテC.B.S.(塩バターキャラメル)をショコラ・ノワールでコーティング。 ■キャラメル〉 
C.B.S.:Caramel au Buerre Salé(キャラメル・ブール・サレ=塩バターキャラメル)
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正方形に3本線が入っていて薄いのに硬く、ほんのりバターといったくらいの控え目な香りで、切ると濃くキャラメル感がくるのかと思っていたら バターたっぷりのクロワッサンのような雰囲気があります
香ばしいビターコーティングで、中は少し硬めのキャラメル~ヌガーっぽい食感ですが、ほんのり塩っぽさは感じられるものの控え目で、キャラメルというよりアーモンドなどナッツっぽさの方が勝っていて、コーティングと一緒の方が塩っ気やバターを感じやすく 味濃く感じるようになり、味わいが深まっていくのが面白くて、さすが塩スイーツの原点であり唯一のキャラメリエだと思わされます


JANOU(ジャヌー)
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《アーモンドヌガティーヌと、ヘーゼルナッツジャンドゥーヤを、ショコラ・オレでコーティング。》
〈粗く砕いたアーモンド・ヌガティーヌとヘーゼルナッツを練り上げたジャンドゥージャを、ショコラ・オ・レでコーティング。 ■プラリネ・ジャンドゥージャ
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こちらも薄めで長方形に4本線が入っていて、ナッツの軽やかな香ばしさと ほんのりミルクの香りがし、切るとジャンドゥーヤらしいナッツ感たっぷりです
落ち着いたミルクコーティングで、ヌガティーヌのジャリジャリした食感と共にヘーゼルナッツが香ばしくまろやかに広がってきて、やさしい味わいなのにしっかり食感があるので面白いです


PALET D'OR(パレオール)
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《コーヒー風味のガナッシュを、ショコラ・ノワールでコーティング。》
〈コーヒーのやわらかいガナッシュを、ショコラ・ノワールでコーティングして金箔をトッピング。 ■ガナッシュ
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金箔が乗っていて コーヒーも感じられる濃いビター感があり、切るとコーヒーが注がれたかのようなフレッシュかつ深いコーヒーの良い香りがします
思ったより甘味のあるビターコーティングは少しフルーティーさも感じられ、ガナッシュはブラックコーヒーというより少しまろやかさとフルーティーな味わいもあり、コーヒーが苦手な方にも食べやすいと思いますし、後になるにつれコーヒー感が出てくるので落ち着けます


GOMA(ゴマ)
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《フルールドセルを合わせた白ゴマのプラリネをショコラ・ノワールでコーティング。》
〈白ごまを使ったプラリネをショコラ・ノワールでコーティング。 ■プラリネ・ジャンドゥージャ 秋冬
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名前の通りゴマが乗っているので胡麻らしい香ばしい香りがして、プラリネにも混ざっているので切るとさらに新鮮な胡麻の香りが広がります
落ち着いた香ばしさのビターコーティングで、シャリシャリと胡麻が軽やかに香ばしくプラリネと合っていて、コーティングと一緒に食べた方がまろやかさを感じられて不思議ですが、穏やかで食べやすいです


全体の感想をメモし忘れていたのですが、タタン食べれてヨカッタ(*´∀`*)という感じで(笑)
アンリ・ルルーは柚子×抹茶の組み合わせに惹かれ今年はタブレットも購入しているので、ボンボンショコラ達が落ち着いた頃にそちらも楽しみたいと思います


ショッパーも昨年と変わらず、箱と同配色の焦げ茶×白がメインで、側面はオレンジ×白でした
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今年で20周年を迎え、“Patrimoine Universel 未来へのオマージュ”というテーマで開催されているサロン・デュ・ショコラ2015
福岡会場は先行が1/28で、1/29~2/14まで開催されており、一般初日は夕方になってもセレクションBOX全種余裕があったのですが、31日に行ってみると今年のテーマになっているショコラ・パトリモワンヌ ユニヴェルセルは完売していて、パトリモワンヌは18種と沢山のショコラティエの方々の多様なフレーバーが楽しめるので気になったものの、お値段も1箱9,990円とかなりのものなので、それならこちらのカカオにこだわったセレクションの方が好みに合いそうに思い、ワールド チョコレート マスターズと2種買って同じ位になるので 今年はメインテーマのBOXは止めようと思ったのですが、福岡会場はワールドチョコレートマスターズの取り扱いはなく、代わりにあった赤い箱のM.O.Fセレクションは一部昨年と同じショコラが入っていたり、個別に購入したブランドのアソートBOXと内容が被っているものもあるということだったので、結局こちらのみにしました
福岡会場はブランド数が少ないのに既に色々買い込んでしまい、賞味期限的に計画的に食べないと…という状況なのに今日もサロン・デュ・ショコラ3回目行く予定なのでまた買ってしまいそうですが(笑、やはり初めはセレクションボックスからいきたいと思います(*ΦωΦ)Ψ


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Origine CACAO オリジン・カカオ
カカオがなくちゃはじまらない!
職人としてショコラの原点を見つめ直した、10人のショコラティエ。それぞれが思い思いにカカオ豆と向き合いながらクリエイトした渾身のひと粒を、ひと箱に詰め合せました。カカオの産地にこだわり、その産地ならではの豆の個性や魅力をさらに引き出す食材との組み合せ方など、ひとりひとりのショコラティエの個性も浮かび上がります。
A.パプアジ〈フランク・ケストナー〉
B.ブラジル〈ジャン=シャルル・ロシュー〉
C.ジャヴァ〈フレデリック・アヴェッカー〉
D.マダガスカル〈クリスチャン・カンプリニ〉
E.コロンビ〈フィリップ・ベル〉
F.デルガド〈アルノー・ラエール〉
G.マンジャリ〈クリスティーヌ・フェルベール〉
H.アクアカオ コロンビア〈ファブリス・ジロット〉
I.シエラネバダ〈パティシエ エス コヤマ〉
J.ガナッシュ ナチュール グリュエ〈パスカル・ル・ガック〉》

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商品名:SELECTION BOX オリジン・カカオ
名称:チョコレート菓子
原材料名:カカオマス、砂糖、ココアバター、クリーム(乳製品)、バニラビーンズ、全粉乳、バター、カカオ豆、転化糖、ぶどう糖(小麦由来)、ブラウンシュガー、黒こしょう、牛乳、カカオニブ、カカオエキス、コーヒー、カルダモン、レモン果皮、洋酒、ソルビトール、乳化剤(大豆由来)、甘味料(イソマルト)、ゲル化剤(ペクチン:りんご由来)、酸味料、香料、安定剤(カラギーナン)、着色料(青2、二酸化チタン、黄4、赤102、赤40、黄5、青1、ウコン、コチニール、炭末)
内容量:10個 (10ブランドから各1個)
賞味期限:2015年2月14日 (1/31購入)
原産国名:フランス、日本
 ※セレクションボックスは海外より輸入したショコラ(一部を除く)を日本国内で詰合せております。
価格 ¥5,400(税込み):5,000+消費税400=5,400円 / 岩田屋 サロン・デュ・ショコラ催事場


公式ムック『ショコラティエ自らが、ショコラと産地を見つめ、ショコラティエとしての拘りを表現する「カカオの素材」をテーマにしたショコラをセレクト。
パッケージデザインはサロン・デュ・ショコラの主催者である、イベントインターナショナル社フランソワ・ジャンテ氏の手によるもの。』


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仕掛けの細い切り込みが沢山あるため破れたりしないようになのか、箱を透明フィルムで包んであって丁寧で、箱はサイドから焦げ茶のゴムで留めてあります
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こちらのセレクションボックスはツマミを引くと絵柄がカカオの産地→消費者への流れを表しているのか?、初めのイラストでは碇を降ろした船に沢山のカカオポットが積み込んであり、テーブルの上にもカカオポッドが山積みになっていて、ポッドを割ってカカオ豆が取り出され、オウムのカラフルな色合いも産地のイメージに馴染むんですが、現地ではオウムもカカオの実を食べていたりするのでしょうか?
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ツマミを引くと「CHOCOLATERIE」という文字の通り 様々なチョコ菓子のイラストに変わり、紅茶を飲みながらショコラを食べている人達や外の通りを歩いているカップル等 お店や町の風景が描かれていて、ツマミ部分にも「2015」と現れます
筆記体が判別しにくいので違うかもしれませんが、オウムが居る絵柄の左上部分を翻訳サイトで意味の通るように読み取ってみると、「et pour toujours..... du bon chocolat S.Douce F.Jeantet」=「そして永遠に..... 良いチョコレート シルヴィー・ドゥース フランソワ・ジャンテ(主催者)」となるので、今年で20周年を迎えたサロン・デュ・ショコラへのメッセージが込められているようですね

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蓋があまり開かないので写真が撮り難いのですが、ショコラの入ったトレーの上に透明フィルムが、その上に茶色の厚紙が乗っていて、焦げ茶色のパラフィン紙で包んで金の丸いシールで留めてあり、説明書きも入っています
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蓋を開けただけだと甘味の方が強く香ったんですが、フィルムまで外すと香ばしいチョコの香りを感じられます
それでは、左上のAから順番に…
因みに 各ショコラティエのコメント・プロフィールは、サロン・デュ・ショコラ公式サイトにある今年のテーマ“未来へのオマージュ”に対するものです


