ショコラコーディネーター市川歩美さんのチョコレート特集が載っているSweet2月号が気になっていたら 調度良く美容院にあり、ミッシェル・ショーダンのタブレットを見誤っていたことに気付いて、蝶や花びらが舞うバレリーナの可愛らしい見た目とビタータブレットがメインになっている所に惹かれたので 今年はバルリンを買おうと思ったのですが、サロン・デュ・ショコラ福岡の開催前に三越のブースで尋ねてみたところ 残念ながら福岡ではサロン・デュ・ショコラ会場も他の売り場でも取り扱いしないということで…
それならばと、コラボ商品も珍しいのでマンディアンタブレットを買ってみようかと思いつつ、もしトークショーの日に寄れたらまた昨年のような可愛らしいサイン頂けるかしら(*´∀`*)…と のんびり構えていたら(笑、31日には既にサロン・デュ・ショコラ会場分は完売し、三越も残り3個になっているという情報を教えてもらったので、帰りに三越に寄って購入してきました
その後テレビで感謝チョコとしてこちらが紹介されたそうですが、元々の生産数が少ないのか? 1/31の時点でこの状況だったので、テレビを見て興味を持った方はかなり入手困難だったのではないでしょうか…?(ΦωΦ;)
こちらもドゥバイヨルのモントシエルやピエール・エルメのガレと一緒に友人にお裾分けしたので、開封前の写真がないため想像でお楽しみくださいませ


Michel Chaudun ミッシェル ショーダン フランス/パリ
ショコラで愛を語ろう。
未来へ、新しい時代へ。ショコラの美味しさを多くの人たちに伝えたい、ショコラで愛を伝えたい — そんな熱い想いを、キーボード型のショコラに託して。心に響くショコラの魅力を届けます。
数々の有名菓子店のシェフを務め上げ、1986年にアトリエをパリ7区にオープン。1991年に日本進出し、優れた独創性と技術は専門家からも常に高い評価を得ている。


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ショコラ ノワール オ フリュイ セック

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商品名:ショコラ ノワール オ フリュイ セック 
名称:チョコレート菓子
原材料名:カカオマス、砂糖、ココアバター、アーモンド、オレンジピール、ピスタチオ、ペカンナッツ、ヘーゼルナッツ、グリーンレーズン、イチジク、いちご、クランベリー、バター、植物油、乳化剤(大豆由来)、香料、酸味料(クエン酸)、酸化防止剤(亜硫酸塩)
内容量:1枚 (サロン・デュ・ショコラ公式:160g、京橋千疋屋:約150g)
サイズ18×10×4.5cm
賞味期限:2015年2月26日 (1/31購入)
価格¥2,916(税込):2,700+税216=2,916円 / 福岡三越 バレンタイン催事場


ショコラ ノワール=chocolat noir=ビターチョコレートだし、フリュイはパード・ド・フリュイなど馴染みがあるのでフルーツだと分かるものの、商品名のセックって何だろう??と思っていたのですが、 fruit sec(fruits secs)=ドライフルーツや木の実 ということで、chocolat noir au fruit sec(fruits secs?)で翻訳をかけると「ドライフルーツとダークチョコレート」になり納得
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波のようなデザインでミッシェル・ショーダンが茶系の濃淡・千疋屋が緑系の濃淡で描かれ、箱の受け側は更に濃く 焦げ茶色で、詳細シールは深緑 と全体の色合いを揃えてあり、タブレット1枚にしては箱が大きく4.5cm程も厚みがあって、2本切り目の点線が入った透明の四角いシールでサイドを留めてあります
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友人に分けたあと適当に片付けてしまったので包装の記憶も曖昧ですが(苦笑、コラボ商品なのにその経緯や京橋 千疋屋に関してなどの説明書きも いつものミッシェル・ショーダンのカードも入っておらず、乾燥剤入りの厚手のビニールで密封されていて、その上にドライフルーツを保護するようにクッション材が乗せてあったように思います
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箱の受け側は内側が金色で 片側だけ底から繋がったタブがあり 取り出しやすいようになっていて、普通のマンディアンの倍以上乗っているんじゃないかというくらい大きなドライフルーツが豪快に盛り付けられていて 箱が大きいのも頷けます
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コラボ商品だからこそリーフレット等あると良かったのですが、サロン・デュ・ショコラ公式サイトのミッシェル・ショーダンのページでも商品写真だけで紹介文すら無くて…(ΦωΦ?)
千疋屋のバレンタイン通販ページがまだ見れたので、参考にそちらの情報を