A.パプアジフランク・ケストナー
Franck KESTENER フランス/ロレーヌ地方サレグミン
めぐって進化する未来ヴィジョン。
未来に伝えたいものは? 「僕のエスプリや考え方、創ったショコラ。それとショコラについての考察力かな。」あら、素敵なお答えね。「それは過去に存在したものかもしれませんね。それを僕が伝えようとしている。人に何かを伝えると、それは少しずつ進化して、また次の世代へ伝わっていくっていう。」うふ。すっかり酔わされてしまったわ、ワタシ。
サレグミン村出身。尊敬する父の下で修業を積むうちショコラの魅力に開眼。2010年にはパリにも出店。2014年にはドイツにも出店。》
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『グレープフルーツ風味のペッパーを使用し、パプアニューギニア産のカカオの魅力を引き出したガナッシュ。今までのケストナーとは一味違う。』
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他に比べて薄く大きめの正方形に盛り上がった円が2つデザインされ、本当にグレープフルーツのようなほんのり苦味あるすっきりした爽やかな香りに 少しスパイス感を感じられ、切るとジューシーな甘さも出てきて後からカカオの香りがしてきます
コーティングは薄く、66%だそうですが苦味もなく香ばしくて、ガナッシュは爽やかなフルーティーさがありながらペッパーも刺激と言う程強くなく 程良く効いていて、意外と甘味もあり、説明のイメージよりも食べやすくて美味しいです
公式ムックには「ノワールとレのガナッシュ、バニラカプチーノ」と説明があったのですが、別物でしょうか?(Φωl壁


B.ブラジルジャン=シャルル・ロシュー
JEAN-CHARLES ROCHOUX フランス/パリ
トラディショナルは永遠なり。
昨年11月に、ブランド10周年を迎えたロシュー氏。未来への展望は?「時代とか流行に合わせて新しいものも作っていますが、実はお客さまの9割ぐらいはクラシックなものをお求めになるんです。つまり、伝統的なショコラを。だからそういうものを未来に残していくのも大切な仕事だと思います。」味わいの歴史はこうして紡がれていくんですねー。
1973年リシュリー生まれ。「ミッシェル・ショーダン」などを経て2004年に独立。パリ・サンジェルマン地区にブティックをオープン。日本にもファンが多い。》
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『ブラジルの希少なカカオを使ったピュアなガナッシュ。ブラジルのシンボル「蝶々」をプリント。』
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ブラジル国旗模様の蝶がサイズ違いで3匹プリントされた長方形で、酸味と言う程はなさそうですが軽い爽やかな香りを追いかけてくるように熟したオレンジとかフルーティーな甘い香りも感じられ、切るとフルーツ系のお酢のような でも落ち着いた深みある香りとまろやかな香ばしさも感じられます
コーティングは72%だそうですが爽やかな香ばしさで食べやすく、ガナッシュはフルーティーな甘味からカフェオレのようなまろやかな香ばしさに変わっていき、まったりした香ばしさでココアのような感じもあります


C.ジャヴァフレデリック・アヴェッカー
Frédéric Hawecker フランス/シャトールナー
やっぱり愛です。愛がベストです。
「未来へ伝えたいこと・・。この仕事を愛して、最上のものを作ろうと努力すれば、ショコラやスイーツにその愛は感じられるということ。愛を込めてベストを尽くす。それが若い世代に伝えるべきことかな。」愛ひとすじにショコラを作れば、お客さまにもそれが伝わる。これはどの時代でも変わらないことだとアヴェッカー氏は、微笑むのでした。
1976年生まれ。2011年にM.O.F.を取得。確かな技術から製菓学校の講師を務めていたこともあり伝統的なショコラを若い世代へと引き継いでいくことにも大変熱心。》
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『ジャヴァ島産のカカオを使用したガナッシュ。強めの燻製香とスパイシーな味わい。』
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コーティングの表面に明るい茶色の粒々が見られ、トークショーで試食した時はスパイス系の香りはあるけどフルーティーでまろやかで美味しく感じていたのですが、このBOXでは少しの爽やかさとしっかりビター感も感じられる香ばしさに ほんのりスパイシーさを感じ、切るとスパイスと相まってビーフジャーキーなど旨みある香ばしい香りに感じられて面白いです
こちらのコーティングは70%だそうで スパイスというより燻製したような味わいで、ガナッシュは樹木のような爽やかな香ばしさがあり、特徴的ではありますが説明のような強さよりも自然な甘味を感じられます
トークショーでの試食は試食用のミニサイズなのかと思っていましたが、元から小ぶりだったんですね

 
D.マダガスカルクリスチャン・カンプリニ
Christian CAMPRINI フランス/ヴォール県オピオ
強く、自分らしさをショコラに注ぐ。
未来に残るショコラとは?の質問に「孫にまで伝えてくれるようなショコラってアイデンティティーが強く投影されているモノじゃないかな。自分自身とか地元とか。」では100年後のショコラは?「高級ショコラはとても貴重でものすごく希少なものになるでしょうね。でも世界中の人々がショコラを食べ続けていると思いますよ。」絶対そのはず!
3つ星店のシェフ・パティシエとして活躍後、2004年にM.O.F.を取得。一流ホテルなどへの卸を中心に、2012年には南仏のヴァカンス地、ヴォルヴォンヌにお店をオープン。》
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『カンプリニ氏が大好きなマダガスカル産のカカオにマダガスカル産バニラ、胡椒をアクセントに加えたガナッシュ。』
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公式ムックによるとオーガニックカカオを使用しているそうで、角に丸い突起物があり、バニラアイスにチョコをトッピングしたような甘い香りで 後からスパイシーな香りもしてきて、切るとまろやかな酸味を感じられます
突起の丸い部分はバニラのドライパウダーだそうで 食べるとバニラの良い香りが優しく続き、こちらはコーティング72%・ガナッシュ64%らしく、コーティングはバニラの香りが移りまろやかで香ばしくて、ガナッシュのバニラと胡椒は意外と合い 甘味がありながらもじんわりと底で胡椒がバニラを引き立て、香りより落ち着いた味わいでちょっと大人びたオシャレなビターチョコというイメージです


E.コロンビフィリップ・ベル
Philippe BEL フランス/リヨン地方モンブリゾン
男は黙って追求するのみ。
「まず、未来も僕は働いているだろうね。引退する気はまだないよ。量を増やすとか、お金を儲けるとかじゃなくて、仕事の質を追求したい。ショコラの未来?夢見るような高級車とその逆の車みたいに両極端のものが生まれているからね。僕らのような職人は憧れられるほうのショコラを作るために、さらにがんばるしかないね。」兄貴!ホレボレします〜。
2004年にM.O.F.を取得。大手メーカーでコンサルタントを長く務め、06年に独立。リヨンの郊外と市内に店舗。2013年にラボを新設。まじめで優しい人柄に惹かれるファンも多い。愛妻家。》
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『スゴく濃いショコラに仕上げたいというカカオ感満載のボンボンは、コロンビア産のカカオを使用。』
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表面にTのような碇のような凹凸があり、ビターチョコらしい香ばしい香りで甘さも感じられ、切ると万人から好まれそうな深みのある香ばしさと ほんのり酸味もあるけど苦くなさそうな食べやすそうな香りです
コーティングは少しシナモンの入ったビスケットのようなまろやかな香ばしさで、公式ムックによるとガナッシュは65%ということですが生クリームのまろやかな味わいと爽やかな洋酒が入ってそうな上品さがあって、香りよりもビター感は控え目でスペキュロスのような色んな味わいを感じられます

 
F.デルガドアルノー・ラエール
ARNAUD LARHER フランス/パリ
伸びてゆけ、カカオのクオリティ。
「10年、20年前と比べて、ものすごくカカオの質が向上しているんですよね。そのことで、未来のチョコレートは、さらに質の高いものができるはずです。」と目を輝かせるラエール氏。M.O.F.の審査員をつとめながら、自らのクリエイティビティも高めるべく美味を探求。たゆまぬ努力は当然のこと、カカオの未来が素晴らしきものであるよう願っている。
ピエール・エルメ氏に師事後、1997年に独立しパリに出店。2007年にM.O.F.取得。2013年にC.C.C.で5タブレット獲得。ルレ・デセール会員。現在サンジェルマン店を含む3店舗を運営。》
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『ベネズエラではポピュラーな名前のデルガドさん。その名前を付けた、ベネズエラ産のカカオのピュアガナッシュ。』
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Aパプワジと同じく薄く大きめで 表面が波打った上に2本線があり、こちらもビターチョコらしい香りですが爽やかさがあって、切ると爽やかさのある力強い香ばしさを感じられます
こちらはコーティングもガナッシュも70%だそうで、コーティングはしっかりビター感があり、ガナッシュは少し甘酸っぱいようなフルーティー感があって、コーティングとガナッシュが合わさるとバランスが良いので、これまでの中では一番誰でも食べやすくて美味しいと感じれるような ミルク派の方にも挑戦しやすいビターチョコだと思います

 
G.マンジャリクリスティーヌ・フェルベール
Christine FERBER フランス/アルザス地方ニーデルモルシュヴィル
宝物を次々に引き継いでいきましょう。
「パトリモワンヌとは引き継いでいくもの。例えば、ショコラ作りの先人たちが機械や道具を作る努力をしてくれたからこそ今がありますよね。私は過去のこういう『宝物』をとっても尊敬しているの。」とフェルベール女史。過去を知ることでショコラの歴史へ尊敬が生まれ、その気持ちこそがショコラの未来を作るってことですね〜。ステキです!
1960年アルザス生まれ。1980年に父の店「メゾン・フェルベール」のパティシエに。コンフィチュールの名手にしてショコラの名手でもある。》
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『カルダモンとレモンの風味を持つマンジャリガナッシュ。フェルベール氏は、とにかくマンジャリが大好き!
※デザインが変更になっております。(味に変更はございません)』
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同系色で薄らカカオポッドがプリントされ、レモンのような爽やかさと香ばしい甘味ある香りで、切ると爽やかさと香ばしさが相まって甘酸っぱいフルーティーなお酢のような香りにも感じられます
コーティングはビスケットのような香ばしさに ほんのり爽やかさがあり、ガナッシュはレモンが効いていて爽やかに甘いんですが 酸味はないので、フルーティーでこちらも誰にでも食べやすい味わいだと思います


H.アクアカオ コロンビアファブリス・ジロット
FABRICE GILLOTTE ファブリス・ジロット フランス/ディジョン
僕が未来で逢いたい人。
未来のショコラティエ像について伺うと「デザインだけにこだわったり、自分が前に前に出る人は淘汰されるよね。AからZまで基本がある人。己の哲学を持って、伝統とクオリティーと味を守り続ける人が当然のことながら生き残るでしょう。カカオからという流れも一方ではあるだろうけどね。」と語ってくれたジロット氏。そこのキミ! 肝に銘じなさい!
16才から修行を開始。26才でM.O.F.を取得。2008年以来、7年連続でC.C.C.が選ぶ最高のショコラティエの1人に選出。味だけでなくデザイン性にも評価が高い。》
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『マヤの人々が水とココアで作ったというドリンクをイメージ。コロンビア産カカオを主役に、煎ったカカオ豆のジュレをサンドした濃厚なボンボンショコラ。』
アクアカオ
原点に戻る 水からすべてが誕生した 本物で完璧な作品 華やかでありながら軽やかで はっとするような濃厚な食感 煎じたカカオ豆のジュレ入りピュアカカオのガナッシュ》
コロンビア:コーヒーとミルクキャラメルのアロマ。わずかに収斂性のある味わいを特徴としています。
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切れるより先に側面が割れてジュレが飛び出てきてしまいました…
マヤ人のドリンクをイメージということなのでその伝統模様なのでしょうか? カフェオレのような柔らかい茶色で模様がプリントされていて、苦味がありそうなしっかりビターな香ばしさで、切ると爽やかな甘さが香ります
コーティングはまったりした香ばしさに少し苦味もじわりと来る感じで、ガナッシュは爽やかさのあるエキゾチックなハーブのような少し薬っぽい雰囲気があり、ジュレというよりもとろりとしたテクスチャーでローストした香ばしさのあるハチミツみたいで、食感の面白さはあるんですが ハーブ系が苦手だと好みが分かれそうな気もします
公式ムックによると「甘さと軽い酸味が特徴のコロンビア産カカオ豆を使用。煎ったカカオ豆のジュレをガナッシュでサンド。」ということで、大昔はカカオは薬として色んな香辛料を混ぜて飲まれていたので、模様と共に想いを馳せながらアクアカオのシリーズを食べ比べるのも楽しそうですね

 
I.シエラネバダパティシエ エス コヤマ
Pâtissier es koyama 日本/兵庫
日本が誇るコヤマ・センス。
「今まで以上に自分らしく、表現の翼を広げていきたい」と言う小山氏。今シーズンのテーマは「SENSE」。50年の人生の中で出逢ったさまざまな刺激をショコラへと昇華させています。「ショコラティエ」としてだけでなく「カカオティエ」としてのスキルもさらに磨き上げていくそう。
2011年から4年連続パリのサロン・デュ・ショコラに出展。2011年、2012年、2014年に最も権威のある「外国人部門最優秀賞」を授賞。またC.C.C.の最高位を4年連続で獲得。》
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『カカオハンター小方真弓氏がコロンビアから厳選した希少で魅惑的なカカオを使用。』
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斜めに2本線が入った長方形で、爽やかで香ばしい深いビター香ですが 控え目な香り方で、切ると爽やかさとすごくクリーミーな香りがして驚きました
Colombia Cacao Origin No.3に同形のシエラネバダが入っているので同じものになるのでしょうか?(Φωl壁
《特徴:「カカオの果実のようなチョコレート」のイメージに忠実に作られた作品。5000m級の高山のすそ野に広がる森の中で育まれる、その澄んだ芳しい香りとふくよかな味わいには、"これがチョコレート?"という驚きが秘められています。
味覚イメージ:フェミニン&クール
赤ワイン(ボルドー)、レーズンに似た果実香、心地よい渋み》
ということで、確かにコーティングからワインやレーズンみたいな葡萄系の味わいがあり、ガナッシュはまろやかさもあるんですが香りのイメージよりスッキリと爽やかでコーティングより瑞々しいフルーツ感があって、特徴があるので好みの差も出てきそうですが 説明の様にワインやレーズンがお好きな方には好まれそうですね


J.ガナッシュ ナチュール グリュエパスカル・ル・ガック
Pascal Le Gac フランス/サン= ジェルマン= アン=レー
いつまでも自然体で、心をこめて。
「つねに自問自答しながら仕事をするんです。これで満足とか、必ずこれでうまくいくとか思わない。」明日は ? 1年後は ? と絶えず未来のことを考えているというル・ガック氏。「味覚も文化も全部違うお客さまをリスペクトして、質の良いものを、心を込めたものを作るように心がけています。」謙虚で、前向き、努力家。いつもながら頭が下がります。
2008年にパリ郊外にショップをオープン。2009年度から5年連続してC.C.C.の5タブレット、2014年度には金賞を受賞。大人気のショコラティエ。》
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『マダガスカル産カカオの上品な香りに魅せられたのが、創作のきっかけ。カリカリとしたカカオ豆の粗挽きの食感も。』
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点々とした突起が8個円状に並び、苦味ある力強いビターな香りもありながら 暫くするとまろやかな甘味ある香りもして、切ると酸味がありそうな香ばしいカカオニブがしっかり香ります
爽やかさのあるフルーティーなコーティングで後からビター感が広がり、ガナッシュの方が更にフルーティーで ニブは香りより強味がなく軽い香ばしさといった感じでガナッシュの水分でしっとりとなっていて、フルーティーな味わいが強いので香りやカカオニブ入りというイメージより食べやすく、ニブに慣れてない方でも美味しく食べれると思います


個人的にはF・G・J辺りが好みでしたが、日本向けだとミルクチョコ系の詰め合わせが増える中、Bean to Barにしても こういったビター系が増えてくれて今年は嬉しいです
セレクションボックスはお高いとはいえパトリモワンヌから売り切れ、他2種はまだ余裕があったので、こういった詰め合わせはまだ人気がないのかもしれませんが、来年もビター系のボックスがあることを願いたいです


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昨年のサロン・デュ・ショコラ福岡会場に初出店されていたPÂTISSERIE La Joёlle
会場を一通り見ていると猫のパッケージが可愛いらしいお店を発見し、通常試食はカットされた欠片の場合が多いですが、初日だったからかボンボンショコラ1粒丸ごと頂けて、フレーバーだと紅茶系のショコラが好きなのでベリーローズも気に入り、天神からも近く 本店なら好きに詰め合わせて貰えるということで、その日は荷物も多かったので改めて伺おうと思っていたら、いつの間にか1年経っていました…スミマセン(;Φωl壁 苦笑
今年は福岡三越のバレンタインフェアで名前を見かけていたのですが 岩田屋と思い込んでいて、サロン・デュ・ショコラで寄ろうと思っていたところ、調度良く三越地下の催事場で発見し、日持ちが短いのでこれから色々買い込むことを考えて、とりあえずボンボンショコラの小箱を1つ購入してみました
仕事がバタバタして撮る余裕もないままサロン・デュ・ショコラも始まり、結局購入から数日経ってしまいましたが、とりあえずこちらからいってみます(*ΦωΦ)Ψ

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ボンボンショコラ BonBon Chocolat
『そこはまるでプチフランス
福岡の中心地 天神・大名のビルの狭間に一匹の黒猫が住みつくパティスリー
その路地裏に足を踏み入れると古城のような店内
ショーケースには煌びやかな沢山のお菓子たち・・・
皆様のご来店 心よりお待ちしております』
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名称:チョコレート菓子
原材料名:チョコレート、生クリーム、バター、カカオバター、転化糖、水あめ、紅茶、パッション、フランボワーズ、コーヒー、クルミ、リキュール
内容量:4粒
賞味期限:14日間
販売期間:季節限定商品 1月中旬~の販売 (内容が変わる場合がございます。)
賞味期限:2015年2月7日 (1/27購入)
価格¥1150(+tax):1,150+税=1,242円 / 福岡三越 バレンタイン催事場