京橋千疋屋 2015バレンタイン
京橋千疋屋バレンタインデー限定 ショコラ ノワール オ フリュイセック 数量限定 ドライフルーツタブレット
ミッシェルショーダンの手により京橋千疋屋の厳選ドライフルーツが贅沢ショコラに♪
バレンタインデー数量限定商品。濃厚なビターチョコと甘酸っぱいドライフルーツの共演!
ミッシェルショーダンがオリジナルブレンドで仕上げたビタークーベルチュールのチョコに、京橋千疋屋が厳選した ドライフルーツ&ナッツをふんだんにトッピングした、コラボレーション商品です。 ドライフルーツ&ナッツは、9種類トッピング。 苺やオレンジピール等、甘酸っぱいドライフルーツと濃厚かつ少しビターなチョコは絶妙な味わい。 期間限定、数量限定の チョコレートをこの機会に是非ご賞味下さい。

■ミッシェル ショーダン プロフィール
14歳から修行を始め数々の一流菓子店のシェフを勤め、1986年にパリ7区の高級住宅街に自身のアトリエをオープン。造形的なショコラティエとして評判な彼の上品で繊細なショコラはパリジャンの間でも認められ、1991年日本進出を果たす。以来、ショコラをはじめと した本場パリの味わいや日本限定商品など評判を得る。

■トッピングは9種類。新感覚のショコラ
アーモンド 、ピスタチオ 、ぺカンナッツ 、ヘーゼルナッツ オレンジピール 、グリーンレーズン 、イチジク 、イチゴ 、クラン ベリーの合計9種類のトッピングがショコラの上に乗っています。 噛むたびに口の中ではじけるイチジクにサクサクのクリスピーな味わいが絶妙!イチゴやオレンジピールの甘酸っぱさ、 香ばしくローストされたナッツの香りとそれぞれが競合すること なくビターなチョコレートに融合し、タブレットを齧るたびに新しい食感に出会える新感覚のショコラを生み出しました。ミッシェルショーダンとのコラボレーションにて完成した京橋千疋屋のNEWショコラを是非ご賞味下さい。

■サロン・デュ・ショコラに出展。
サロン・デュ・ショコラはフランスのパリで誕生した世界最大級のチョコレートの祭典。今年パリは20周年を迎えここ日本では13年目の開催となります。本ショコラもミッシェルショーダンのショコラとして出展致しました。》


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チョコレート部分はなだらかな台形の4×6ブロックで、7.2~7.7×15.2~15.5×0.8cm位のサイズにドライフルーツやナッツがチョコの厚み以上に盛られています
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溝がある面は甘さの方が感じられる香ばしい香りなんですが、これだけドライフルーツが多いのに断面からはしっかりとビターチョコのカカオ感が香り、チョコレート部分だけでも美味しそうです
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タブレットの厚みはありますが、ドライフルーツはただ上に乗っているのではなく 減り込んで埋まるように乗せつけられていて、チョコレート部分のみで食べるのがかなり難しい程にタブレットの中にも細かいナッツやドライフルーツが散りばめられているので、厚く重そうな見た目に反して随分と軽くカリッとサクサクしていて、ふんだんなナッツで香ばしさが増しつつ 混ぜ込んであるドライフルーツだけでもしっかり甘味も感じられ、後味の方がビター感が出てきます
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・アーモンド:味わいも食感も軽くカリッと香ばしい素朴な味わいで、チョコと一緒の方が差が出るのでアーモンドを楽しめます