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ラ・ジョエルの猫のマークが入った 古書のような雰囲気のある茶系の箱で、背表紙に当たる部分の数字が内容量になっており(6粒入りならNo.6、10粒入りならNo.10)、紐綴じ封筒のようにくるくると紐を巻きつけて留めるという作りが凝っていて、この箱だけでも欲しくなってしまいます
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因みにこのボタン部分は両面テープのような物でくっつけてあるだけで、強い力を加えると取れてしまうのでご注意を

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蓋を開けると説明書きが入っていて、茶色のパラフィン紙で包んであり、ボンボンショコラは紙カップに入って トレーに納まっています
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開けてみるとHPと位置が違っていたので↓90度右に回転してみました
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       ベリーローズ・キャラメル
 ノワゼットフランボワーズ・パッション
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ということで、左上から順番に…


Berry Rose ‐ベリーローズ‐
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《38%・58%ショコラと“ラ・ジョエル”オリジナルブレンドティー<ベリーローズ>の茶葉を使用した上品な香りのガナッシュ》
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ハートに筆で塗られたようなメタリック系の細かくキラキラした赤い模様があり、少しローズやベリーの入ったアールグレイといった感じの紅茶の華やかさとカカオ感の落ち着いた香りで、切ると紅茶のみずみずしさが窺えるような澄んだ紅茶の香りと、ガナッシュのミルク感も少し感じられます
深みある香ばしいビターでパリッとコーティングされ、ガナッシュは濃いミルクティーのような味わいでザラザラとまではいかないものの粒子を感じつつ溶けていき、ビターミルクティーという感じでローズやベリー感は控え目なんですが ほんのり香りが残り後味も上品です
でも昨年試食で頂いた物の方が紅茶感があったような気も…(ΦωΦ?)


Caramel -キャラメル-
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《38%・64%ショコラと濃厚なキャラメルのガナッシュ》
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カカオポッドのようなドーム型で、ベリーローズの香りが移って似た香りになってしまっているんですが、少しキャラメルの香りも感じられ、切るとキャラメルの香ばしさとミルク感ある香りを感じられます
コーティングは64%なので確かにこちらの方がビター感はあるけれど 少しフルーティーで味わい深く、こちらのガナッシュは滑らかで キャラメルというだけあってしっとりねっとりと重めで、ほんのりミルク感も感じられるんですが深くキャラメリゼされたようなビターキャラメルといった感じの落ち着いた味わいなので キャラメルというと甘いものが多いのでビター派には嬉しく、濃厚なので1粒で満足感があります


Noisette framboise -ノワゼット・フランボワーズ-
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《38%・55%ショコラと種入りフランボワーズ、自家製コンフィチュールのガナッシュ》
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上に乗ったナッツが砕けてしまいましたが…
ミルクチョコらしい香りにほんのりベリー系の香りを感じられ、切るとナッツの香ばしい香りが広がります
ナッツの焙煎は浅めなのかシャリッと優しい味わいで、コーティングのカカオ分は55%あるので ミルクを煮詰めたりカフェオレを思わせるような落ち着いたミルクチョコで、香りは控え目でしたがガナッシュはフランボワーズの深い甘味とフランボワーズの種のプチッとした食感も感じられるので ナッツと相まって食感も楽しめるし、こちらも味わい深い一粒です


Passion -パッション-
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《濃縮させたパッションフルーツのピュレ入りガナッシュ》
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オレンジ系でグラデーションがかった宝石のようなカットで、ホワイトらしいミルク感たっぷりの香りに ほんのり爽やかなフルーティーさを感じられ、切るとパッションフルーツのジューシーな香りが広がります
コーティングは香り通りミルクの深い味わいがあり、フルーツがそのまま入ってるかのような甘酸っぱさのあるパッションフルーツのガナッシュは滑らかでさっと溶けていくので、後味はコーティングのミルク感が残り、ホワイトなので甘いんですがパッションフルーツが効いていて食べやすいです

購入時に賞味期限を尋ねたところ、日持ちの短さを申し訳なさそうに話されたのですが、保存料等使わず新鮮な物を安心して食べられるということでもあるので、地元にこういったお店があるのも嬉しいことですし、今度はベリーローズの生チョコを試してみたいです(*Φωl壁


 
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遅刻して駆け足案内にさせてしまったのと、遅刻の申し訳なさと緊張と最後の体調不良で記憶薄いんですが、少しでも覚えてるうちに#名古屋の仮住まいレポもどきを…
チョコレート関係は1つしかありませんが、うちへの検索が[執事の館 感想]でいらっしゃる方が多いので、何か参考になることがあれば幸いです(Φωl壁
長くなったので料理類を【続き】以降に書きましたが、前半もネタバレなので未帰宅で楽しみにされている方はご注意くださいませ
その他執事の館関連:2013/12/06 愛知県小牧市のバウムクーヘン(名古屋コーチンver.+2013/04初回薔薇、執事の館について等)・2014/05/21 愛知県西尾市のバウムクーヘン(抹茶ver.)

【公式】 執事の館HP 、 facebook 、 Twitter メインアカウント(広報・渉外:松原) ・ 執事の館・準備委員会の公式リスト(広報・渉外:松原、建築:橘会計:烏森調達:守山意匠:高岳)



予約・帰宅までの経緯
愛知に行くのは今回が初めてで、浅田真央さんが主になっているTHE ICEというアイスショーの愛知公演が誕生日にあり、発売開始時は福岡→愛知の距離に悩んだものの 5月になってもまだチケットがあったので、5月半ばから執事の館の仮住まいも開館になるということで、一緒に帰宅出来ることを願って自分への祝いにチケットを取ってみて…
当初はショーに合わせて1泊2日予定で、23~24日のどちらかで帰宅出来ればと思っていたのですが、宿泊予約した後で両日とも休館日ということに気付いて、帰宅の為に2泊3日に変更したので、22日に予約取れなければ帰宅出来ないというドキドキ感…(ΦωΦ;)笑
開館直後は2013年3月2日までに登録した人が予約対象で、私は3月3日の夜中に登録したのでギリギリ入れなかったものの、希望日前には予約解禁も間に合い、2週間前の23時から受付になっていたので 8日は時間前にログインしてスタンバイ
観光したいところより執事の館の方が遅くまで開いていたので、午前中名古屋へ移動→昼食後観光→夕食に仮住まいという予定で、迷う事を考え夜遅めの時間帯狙いで予約開始時間に合わせ再読み込みしてクリックするも、開始数秒で他の方の予約に先を越されて弾かれ、時間を早めてなんとか仮予約完了
仮予約後3日以内に同席者を招待するか空席かを選んで予約完了になるのですが、名古屋まで一緒に帰宅出来る人も居らず、今はまだ開館直後で2名席・ティータイムの1コースのみなので、空席選択→ぬいぐるみ3号と同席で確定に
因みに仮予約のまま72時間過ぎると自動キャンセルになり、同席者を招待する場合も相手が承認しないと予約完了にならないそうです
そしてまだ試運転期間なので”好きな物を好きなだけ”90分で1人4000円と少しお得なんですが、2名席のみなので、ひとりで帰宅の場合は空席分半額負担で6000円となります
私の予約した日は日中5枠くらいは暫く空きがありましたが、夏休み時期に入るからなのか平日なのに半分以上はすぐ埋まりましたし、この予約方法も初めの頃とは変わっているので、帰宅されたい方はログインして『ご帰宅を予告する』からご確認くださいね

一度候補地が白紙に戻った時は開館はもっと延びると思っていたし、皆さんいつ休んでるのか不思議なくらい体調崩される程頑張ってらっしゃるのを見守っていたので、無事開館になった時は自分が何をしたわけでもないのに嬉しくて、一人帰宅でも楽しみにしつつ、毎週末どこかしらであるアイスショー情報を追っているとすっかり旅行日がせまっていて…
地元でも迷子になるくらい超方向音痴なので帰宅前の観光も時間に余裕をもっていたら、観光は思ったより迷う事なく予定より早めに終わり、ホテルに荷物を預けただけだったので夕方チェックインして、栄からだと近いはずだし観光の時も電車待ちは短かったので20分位で着けるものかと見込んで30分前に出ようと思い、出発時間差し引いても1時間以上あったのでそのままホテルで少し休憩してから帰宅しようと 翌日の準備等していたら、いつの間にか予約の25分前位になっていて、慌ててスリッパのまま出そうになっていたりアホしてバタバタに…苦笑


移動
路線名や行先を見ても地元じゃないので分かり難く、栄からだと2パターン経路があるのでどちらにするべきかと迷い、とりあえず乗り場の案内が見えた方から行こうと 紫の名城線から乗り継ぎで向かったんですが、それが間違いだったようで…
ホテル~栄駅までは大通り沿いで迷う事もなく、乗り換えの駅まではそこまでかかった気はしていなかったのですが、焦っていると混乱し隣の駅で電車待ちしている間に予約時間になってしまっていて、ドアマンさんからお電話がΣ(ΦωΦ;)
(予約前日になると改めて確認メールが届き、予約承認メールに記載されていた所在地や注意事項+ドアマンさん直通の番号のお知らせがあります)
自分の居る駅名すら把握できていなくて、ドアマンさんのお名前も覚えれなかったんですが(苦笑、それでもあと1駅+出口から徒歩4分なので10分もかからないと思っていたのに、名城線から向かうと仮住まいの最寄駅の改札~最寄出口まで駅構内を歩く距離が長くて、詳細情報は明かせないため場所を書けないので分かりづらい表現になりますが、栄からだと黄色の東山線の方から乗り継ぎで向かうと出口までも近く行きやすいそうで、到着後担当して下さった久屋さんがわざわざ地図を出して説明してくださいました(´・ω・`)
ということで、最寄出口を出た辺りで再度ドアマンさんからご連絡があり、説明を受けて地図を確認しつつ早歩きで頑張っていると目印のガソリンスタンドが見えてきて、暗がりの中に赤い車が覗いているのを発見
結局隣の駅に着いて電車待ち~到着だけでも20分位かかっていました…

県外からの帰宅でも東京や大阪とか入り組んだ交通に慣れてらっしゃる方は大丈夫かもしれませんが、名古屋周辺の地理に詳しくない方は、執事の館のHPの『仮住まいへの帰り方』を確認しつつ、乗り継ぎや時間配分お気を付け下さいませ
私は帰宅経験してから公共交通機関で帰宅する場合を見てもすぐには説明を把握できませんでしたが(苦笑、帰宅する気で5月にHPの地図を撮っていた時も広域で見ると駅は1つしか表示されなかったし、今は少し地図の表示が変わった様ですが、路線が違っても同じ駅名の地下鉄なら到着場所も同じと思い込んで近くの方しか認識してなかったんですよね…(ΦωΦ;)
出入り口は共通なので同じ駅ではあるんでしょうけど、福岡の地下鉄だと天神と天神南みたいな感覚というか…初めての場所だと長く感じるのもあって不安で、違う方向に進んでいるのかと思ってしまいました苦笑


到着
夜のオフィス街だからか周りは車も人通りも少なく閑静で、恐る恐る覗いてみると車の奥に植木があり、照明に照らされた温か味のある優しい色の建物が見えて、入口は少し奥まった場所にあり、手前にドアマンさんらしき方がいらっしゃったので向かうと、少し離して2脚×2組の椅子が外に置いてあるのでそちらに腰かけるよう促され、名前の確認をされるも 私より前から奥でお座りになっていた方達より先に案内していただけたのですが、そういえばIDの確認がなかったのは遅刻した所為ですよね…一応スマホのメモに書きだして行ったんですが、伝えることも忘れていてすみません(´・ω・`)
電話対応もお叱りになることはなく、到着してからも前後の予定に関連した話題をして気遣ってくださり、なのに大した返しが出来ず申し訳なかったんですが、この時期の外なのに常磐さんはきちんと長袖シャツ+ベストまで着用されて涼しげな雰囲気を保たれてらっしゃったので流石だなぁと思いつつ、日中もだとしたら熱中症だとか体調崩されないかと心配にも…


室内
準備が整い扉が開くと、ホールで黒スーツを着た久屋さんが「おかえりなさいませ」と出迎えて下さったので、「ただいま戻りました」的なことを返してから謝ったと思うのですが、本来なら多分ゆっくり案内されるであろうところ、かなり遅れてのスタートになってしまったので 駆け足でご案内致しますねと、バッグをばぁやに預け 廊下から右手の白の部屋へ…
じっくり見れなかった部分も多いのですが、執事の館=ダークレッドのイメージなので、本当に松原さん橘さんが話されていたものが使われてあって出来上がりに楽しみもありました

白の部屋は6テーブル12席で、壁側は備え付けのソファータイプ・通路側は動かせる椅子タイプで、窓は無く名前の通り全体的に白でまとめられていて上品で、私は手前奥の角席だったんですが、同席のお相手の1m以上ありそうな大きなくまちゃんにビックリΣ(ΦωΦ*)
3号ちゃんは水色系の小花のワンピースを着ていて、他の席に連れてこられたくまちゃんは服や雰囲気が違って色んな子が居るみたいなので一人帰宅が続いても楽しめそうですし、子供だと等身大で喜びそうです
テーブルの上には紺の縦長のセンターが敷かれ爽やかで落ち着きがあり、テーブルに置いてある金色のベルもドレスを着た女性の形でこだわりを感じられました

何もなければ他のお嬢様方との距離は気にならないのですが、隣のテーブルとの間にワゴンを持ってこられるので、メニューが無い分お隣の方の説明時にも見れるのは有り難いものの、ワゴンを入れると結構スペースが埋まってしまい、テーブル間にワゴンや執事の方達が入ると落ち付き難い感じもあって…
まだ仮住まいだし、これから赤の部屋・緑の部屋・・・とあるのでお楽しみはそれからなんでしょうけど、オープンな雰囲気より個室の方が好みなので、執事の方達には全体を把握できるように座ったら隠れる程度の高さとか、窓が無い分 解放感あるようレースカーテンみたいな仕切りでも設置して、給仕スペース確保に4テーブル位のゆったりにする方が落ち着けていいかなぁと思ったりも…
といっても後から思ったことで、席に通された時は、案内や初めのワゴンの説明など他のお嬢様方と被らないようわざと予約時間を1組ずつずらしてあるであろうところに私が遅れたので、他のお嬢様方にも影響していたんだろうと思うと更に申し訳なかったです…
そしてせめてハンカチ位出しておけばよかったのに汗も引かないまま着席してしまい、ぬいぐるみが相手してくれることも分かっていたのでリボンでも付けてあげようかと持ってきていたのも、メモも 焦りと緊張で全部バッグに入れたまま預けてしまったんですよねぇ…苦笑


執事・ばぁや
担当の久屋さんが初めに「お帰りをお待ちしていました」と言ってくださったので、遅刻したので申し訳なくて すみませんとしか言えなかったんですが、「私も福岡出身で~」とお話しくださって親近感が
そういうところまで帰宅者に合わせて担当を組んでくださっているのかな?と思うと、更に遅れた申し訳なさもありつつ嬉しさもあって…(ΦωΦ*)
でも一緒に食べるとか相手も座っているとかならまだいいんですが、ずっと付きっきりというわけじゃないものの一人帰宅なので立って見守られていると余計緊張するし、遅刻した申し訳なさで戸惑いもあって殆ど話せなくて、どうしたらいいものかなぁと見上げると微笑み返されてしまい、何話していいか分からなくてすみませんと言う始末で、”実家に帰宅したお嬢様”とかけ離れた会話しかできなくて…苦笑
普通ならそれを導いてくださるんでしょうけど、迷惑かけているから当然だし私が謝るから窘め難かったんじゃないかなぁとか、きっと久屋さんも対応しづらくて困らせていたと思うし、最初の説明中からイヤリングを落として話しを中断させたりもしたし、色々ごめんなさいでした(´・ω・`)
慣れた自宅への帰宅というような対応は出来なかったんですが、久屋さんもまだ名古屋に来て数ヶ月なのに、私の方向音痴っぷりを見かねてか地元の交通情報の案内も持ってきて翌日の交通まで確認してくださったりと、県外からの帰宅者にとっては有り難かったので、自宅というより久し振りの別荘で地理が分からないと思えばまだ自然なんでしょうか…?
執事の館のHPで応募一覧が公開された時に、福岡の方がいらっしゃったので密かに応援していたんですが、今になって見返すと特記事項が久屋さんっぽくて…お話し下さった時も、そういえば応募されてた中に福岡の人が居たなぁと思い出したり、帰宅前も久屋さんだったら話してみたいことがあったんですが それも忘れていて、どこまで踏み込んで話していいのかも分からず止まってしまったし、色々心の中で終わってしまわず せめて料理や今まで申し付けた品についてとかもっと色々聞いてみればよかったなぁと…声もあまり出なくて跪かせることになったのも申し訳なかったです(´・ω・`)
でも あの場や久屋さんだからということではなく、兄と背格好が似てるからか 大きい人=怖いとなりがちで見下ろされるのは不安にもなるので、目線を合わせてくださるのはうれしかったり…(Φωl壁 まぁ普通なら180cm以上だと頼り甲斐ありそうとかカッコイイとかアピールポイントなるので、気にするところじゃないんでしょうけど
あと、名簿見た時から久屋さんには何か懐かしい安心感を覚えてたので、似た知り合いでも居たかなぁ??と不思議だったんですが、兄と年齢近いのと同郷の繋がりだったのかなぁ…?(ΦωΦ?)
 