・ピスタチオ:ピスタチオにしては味わいは軽めなので 特有の風味が苦手な方にも食べやすそうで爽やかさがあり、ナッツらしい油分がまろやかに香ばしくチョコと馴染みます

・ぺカンナッツ(ピーカンナッツ):チョコと一緒だと味が負けてしまいがちなんですが、サクサクッと軽く噛むほどにナッツらしい甘味と香ばしさが広がっていき、ナッツの油分も軽やかです
ペカンナッツを使ったチョコも多くなりましたが、こんなに大きいまま使ってあるものは今まで食べたことがなかったので、クルミ科なだけあって詳細を見る前はクルミなのかと思っていました(ΦωΦ;)笑

・ヘーゼルナッツ:カリッと歯応えが良く、噛むほどに香ばしさとナッツの甘味が広がっていきペカンナッツより爽やかで、チョコの中のナッツと相まって更に香ばしく楽しめます

・オレンジピール:中に散りばめられているオレンジピールはしっかり甘味がある気がするんですが、上に乗っているものは砂糖控え目にしてフルーツの甘味を活かしてある感じで、ピールらしい苦味も楽しめつつピールだけでも食べやすいくらいに整えてあるので、ドライフルーツが全部オレンジピールになっていたら1枚ぺろりと食べれそうな位に オレンジの爽やかな甘味とナッツ入りの香ばしいチョコのハーモニーが軽やかで食べやすいです

・グリーンレーズン:しっとりというより少しねっとりという位にドライフルーツにしては水分多めで、普通のレーズンより爽やかさがありながらしっかり甘味もあってチョコとの馴染みもよく、普通のレーズンだと赤紫系で暖色が多くなってしまうところを ピスタチオと共に緑系が増えるので見た目にも色合いを楽しめますね

・イチジク:種がプチプチッと軽く弾けて、軽い食感から口の水分を含んでしっとりといちじくらしく戻っていき 香ばしさと甘味が出てきて自然な味わいで、種の食感がチョコに散りばめられたナッツと相まって更に軽さもあるのに、果肉の少しねっとりしそうな位のしっとりした実の部分がチョコにとろみを与えてイチジクらしい味わいもしっかり感じられ面白いです

・イチゴ:フリーズドライのようにもっとサクサクしているのかと思ったのですが、セミドライなのか全体がマシュマロのようにふわふわしていて イチジク程多くはないものの種のプチプチ感が残っているので食感の差が面白く、苺らしい甘酸っぱさも穏やかで、チョコと一緒に食べる時はチョコにオレンジピール等が入っていると負けてしまうくらい優しい味わいで、よくあるイチゴチョコらしい味ではなく こちらも自然の風味が生きているのがいいですね

・クランベリー:ほんのり甘酸っぱさを感じた後にじわじわとドライフルーツらしい深い甘味が出てきて落ち着いていくんですが、チョコと一緒になるとチョコとの差でクランベリーらしい甘酸っぱさが強まってしっかり持続しつつチョコらしさも味わえて バランス良く楽しめます


ガナッシュとかでもないタブレット+ドライフルーツで 乾燥剤も入っている割に賞味期限が短いと思っていたのですが、完全なドライではなくセミドライ程度のようなので、その所為なんでしょうね
7日に開封して友人にお裾分けしたあと ジップロックに入れて保管していたのですが、セミドライだったなら出来立てで食べる程もっとジューシーに味わえていたのかもしれません
でも、チョコ部分だけでも中に散りばめられたナッツやドライフルーツが生きていて味も食感も楽しめるし、ビターらしさもありながら苦味もなく誰にでも食べやすいのと、上に乗ったドライフルーツやナッツも強い癖がなく自然な風味を楽しめて、普通のマンディアンタブレットよりボリュームがあり色合いや見た目も楽しめるので、贈り物とすると板チョコ=安物・義理チョコ、ボンボンショコラ=高級・本命チョコというイメージがあったりしますが、こちらのタブレットなら味・見た目共にプレゼントにしても幅広く喜ばれるのではないでしょうか?



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