ばぁやの方が接する機会は少ないものの、こんなばぁやが欲しいと思う位素敵で、やっぱり女性も居ると安心感や話せることもあるし、色々とお心遣いが嬉しかったです(ΦωΦ*)
女性としての振る舞いとか教えてもらえる ばぁやの館 な一日があっても良さそうと思ってしまいました(*´∀`*)

あとは 名簿には全員のお写真もないし、帰宅回数が増えたら一覧から担当者も一緒に見れた方が想い出深くなりそうなので、履歴の給仕内容と一緒に担当して下さったドアマン・執事・ばぁやのお名前だけでも載せてあるといいなぁと思ったり…


服装
じっくり見るのも失礼なので、視力悪いなかチラッと見えた雰囲気ですが…
向かいに座ってらっしゃったご夫婦っぽい方は、旦那様の方しか見えなかったのですがラフではないけどカジュアル寄りな雰囲気だったり、かと思えばパーティーに行けそうなくらいしっかりオシャレされている方もいらっしゃって、twitterでも帰宅に向けて美容院に行ったり服類を新調したと話されている方をよく見かけるしなぁと実感
ロリータで帰宅されたという話もお見かけしていたので雰囲気あって良さそうですし、私も自分らしく黒系で 久しぶりにゴス~ロリ系統にしようかとか、夏だしせっかくだから浴衣もいいなぁとか思ったんですが、観光にかかる時間の予測がつかなかったので着付ける時間はないだろうと止めたところ、やはり浴衣で帰宅された方もいらっしゃるようで…
当日ではないけれど自分の中では誕生日祝いとしての帰宅だったので、誕生石のアクセに合わせて夏だし重苦しくないようにと 結局チュールレースワンピース+羽織物はオフホワイト系でまとめたものの、旅行なので使い勝手のいいレース系バッグとあまりヒールの高くない歩きやすいストラップサンダル・・・と、昨夏買ったまま未使用だったものはあれど特に帰宅に合わせて新調したものは無く以前からの手持ちのばかりで、美容院も先月行ったっきりのまま腰までのストレートロングをおろして細カチューシャだけという、お嬢様としてどうなのか??という気がしなくもない感じで行ってきました(;Φωl壁 笑


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幸福の詰め合わせセットミルクチョコ系が大量にあっても食べきれないし、これからの時期保管に気を遣うので、セラーの空きも足りないので新しいうちにいくつかはプレゼントしようと思ったのですが、こちらは幸福のチョコレートのパンフレットにゴー・ミヨマークが付いていて気になったのと、BOXも後から使えるので自分用にと(*´д`*)笑
そして小さいセラーしかない為 箱のままじゃ入らないので、こちらから開封してみたいと思います


CORNĒ Port-Royal
『『コルネ』は、1932年に生まれたベルギーチョコレートメーカーの老舗のひとつです。1990年に、やはり1920年代より高級プラリネチョコレートを作ってきたヴァンパリース家のレシピを合わせて新しい『コルネ ポート・ロイヤル』が出来上がりました。2つの伝統の融合と、それぞれの創業以来のレシピを守りながら、ベルギーチョコレートの真髄を今に伝えています。
古くからヨーロッパで親しまれているチョコレート・ブランド『コルネ ポート・ロイヤル』。現在では、ベルギー、フランス、ドイツなどの主要都市にあわせて40店舗以上のコルネ・ショップがあります。また、ヨーロッパの主要国際空港の免税店や国際的な鉄道駅構内にも数多くのショップを展開し、世界中の人々にも愛されているチョコレートです。

『コルネ ポート・ロイヤル』は厳選された素材を用いて作られます。チョコレートの味の決め手となるクーベルチュールは、吟味に吟味を重ねたコルネ独自のレシピで作られています。遺伝子組み換えをした原料などは一切使用せず、さらに、HACCP(ハサップ・システム)や、トレーサビリティーなど国際的な食品品質管理の手法を取り入れながら、創業以来の職人技に磨きをかけ、より高品質なチョコレート作りに努力を重ねています。
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コルネ ポート・ロイヤル プレミアム
チョコ王国ベルギーきっての老舗。ギフトにも自分用にも、信頼度は絶大!
ベルギーチョコの神髄とも言うべきエレガントな味わいのチョコは、世界中から愛される存在。その魅力を一気に味わえる贅沢なアソートは、誰に贈っても期待を裏切りません。』
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福袋でも情報カードが付いていました
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Love & Thanks 2014 HAPPY CHOCOLATES
ベルギーチョコの神髄とも言うべきエレガントな味わいのチョコは、世界中から愛される存在。その魅力を一気に味わえる贅沢なアソートは、誰に贈っても期待を裏切りません。
LOVE&THANKS基金付き―――
この商品の価格の1%を「LOVE&THANKS基金」とさせていただき、カカオの産地であるガーナの児童労働をなくすための活動やカカオの苗木を植樹する活動に寄付させていただきます。
『幸福のチョコレート』が誰かのしあわせにつながりますように。


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商品名そのままに、型押しされた茶色のレザーボックスに焦げ茶色のブランド名入りリボンがかかり、リーフレットが通してあります
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商品の紹介文は似たような文がそれぞれ3度並んでいるので、3ヵ国語で書かれているのでしょうか…?
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ロゴ入りの厚紙を乗せてあり、その上からフィルムで密封されています
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開封するとミルクチョコとプラリネ系の甘く香ばしい香りがします
紙のカップがめり込んで変形していたり、一部溶けている物もありますが、日中25℃辺りが続いていた時に通常便で5日もかかって届いたにしてはかなり保てていて少し安心できました
今はクール便期間になっているそうなので、これから注文する場合は贈り物にしても大丈夫かもしれません

量が多いので少しずつ追記していきたいと思います(Φωl壁


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商品名:CORNE PORT-ROYAL BROWN LEATHER BOX (コルネ ポート・ロイヤル レザーボックス ブラウン (33粒入り))
名称:チョコレート菓子
原材料名:砂糖、カカオマス、ココアバター、ヘーゼルナッツ、全粉乳、アーモンド、無水乳脂肪、米粉、脱脂粉乳、植物油脂、小麦粉、ぶどう糖シロップ、コーヒー、ハチミツ、氷砂糖シロップ、小麦麦芽粉、食塩、クリーム、バニラ、ぶどう糖、無塩発酵バター、異性化液糖、ピスタチオ、大麦麦芽粉、卵白、大豆粉、粉末シナモン、乳化剤、香料、膨張剤、酸味料

内容量:480g(33個)
原産国名:ベルギー
サイズ:約22×22cm、高さ約4cm

通常価格¥6,480+税(セール価格¥5,179+税):福袋 / フェリシモ 幸福のチョコレート

 →本体価格のうち68円は「LOVE&THANKS基金」 として運用されます。(基金部分は非課税)


 

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Frédéric Casselは、フランスの老舗シルバーウェア クリストフルとコラボしたハート型のブックマーカー付きの「ラブ・ストーリーズ」も気になるところだったのですが、全体的にこちらのモモン・デュ・ショコラの方が好みな味そうだったのでサロン・デュ・ショコラ初日に購入してみました

サロン・デュ・ショコラ2014公式サイトより…
Frédéric Cassel フレデリック・カッセル フランス/フォンテーヌブロー
ショコラタイムは、マジックタイム。
「いつでもショコラの時間だよ。朝→午後→夕方→夜→夢。」カッセル氏が5つの粒で表現したのは1日のショコラの楽しみ方。「食べる人を、優しく癒やしたり、元気づけたり。ショコラの魔法のチカラを感じてください。」大切な人とショコラがくれる夢のような時間を、ともに愉しんで欲しいという願いが込められています。
1994年にフォンテーヌブローに開店。2003 年にルレ・デセール会長に就任。2013年「クープ・デュ・モンド」フランス代表監督として、チームを優勝へと導いた。』


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革を模したようなマットな黒い箱に側面まで銀色で型押しされていて、赤地に白文字でブランド名がプリントされたリボンがかかって、裏面の原材料等のラベルで留めてあります
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プロフィールによると、『ロゴマークのエンジェルは彼自身が描いたもので、「僕はお菓子の天使だから」。食べた人の顔から笑顔がこぼれるようなお菓子を、そして愛情と情熱を注ぐパティシエという職業を若い世代に伝えていくことが使命だと言います。 』

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「Aux rendez-vous d'amour, tout mon temps t'appartient et pour toujours・・・」

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開けると両面刷りの説明書きと、表:白×裏:茶の厚紙があり、1粒ずつカップに入っています
「一日中どんな時にでも楽しめるショコラの魅力を時間軸で表現。
朝のパワーの源であったり、一日の疲れを癒す方法であったり...
フレデリック・カッセルが贈る5つのショコラタイム。
大切な人と分かち合える素晴らしいひとときを演出します。」
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パッと見はハート型のレース模様に見えますが、時計をテーマにしてあるからなのか歯車が集まってハートになっていて珍しい柄な気がします
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MOMENTS DU CHOCOLAT (モモン・デュ・ショコラ)
「一日の中でショコラを楽しむとき、それは様々なシュチュエーションを連想させます。
朝のパワーの源であったり、食後ほっと一息
そして一日の疲れを癒す方法であったり・・・
5つのショコラタイムにおすすめするボンボンショコラ。
大切な人と分かち合える素晴らしいひとときを演出します。」

サロン・デュ・ショコラHPでは「〈いつも一緒に〉 朝のチャージに、午後のひとときに、お食事のあとなどに。24時間フル体制。」
公式ムックでは「1粒食べるごとにひとつずつ過ぎていく時間 時計をイメージした箱の中 5つのショコラが時を刻む フランス人の朝に欠かせない「カフェ」。午後のおやつの時間は「テ(お茶)」。「シャンパン」は夕刻のアペリティフタイム。「コニャック」は書庫後のひととき。「カルダモン」はお休み前のショコラをイメージ。」と紹介されていました

ということで、テーマに合わせてモーニングからいってみたいと思います



Morning / Café カフェ
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「アラビカ種のコーヒーを使い、軽やかな苦みが小気味よいガナッシュショコラ。
一日のスタートにパワーをもらえる一粒。」
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コーヒーには疎いのでさっぱり分かりませんがアラビカ種100%のコーヒーを使っているということで、切る前からコーヒーの苦味ある香りがして、切ると苦さよりコーヒーの美味しそうな落ち着ける香りになります
コーティングはしっかりビター感があり少し酸味と甘味を感じれて、コーヒーガナッシュはクリーム感が強いけど爽やかで、初めの香りからのイメージとは違い爽やかな甘味が強く思ったより食べやすかったです



Afternoon / Thé テ
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「ダージリンのフローラルな香りを閉じ込めたガナッシュショコラ。紅茶のデリケートな香りを引き立てる柔らかな苦みのチョコレートを使用。午後のリフレッシュに食べたい一粒。」
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ムックでは「Afternoon:THE ダージリン」と書かれていて、切る前から少し紅茶らしい香りを感じ、切ると香りが増して紅茶の美味しそうな香りが漂います
コーティングは香ばしい甘味があって苦くはないけどビター感があり、ガナッシュは紅茶の旨味が出ていて味わい深く、一緒に食べるとコーティングの香ばしい甘味が残るのでガナッシュの紅茶感が弱まってしまい、紅茶好きなのでガナッシュだけで食べたくなります



Evening / Champagne シャンパーニュ
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「マールドシャンパーニュを使ったガナッシュショコラ。
味わいを引き立てる酸味と苦みが程良いマンジャリを使用。
アペリティフの前にシャンパーニュとともに味わいたい華やかな香りのエレガントな一粒。」
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切る前からほのかにワインっぽい爽やかさのあるアルコールの香りがして、切ると軽やかに爽やかな酸味を感じ、コーティングにも少し移っているので爽やかさのあるビターな味わいで、ガナッシュは香りから想像するよりしっかりアルコール感がありますが、ワインは苦手で飲めないけどこれはフルーティーな爽やかさがあってガナッシュだけでも美味しいと思えるし、一緒に食べるとコーティングのビター感と爽やかなアルコール感を両方感じられて食べやすかったです



Night / Cognac コニャック
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「あくまでも主役はカカオにありながらも、しっかりとしたコクと力強い味わいを感じるコニャックのガナッシュショコラ。食後にシガーとともに楽しみたくなる、高貴な香りの大人の一粒。」
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切る前からアルコールが入ってるのが分かる深みある洋酒の香りがして、切ると少し酸味のある熟成したような香りに感じたのですが、香ばしさと苦みのあるしっかりビターなコーティングにコニャックが移っていて、ガナッシュはほんのり酸味と シャンパーニュよりアルコール感があって、一緒に食べると程良くなりますが大人な味わいです



Dream / Cardamon カルダモン
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「キャラメルの香るミルクチョコレートにスパイスとしてカルダモンを加えたエキゾチックで官能的なガナッシュショコラ。
大切な人と過ごす夢心地の時間からインスパイアされた一粒。」
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ムックではMidnightとなっていましたが、ミルクキャラメルという感じの優しい甘い香りで、切ると少しオレンジっぽい香りも加わり、香りで感じたよりコーティングはミルク感が強くキャラメルはほんのり程度で、ガナッシュもカルダモンは少々という感じのまったり優しい味わいで、ビター派には甘いですが 一日の終わりに疲れを癒してくれそうです


この中ではダージリンとコニャックが好みで、ガナッシュだけ食べたくなる感じですが(笑、プリントがあるからか全体的に上部だけコーティングが厚く噛み応えあり、見た目の色合いも味もそれぞれ楽しめて良かったです



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商品名:MOMENTS DU CHOCOLAT
名称:チョコレート
原材料名:生クリーム、カカオマス、砂糖、転化糖、ココア、バター、ココアバター、砂糖、グルコース、コニャック、マールドシャンパーニュ、ダージリンティー、コーヒー、香料、乳化剤(大豆由来)、着色料(赤色40、赤色102、青色2、黄色4、黄色5、二酸化チタン)
※アーモンド、ヘーゼルナッツ、クルミ、ピスタチオなどのナッツ類を扱うアトリエにて製造しております。
内容量:5個入り
原産国:フランス
2,100円/岩田屋 サロン・デュ・ショコラ催事場

何故か砂糖が2回出てくるのが気になるところです(Φωl壁 笑



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ブースにおいてあったリーフレットは両面印刷で4面ずつの8ページでした
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ショップバッグの正面は茶色地×オレンジで、側面は逆にオレンジ地×茶となり、持ち手の紐は茶色で、内側にURLが書かれています
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25周年を迎えたJEAN-PAUL HÉVINは「ベストオブ」を今年のテーマとしていて、ボワットゥ ショコラ ベスト オブ ラムールという25周年祝いの自信作ばかりの新作入りアソートや、新パッケージとリンクしたストライプ・ドット・千鳥柄などをあしらったクチュール等もあって色々気になったのですが、このベストオブJPHは公式ムックで
これぞまさにBEST OF JPHを代表するショコラ
今回のサロン・デュ・ショコラのセレクションボックスに入る3種のショコラに、C.C.C.で過去に5タブレット(最高位)を受賞したショコラ6種を詰め合わせた、まさにベストな一箱。これを逃したら後悔するかもなアイテム。」
と紹介されていて、SELECTION La Magie(「マジック:カシスの果肉、バジルを使用したショコラレのガナッシュ」で参加)と1つ被るものの、5タブレット受賞6種に惹かれて選んでみました

こちらはフランスでのサロン・デュ・ショコラ2013にて、C.C.C.より発表された大賞「アワード・ドゥ・ショコラ」で、例年に引き続き最高評価である5タブレットアワードを受賞したことを記念して発売されたもので、2種のスペシャルボックスがあり、もう一つの「ボワットゥ ショコラ セレクション 12個入 CCC」には、2011年~2013年にかけてC.C.C.で5タブレットアワードを受賞したボンボンショコラだけが詰め合わせてあって、カオ・マノン・ポメロ・ゼンゼロ 各2個 / タア・1502・カリュパナ・ウーマン 各1個で4,020円(税込)という内容で昨年12月にオンラインブティック限定で販売され、こちらのベスト オブ JPHは2014年1月22日(水)~2月14日(金)に日本で開催されたサロン・デュ・ショコラの会場限定での販売ということでした
因みに、今年の審査対象となったボンボンショコラは「1502」「マノン」「アナプルナ」「トログロディット」「ゼンゼロ」の5種類で、アナプルナとトログロディットは日本未入荷商品ですが、「今年も見事なまでの完璧なボンボンショコラの味の完成形を披露してくれた。完璧をさらに完璧にする彼の仕事には驚かされる。クラシックな美しい四角いボンボンショコラの中には味の宝物が秘められている。その秘訣は彼の“想像力・経験・大胆さ”だろう。全てのショコラの風味、香りは官能をくすぐり、トログロディットのプラリネは聴覚をも愉しませてくれる」と評価されたそうです

ということで、サロン・デュ・ショコラの会場で2/1に買おうとしたんですが14日までしか日持ちがせず、今後も順次入荷していくという事だったので初日は見送り、翌週8日に買おうとしたら売り切れていて、翌日には再入荷するということだったので11日にも寄ったのですがまた売り切れで、再入荷も分からないという人気っぷりで…
店員さんに写真を見せつつ尋ねても商品のことを把握してなかったり、サロン・デュ・ショコラ限定品なのでサロン・デュ・ショコラ会場でしか取り扱わないと言う方も居れば、地下の店舗でも買えると言う店員さんもいて、再入荷については直接問い合わせて下さいと言われたので地下の店舗に行ってみたところ、どうやら予約出来たみたいで…11日の時点で2個までなら取り寄せ可能という事だったので予約購入したのですが、サロン・デュ・ショコラの会場ではそれまでどの店員さんも予約出来ることを話されなかったので、てっきり無理だと思い込んでいました(ΦωΦ;)笑
25周年祝いのラムールの方が人気あるかと思っていたものの、そちらは11日でも在庫があり、専門家絶賛 女性がご褒美に食べたいチョコ10品 では6個入りのボワットゥ ショコラ ベストオブが1位になっていました


サロン・デュ・ショコラ2014公式サイトより…
JEAN-PAUL HÉVIN ジャン=ポール・エヴァン フランス/パリ
次なるベストをめざしていきます。
パリのメゾンが25周年を迎えたというエヴァン氏。「“Best of ”というテーマを今年は掲げています。今までのひとつの区切りというか、集大成。それをショコラでお見せできれば。」世界中のトップショコラティエからも尊敬を集める彼の感性、独自のヴィジョン、味や素材への探究心。彼という存在そのものが、まさにベスト・オブ・マジなのかもしれない。
言わずと知れたショコラ界の重鎮。1986年にM.O.F.を取得し88年に独立。現在パリに4 店舗、日本に9店舗、アジアで4 店舗を展開。2013年にメゾン誕生25周年を迎えた。』

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「ブランドカラーであるカストールとミッドナイトブルー」と紹介されていたのですが、カストールという色を初めて知りました
布の織り目のような質感の箱に、赤いハートとAMOUR TOUJOURS(愛はいつまでも)と書かれてあって、箱の中央と同じデザインのプレートが付いたゴムで留めてあります
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落ち着いた色合いながら、蓋の側面が大き目のドット柄で可愛さもあります
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蓋を開けると箱の材質なのか不思議な香りがして、茶色の枠の下に透明のフィルムがかかっているだけで説明書き等は入っていません
パッと見ただけだと11個入りに思いますが、下段右から2番目は2枚重なって入っていて、上段が5タブレット受賞作・下段がサロン・デュ・ショコラのセレクションボックス限定のボンボンショコラになっている様です
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ボワットゥ ショコラ 12個入 ベスト オブ JPH
「クラブ・デ・クロクール・ド・ショコラ(C.C.C.)より発表された大賞「アワード・ドゥ・ショコラ」において、これまでに5タブレットアワードを受賞したボンボンショコラ「1502」「ウーマン」「カリュパナ」「ゼンゼロ」「マノン」と、サロン・デュ・ショコラ限定販売の新作ボンボンショコラ「マジック」「MOF 2014」「シャリテ」の詰め合わせで、名作も最新作も味わえる、ジャン=ポール・エヴァンを代表する至福の一箱。」



1502(キャーンズサンドゥ) Ganaches Nature(ガナッシュ ナチュール)
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「深い香り、ほどよい苦みが魅力の味わい深いビターガナッシュ。 5タブレットアワード受賞」
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シンプルな長方形で、切る前は少しスモーキーな落ち着いた香りだったのに、切ると酸味のありそうな香りが漂ってきて、コーティングはビター感が強く苦味がありますが、ガナッシュは少し酸味寄りのフルーティーさを感じる味わいで、後味もビター感が強めですが苦すぎず、コーティングは薄いけど残るのでガナッシュに深みが出ます
名前はコロンブスがカカオ豆を発見した年に由来しているそうです



Carupana(カリュパナ) Ganaches Épicées(ガナッシュ エピセ)
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「3種類のハチミツを加えたガナッシュの豊かな風味となめらかな口あたり」
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角に丸みのある菱形で厚さ1cmと この中では薄めな方で、コーティングは少し酸味寄りでビター感があり、ガナッシュは3種のハチミツを加えたというだけあって深みのある味わいで、ハチミツと言っても甘すぎず、コーティングの方が残るので後味はビター感もあり、自然味のある素朴な味わいです



Woman(ウーマン) Ganaches Épicées
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「煎茶風味のガナッシュと、ベルガモット風味のパートダマンド(アーモンドペースト)の繊細な組合せ。」
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暗がりで見ると1502と似ていますが、こちらには上部にうっすら3本のラインが入っています
切る前は渋みのありそうなお茶の香りが感じられ、切ると香りは強くなるんですがベルガモットも混ざって良い香りで、コーティングはしっかりビター感があり、上層のガナッシュは香りで感じたよりスッキリした味で甘味を感じて、下層のパートダマンドは大きさに差があるので舌触りを楽しめて、ベルガモットの風味が豊かで上品に香っているのでそれだけで食べたい位で(笑、ガナッシュもパートダマンドも控え目な甘さですがコーティングの苦味が気にならない位にバランスよく調和しているので、ビター派じゃない方に食べやすいと思います



Zenzero(ゼンゼロ) Ganaches Épicées
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「しょうが風味のガナッシュにハーフビターチョコレートを組合せた刺激的な味わい。 5タブレットアワード受賞」
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ビターらしい色味で角に斜めに2本盛り上がったラインが入っていてシャープな印象なのと、刺激的な味わいということで、他のブランドのようにショウガを食べているかのようなもっと強い味をイメージしていたのですが、切る前は普通のビターな香りで切っても甘味のありそうな香りがして、近づくとやっとショウガの香りが感じられる程度なので、ショウガの味は強くなくてちゃんとチョコを味わえます
刺激的とするには物足りないですが、スパイシーなものよりチョコを味わえる方が好きなので、逆にこれ位のほのかさが調度良いです



Manon(マノン) Chocolats Lait(ショコラ レ)
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「キャラメル風味のムースガナッシュとミルクチョコレートのやさしい組合せ。 5タブレットアワード受賞」
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正方形の対角線上に3本の盛り上がったラインがありミルクチョコらしい香りがして、切るとキャラメルの良い香りに変わり、コーティングはリッチなミルク感があって、ガナッシュはキャラメルらしい深みのある甘さですが、ムースガナッシュというだけあって他のものより早くスッと溶けていくので甘さは後に引かず、優しい味わいで食べやすいです



マジック
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「カシスの果肉、バジルを使用したショコラレのガナッシュ。 セレクションボックスLa Magieに入っているサロン・デュ・ショコラ限定販売の新作」
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こちらも正方形で端に2本の盛り上がったラインがあり、ミルクチョコの香りの間に仄かにカシスの香りとバジルの爽やかさを感じられ、コーティングはキャラメルのような深い味のミルクチョコで、ガナッシュはしっかりとカシスの味が感じられてフルーティーで、ほんのりバジルの風味が意外とミルクチョコのキャラメルのような味と合っていて、ミルクチョコの味わいがカシスに深みを出しています
La Magieで食べた時と少し違うように感じるので、やはりセレクションボックスは他の強い香りの物が移っていたようですね苦笑



M.O.F. 2014
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「ショコラノワールのガナッシュ、ハチミツ風味。 M.O.F Selection Box 2014に入っているサロン・デュ・ショコラ限定販売の新作」
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端に3本ラインが入っていてビターな香りで、切ってもハチミツらしさは感じず、コーティングは苦味のあるビター感で、カリュパナの方がハチミツの深い甘味はあったように思いますが、こちらの方がハチミツらしさを感じる味で食べやすいです
検索すると何人もM.O.F Selection Box 2014を購入した方を見かけるのですが、公式サイトにもムックにも載っていないし、福岡の会場では初日でも見かけなかったのですよねぇ…他のセレクションボックスより数量が少ないとか販売地域が限られていたのでしょうか?(ΦωΦ?)



シャリテ
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「ショコラノワールとレのガナッシュにバニラカプチーノを合わせた一粒。 Charity Boxに入っているサロン・デュ・ショコラ限定販売の新作」
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こちらは一際大きいですが6mm位の薄さで2枚重ねて入っており、筆で塗ったような赤い色が沈むように乗っています
切る前はビターな香りでしたが、切るとミルクの入ったコーヒーの良い香りがして、コーティングは苦味があり、ガナッシュは香りから感じた様にカプチーノらしい優しい味わいで、コーティングのビター感が加わって深みが出てよりコーヒーらしくなり、薄い分コーティングが残りやすくて後味は苦めです


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マジック裏面・シャリテ裏面
マノンの所で写っていますが、裏面にブランド名が刻まれていて手が込んでいます


5タブレット受賞作の中だと1502が、サロン・デュ・ショコラ限定新作の中だとマジックが好みでしたが、全体的にコーティングは薄く密で、フィリングはたっぷり詰まっているのにしっとりと滑らかで先に溶けてしまうので余計にコーティングの味が残りやすくて、ビターチョコは苦みもあるしっかりしたビターな味が多いのでビター派には嬉しいですが、ビターコーティングが多いのでホワイト~ミルク派の方には苦く感じるものが多いんじゃないかなぁ?と思います

公式ムックを読んだだけだと、5タブレット受賞作6種+セレクションボックスに入る3種+その他3種の計12個になるのかと思い込んで購入していて、ニュース記事を見ると5タブレットは5種しか挙がっていないし、開けたら11個に見えるしで不思議に思ったのですが(笑、1502とサロン・デュ・ショコラ限定の新作3種は各2個ずつ入っていて8種で計12個になり、上から5種は通常1粒330円ということです




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商品名:ボワットゥ 12個 ベストオブ JPH
名称:チョコレート菓子
原材料名:砂糖、カカオマス、生クリーム、カカオバター、バター、全粉乳、転化糖、はちみつ、牛乳、カシスピューレ、アーモンド、コーヒー、バジル、緑茶、バニラ、ジンジャー、食塩、そば粉、乳化剤、着色料(赤40、赤102)、(原材料の一部に大豆を含む)
内容量:12個(8種)
原産国:フランス
4,693円/JEAN-PAUL HÉVIN 岩田屋博多店



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ショップバッグはしっかり厚みがあり、白地で側面まで色々なイラストが描かれていて、内側は銀色で、持ち手は所々絞りの入った黒いリボンになっています
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ショップバッグと同じ柄のリーフレットがブースに置いてあったのですが、このベストオブJPHは載っていませんでした
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「ジャン=ポール・エヴァンの25周年にあたり、ご愛顧くださっている皆様に25年分の幸せをお祈りします。
   ジャン=ポール・エヴァン」
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サロン・デュ・ショコラの福岡会場に置いてあったジャン=ポール・エヴァンのマジテイストなウサギちゃんとリアルサイズの銀色のハイヒール
地域によって展示が違ったようで、東京ではリスの写真を見かけました


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